シーズン始め恒例のクラブキャンプがアサマ2000にて開催されましたので参加しました。おなじみ高瀬慎一SAJナショナルデモンストレーターと旭潤子SAJデモンストレーターが講師です。大人気のキャンプで今シーズンも多くのクラブ員が参加しました。
今シーズンも高瀬慎一ナショデモ(右)と旭潤子デモ(左)。
相変わらずお二人ともカッコいいですね!
初日は高瀬デモの班に入りました。レッスンのテーマはずばり「外脚主導」。「私がこれまでやってきたことは正しかった」と高瀬デモが仰っていたとおり、SAJ教程が変更になって今シーズンからは堂々とこのテーマを前面に出すレッスンになりました。
しかしさすが高瀬デモ、ただの外足荷重レッスンではありません。外スキー荷重が主体でありながらも、内スキーへもしっかり荷重できるポジショニングのトレーニングです。スピードの次元や斜面の難易度が上がってくると外スキー一本では安定性に欠ける局面が出てきます。内スキーの性能も使えるようになることが上達には不可欠。時代は外脚主導という王道に戻ってきましたが、両スキーの性能を活かすことがさらなる上達への必須要件ということを高瀬デモのレッスンで再確認しました。
二日目は旭潤子デモのレッスンでした。潤子さんのレッスンも外脚に乗れるポジション作りから始まり、ところどころでバリエーショントレーニングを交えたスタイル。年々レッスンが上手くなってゆく潤子デモ、今シーズンも「即役立つ」技術をいくつも教えて下さいました。
特に今回役に立ったのは、目線の重要性、ターン後半での内手のブロック、ターンマキシマムに合わせて外手を同調して動かすことでスキーを走らすテクニック、谷回りでできるスキーの前後差を山回りから切替にかけてスキーを揃えてゆくことによってコントロール性を高めるコツ、しっかりと上下運動することなど、これら全てが僕自身が今シーズン取り組んでいる要素技術ズバリそのもの。非常に納得度の高いレッスンで、自分の歩んでいる方向性の正しさに確信を深めました。
シーズンインにこのお二人からレッスンを受けて、そのテーマを自主練習するという良いサイクルが昨シーズンから回っています。今シーズンもしっかり刷り込みトレーニングして、学んだ動きを自動化してゆきたいと思います。