この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

ICIカスタムフェア@有明

2016-06-12 21:52:28 | スキーの話題一般

今年もスキー用品の最新モデル展示会であるICIカスタムフェアが有明会場で開催されましたので行ってきました。

今年の僕のターゲットはウエアとゴーグル。

ウエアは来るシーズンにて買い換えたいと思っているのですが、カタログをいろいろ見ていても、よさげなイメージが掴めません。カスタムフェアで試着もしてみたのですが、まだこれと言った候補も出ず。

ゴーグルも昨シーズンに買い換えたものの、曇りどめ機能に不満あり。各メーカーのテクノロジーと工夫を聞いて回って品定め。取りあえず、swanかなぁ。

各メーカーの開発の最先端に触れることができるこのカスタムフェアに参加できることは本当に幸せなことです。

そして本会場でも「秀斗さんとのビデオDVDを見ました」とお声掛けいただきました。こんなしょぼいスキーヤーですが、お声掛けくださるだけでも元気が出ます。この場を借りまして感謝いたします! ありがと~!

さーて、来シーズンは何を買いますかね~(笑) カスタムフェアは次回は汐留会場もありますよ。まだまだ検討しますよ~


今シーズンの振り返り

2016-06-05 12:19:24 | スキーの話題一般

ご無沙汰しております。仕事で部署が変わったりして環境が変わり、4月に入ってからは全くスキーに行けず、結局、都オープンマスターズが滑り納めとなってしまいました。

さて、恒例のシーズン振り返りを行います。シーズン滑走日数は19日という少なさでした。雪不足でシーズンの前後半でゲレンデ状態が悪く、滑りたいという気分があまり湧いてこなかったのがまず要因。

あと、昨シーズンクラウンを取って基礎スキーヤーとしての目標をすべて達成し、2級を取り始めてから12年間にわたる検定受検モードに一区切りつき、今シーズンはお休みのシーズンにしたかったというのがもう一つの要因でした。

そんな感じでしたので、特段の目標というものも設定せず、クラブキャンプと技術選以外は家族とまったり滑るだけのシーズンになりました。

技術選は都マスターズ選の2大会のみ参加しました。第1戦はクラス5位、第2戦は14位。2戦合計での総合成績は4位でした。滑り込み不足が如実に表れた成績でした。

来シーズンをどんなシーズンにしようか、まだ考えがまとまっていませんが、しばらくはオフシーズンを満喫(笑)して、ゆっくり答を出してゆきたいと思っています。


オープンマスターズ技術選参戦記

2016-04-04 20:25:37 | スキー技術選

菅平高原スキー場にて開催されたオープンマスターズ技術選に参戦してきましたので報告します。

前日の練習日も当日も快晴の良い天気となりました。

大回り: 255点(クラス15位)

自分の好きなスタイルである「かかと荷重による低いポジションでの曲げ切り替え」で滑りました。本大会で求められる「エレガントな滑り」には合致しない滑りで案の定の低得点。でもビデオでみるとイメージに近いまあまあのシルエットに。

小回り: 256点(クラス14位)

小回りは谷回りから板をしっかり踏めているポジショニング、上体と下肢の連動を今シーズンのテーマにしています。急斜面・悪雪斜面・氷斜面でも板がしっかり動いてスピード感がありながらもコントロール性のあるカッコいい小回りを研究してきました。

でもビデオで見ても自分のイメージにはほど遠くまだまだな感じ。そしてエレガントじゃないので納得の低得点。

フリー: 259点(クラス8位)

もう順位は期待できないので思い切って行きました。ただ、雪質が柔らかくコース長も短いのでスピードのあるダイナミックな滑りはできませんので、リズム変化で躍動感がでるように滑ってみました。ギルランデが上手になってきました(笑)。3種目のなかでは比較的高得点。

総合成績: 770点(クラス14位)

閉会式では主任ジャッジの大平成年さんから「筋肉ではなく骨で滑る滑りを評価した」とのいつもどおりのコメントがなされました。でもまだまだ「筋力でカッコよく滑りたいお年頃」(笑)なんですよねぇ。

これで今シーズンの大会は終了。滑り込み不足と相まって、今シーズンの技術選はいまいちな成績となりました。また来シーズン頑張ります。


テクニカル・クラウン検定会開催@熊の湯のお知らせ

2016-04-03 13:34:21 | スキーの話題一般

所属クラブにてテクニカル・クラウン検定会を開催します。

締切が迫っていますが、まだまだ申込可能の模様です。奮ってお申し込み下さい。

2016 クラウン・テクニカル プライズ検定

 

主管

(一財)東京都スキー連盟

主催

サンフィッシュスキークラブ

共催

トムテスキークラブ、世田谷区スキー協会

 

 

会場

長野県 志賀高原 熊の湯スキー場

日程

2016年4月9日(土)事前講習     ~     10日(日)検定会

 

4月9日

受付

8:45 ~ 9:10

熊の湯スキー場

レストランベルドール前

 

 

開講式

9:15 ~

 

 

 

午前講習

9:30 ~ 11:30

 

 

 

午後講習

13:00 ~15:00

 

 

4月10日

受付

8:45 ~ 9:10

熊の湯スキー場

レストランベルドール前

 

 

開会式

9:15 ~

 

 

 

検定開始

9:30 ~

 

 

 

検定結果発表

検定終了時に時間と場所を告知

 

 

 

 

検定員

SAJブロック技術員、SAT教育本部専門員、A級検定員

本部

〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町 志賀高原 ほたる温泉

志賀高原ロッヂ  TEL (0269)34-3600 FAX (0269)34-3622

 

受検資格

(1)

13才(中学生)以上、2016年度全日本スキー連盟会員(会員証を受付時提示)

 

(2)

クラウンプライズはテクニカルプライズを所持者

(テクニカルプライズ合格証を受付時提示)

 

(3)

テクニカルプライズは1級所持者

(1級合格証または指導員、準指導員証を受付時提示)

 

(4)

2016年度プライズ事前講習を修了者

(事前講習修了証を受付時提示)

 

合格証はコピー可

参加費

(1)

事前講習

5000円

 

(2)

検定料

5000円

 

(3)

合格した場合、公認料 クラウン 5000円 テクニカル3500円

 

募集人員

50名

申込期間

3月1日(火)~4月4日(月) 定員になり次第締切り。

申込ページはこちらから↓

http://www.mu.tank.jp/prize/2016prize.htm

Facebookページもあります↓

https://www.facebook.com/prize.sat/?fref=nf


八方テククラ検定観戦記

2016-03-25 19:03:46 | テククラ検定

今シーズンの滑走日数がまだ17日のらぱんです。

いや~、本当にひどい雪不足ですねぇ。大会がキャンセルになったり、ゲレンデ営業終了日が前倒しされたりして、影響の大きさを感じます。

そんなこんなですが、先日八方尾根に遊びに滑りに行った際にテクニカル・クラウン検定をやっていたので見学しました。八方の検定と言えば難易度が高いことで知られているので興味津々で見学してみました。

さすがの八方も雪不足のためか、検定バーンがいつものウスバではなく、上部のパノラマ斜面で開催されておりました。下から見てリフトの左側斜面をセパレートして行われておりました。しかし! 参加者がめっちゃ多いです!! あとから知った情報ではテク97名、クラ56名、総勢153名とのこと(汗)。さすがスキーヤーの聖地であります。。。

さて、大回り種目をテクの方々が滑っておりました。八方検定では滑り終えたその場で得点が提示されます。僕もテククラを検定できるB級検定員の端くれなので、えらそーに点を付けて比較してみます。テクの合格点は75点です。

1人目「八方受検生のレベルはさぞ高いんだろうな~。あ~、でもこれはちといまいち。74点かな~。あ、73ですか~」

2人目「お、これはいいんじゃね? 75あげちゃう。え? 73ですか? 辛いな~」

3人目「お、さすがにこれはいいんじゃね? さすがに75でしょ。え??74ですか? 厳しい。。」

4人目「いくらなんでもこれは75でしょ? え???これも74?? 厳しすぐる・・・」

ってな感じがひたすら続き、テクではほとんどマルが出ず。。。 これが噂の八方テククラか?

途中から見たのでテク班はまもなく終わり、そのあと引き続きクラウン班が滑ってきました。八方でクラウンに挑戦するくらいですからレベルの高さが期待されます。合格点は80点です。

1人目「さすがにこれくらいならマルが出るっしょ。え?これが78点?」

2人目「え? この滑りが77点(^^;)」

20人目「さすがにいくらなんでもこれなら80でしょ。(ジャッジの長~い協議の後ようやく80点)」

20名ほど見たなかでようやく一人だけ合格点が出ました(汗。クラの大回りでは2名しかマルが出なかったそうなのでその一人だったようです(大汗

ネットで検索してみると、結局合格者はテク3名、クラ0名だった模様。種目別合格率ではショート系は2割程度、ロング系は1割以下と特に大回りとフリーが厳しかったようです。僕が付けた点数より1点~2点低い感じ。

もし自分が受検していたら受かる自信全くなし (^^; テクならかろうじて受かるかな~? (^^;;

それにしても、さすが八方テククラは想像以上に厳しいですねという印象でした。

以上、外野ではありましたが噂の八方テククラを観戦できましたので報告しました。


東京都マスターズサーキット第1戦参戦記

2016-02-14 15:44:28 | スキー技術選

先日行われました東京都マスターズサーキット技術選に参戦してきましたので報告します。昨シーズンに引き続き第1戦は片品高原スキー場にての開催。

一種目目:大回り

今シーズンの大回りは外スキーに働きかけるタイミングを早くすること、より効率よく働きかけるためのポジショニングを改良すること、全体を通してシルエットを隙なくカッコよく見せること、などがテーマでした。前日でその辺りを意識して練習して望みました。ビデオをスローで見るとポジショニングはまずまずな感じでしたが、少しスピードが足りずダイナミズムに欠けていたか。255ポイントで種目別クラス4位。

二種目目:小回り

小回りのテーマとしては、やはりターンの前半から板への荷重を早めに開始して板のたわみを活かすこと、脚のストロークを大きく取ること、上体と下肢のマッチングを向上させて急斜面でもコントロール性を高めた小回り技術を獲得することなどをテーマとしています。前日練習でこれまでイメージしてきた体の使い方をいろいろ試したうえで本番に臨みました。ビデオを振り返ると脚のストロークについては以前よりも外へ伸ばせるようになりましたが、上体(特に腕)と下肢がまだマッチングが取れていないように感じました。得点は253ポイントで4位。

三種目目:フリー滑走

得意のフリーですので何も考えず滑りました(笑)。鬼漕ぎ&クローチングで充分加速したのですが、板を踏みすぎて一ターン目で早くも失速(汗)。スピードを繋げられずに後半はまったりした残念な感じに。255ポイントの6位と後退。

総合成績: 763ポイント(クラス5位)

今シーズンの雪不足による滑り込み不足が如実に表れた成績となりました。自分としては不本意な成績ですが、イメージしたテーマを元に今後の練習で研究を積み重ねてゆきたいと思います。


(目指せ、滑りの瞬間デモw)


東京都スキー大学参加

2016-02-03 21:00:48 | 指導員検定・研修
東京都スキー連盟が主催するスキー大学に参加してきましたので報告します。場所はガーラ湯沢スキー場です。
 
スキー指導者は2年に1回は研修会に参加しなければなりません。東京都の場合、菅平などで行われる研修会があるのですが、SAJナショナルデモンストレータやSAJデモンストレータが講師であるスキー大学の方がより実践的な内容になることが期待できますので、最近はこちらに参加するようになりました。
 
今回の講師はナショデモが水落亮太さん、岡田慎さん、栗山太樹さん、栗山未来さん、SAJデモが川端佑沙さん、齊藤 泰英さん、風間 健太さん、沖山 正裕さんといった面々です。
 
 
さて一日目の講師は岡田慎ナショデモでした。内容的にはSAJが提唱する「三本の矢」に基づくパラレルへの展開を、(1) 滑走プルーク、(2) 横滑り、(3)シュテムターン、のそれぞれから導く形。教程に忠実な実に「お授業」な感じ。まぁ、研修会ですから仕方ないですが、ナショデモ・Sデモをお招きしてのスキー大学なのでもう少し実践的な内容の方がよかったかな〜。
 
(岡田慎ナショナルデモンストレータ)
 
午後は早めにホテルに移動して理論研修。前半は川端デモによる講習。そっこーでお風呂に入ってビール一本プハ〜してから出席したら猛烈な睡魔に(^^;)。寝まいとすることに必死で内容があまり頭に残らず(^^;;)。後半は風間デモによる検定員研修。我らがサンフィッシュが行った昨シーズンのテククラ検定のビデオが教材に使われていました。しょぼかった前走の滑りが流れたらどうしようとヒヤヒヤしましたが出なかったでほっとしました(^^;;;)
 
そしてスキー大学の楽しみは何と言っても食事。大宴会場にて豪華な夕食と美味しいお酒をいただき、たらふく満足。部屋に帰ったらバタンキューで起きたら朝でした(笑)。朝食も釜焚きご飯の豪華な和食。朝はあまり食べられない僕もたくさん食べられました。本当に食事が楽しみでスキー大学を選んでいると言っても過言ではありません。
 
 
さて二日目は齊藤泰英SAJデモが講師。この日の朝はかなりの降雪で視界も悪く、テンションダダ下がり。前日のお授業内容を踏まえての実践練習でした。昼になると天気が良くなってきましたので、テンションを上げて、小回りでは今シーズンの自分のテーマを取り入れて滑ってみました。かなりいい感触ですが精度を上げるにはもっと練習が必要かな。
 
齊藤 泰英SAJデモンストレータ)
 
午後から天気がさらに悪化するとの情報で、研修は早めの終了。修了済ライセンス証を受け取ったら、帰りの混雑を避けるために速攻で下山。さくっと地元のスーパー「のぐち」に寄って「越後で候」の青2本を買い込み、ずばっと渋滞なしの関越を通って帰宅。からの〜「越後で候」で一杯(笑)。これ最高に美味いっす! 地元のスーパーで買うと安いですよ~
 
 
以上でスキー大学参加報告を終わります。

飯島庸一トレーナー雪上キャンプ

2016-02-01 22:03:56 | スキーの話題一般
大変報告が遅くなりましたが、飯島庸一トレーナーによる雪上キャンプに参加してきましたので報告します。
 
2011-12シーズンからクラブ行事として企画するようになったこの雪上キャンプも今年で5シーズン目。教程に基づくいわゆるSAJ式基礎スキーから積み上げるのではなく、競技スキーを含むより普遍性・汎用性の高いスキー技術をベースにして積み上げることを目的として、飯島さんには陸上トレおよび雪上トレーニングを例年お願いしてきました。
 
 
さて、今シーズンの雪不足で開催場所の選定に困りましたが、飯島さんのご推薦で斑尾高原スキー場に決定。この飯島キャンプでは、ブラシポールを使ったトレーニングを取り入れており、板のたわみ性能を引き出しながら規制のあるコースを滑るというトレーニングになっています。スキーを履く前に、まずは基本的な体の使い方をゴムベルトにて確認。飯島さんの容赦ないダメ出しの声が響きます。
 
 
 
その後は雪上にて様々なバリエーショントレーニングを行いました。ターン後半での外向外傾から、切り替えを通過して、ターン前半の外スキーを素早く捉える。そのためには外腰を前に出す運動、かかと荷重での切り替え、スキーの前後差の入れ替えがポイントとなります。
 
個人的に凄くツボにはまったのが、ストックの両端を両手で持って、それを外腰の運動とシンクロさせて滑るトレ。上体・腰・スキーの運動がぴたりマッチングすると板がたわんで走る感覚が気持ちいいです。普段滑るときもこのトレーニングを思いだしながら滑りたいと思います。
 
高瀬・旭シーズンインキャンプ、大平キャンプ、そして今回の飯島キャンプに参加し、ベース作りができました。これらのキャンプで教わったことをしっかり体に染み込ませて自動化し、トップシーズンの滑りを確立してゆきたいと思います。
 
二日目には綺麗な雲海も見えた好条件の斑尾高原スキー場でした

スキーグラフィック2月号に載りました

2016-01-11 17:23:57 | テククラ検定

1月というのにまだ雪不足が続いていますね。雪のあるゲレンデにお客さんが集まって上りリフトやゴンドラは大混雑。麓に雪がついていないので下山リフトも大混雑というところも多いようです。僕はまだ滑走4日目。混んでいるゲレンデを避けて、もっぱらイメージトレーニングに励む毎日です(^^;)

さて、スキーグラフィックの今月号(2月号)が発売されました。

クラウンプライズに合格した方々のインタビューが載る「クラウンへの道」に僕の記事が載りました。


クリックで拡大します。一部だけチラ見せ(笑))

昔はクラウンへの道に載った人に対しては「クラウン獲った人ってすごいな〜」という尊敬と憧れの気持ちで読んでいましたが、自分がクラウン検定を受ける段階になると、自分が落ちた検定会で合格した方が載っていたりします。それを見つけると「あ〜、この人と一緒に検定受けたんだよね!」という嬉しさと同時に、「は〜、でもなんで自分は合格できなかったんだろう…」という悔しさとが入り交じった屈折した気持ちで読んでおりました。

思い起こせばスキーグラフィック2013年11月号ではクラウンプライズ「不合格体験記」(笑)に登場し、そこで「クラウンへの道に載ることがミッション!」と宣言しましたが、今回晴れてそのミッションをコンプリートできてよかったです。記事にしてくれた編集長のKieちゃん、本当にありがとぉ〜!

なお本人の次なる目標は「東京都マスターズ技術選優勝」だそうです。マニアの7組で果たしていつ目標達成できるか、本人も楽しみ(?)です


大平成年さんキャンプ

2016-01-01 20:39:49 | スキーの話題一般

明けましておめでとうございます! 本年もこのブログをよろしくお願いいたします!

さて、先週末はクラブキャンプに参加してきました。クラブとしてご指導頂いている大平成年さんを講師に迎えての恒例のキャンプです。

今シーズンは雪不足のため開催場所の選定をぎりぎりまで遅らせましたが、結局雪のある場所ということで初日は奥只見丸山スキー場まで遠征しました。

下斜面は土や草の出ている箇所もありましたが、中腹斜面はお客さんの数もそれほど多くなく、リフトも待ちもほとんどなく本数を稼ぐことができました。

さてシーズン始めに大平キャンプをもってきたのは、スキーのベースとなるポジショニングの確認には大平メソッドがうってつけだからです。

一日目は基本トレーニング。滑る基本は外スキーの上に正しいポジションで乗ること。切換は外スキーから次の外スキーへの素早い荷重移動によって雪面からの圧を逃さないこと、スキーに正対するポジションで滑ることで板のたわみでずれを作りながら回旋することを体感することなどが強調されました。

二日目は朝からゴン降りの大雪。上越国際スキー場もこの日は無事オープンしましたのでこちらで実施。新潟特有の湿った新雪が乗ったゲレンデでのレッスンとなりました。

この日のレッスンは前日の基礎トレーニングを元に新雪上での実践練習。スキー上でのポジショニングの善し悪しが如実に滑りの安定性に出るシチュエーションです。こういう実践斜面になると多少の外向傾を取って雪面から圧とバランスを取りながらの滑りになりますが、前日確認した基本ポジションが崩れないようにすることが、特に新雪などを滑る際に重要となります。トップシーズンになっても忘れないように、一日の始めのアップでは確認したいと思います。

今回のシーズンインの大平キャンプも基本ポジションや板への働きかけを確認しました。これをベースにさらなる実践モードへと少しずつギアを上げてゆきたいと思います。