この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

初滑り@アサマ2000

2013-11-24 15:24:54 | スキーの話題一般

昨日はアサマ2000にて今シーズンの初滑りをしてきました。この日はアサマ2000がオープンする日でもありました。

恒例の指導員メンバー登録してゲレンデに出ると、クワッドリフト沿いのメインコースは全面積雪しており、そのうちの三分の二ほどが整地されており、石もなく安心して滑走できました。午前中は天然雪が乗っており最高のコンディションでしたが、午後になると小回り道が出来て下地の凍った人工雪が出てきて滑りにくくなりました。



(晴天のアサマ2000メインゲレンデ)


シーズン始めのアサマはスキーマニアが集まりますが、暴走スキーヤーとの衝突事故が毎年起きています。今シーズンはパトロールが斜面途中のところで注意喚起をしておりました。事故防止の取り組み強化の姿勢を評価したいと思います。

また、ゲレンデハウスに関しては荷物置き用の棚が設置されたこと、トイレが改装されたことは高評価です。しかしレストランのメニューが替わり映えしなかったのはちょっと残念かな。

さて、何本かポジション確認をしたあと、早速今シーズンの取り組みテーマで滑ってみました。今シーズンのテーマは「上体を積極的に動かす」、「下肢の使い方を見直す」、「そして上体と下肢の運動をマッチングさせる」です。

そんなテーマで小回りを滑ってみたのが下のビデオです。細かいところにアラが見えますが、シーズン初日にしては目指している滑りがそこそこ実践できているかなと思います。



ちまたでは外足主導への回帰が話題になっておりますが、私にとってはもうそれは当然であって解決済みの話であり、私の「めっちゃうまいスキーヤーの要素解析」はその一歩先を研究する段階に入っております(^^;)。

これまでの「失われた10年」の弊害で、下肢の動きばかりが重視されたり、上体でも肩胛骨という一部のパーツだけが重視されたりしましたが、腕・肩・胸など上体全体を積極的に動かして、その運動を下肢の運動とマッチングさせることで、スキーのたわむ性能・走る性能を引き出すという、めっちゃ上手いスキーヤーが共通して持っている「上手さの要素」を抽出してゆきたいと思っています。

まとめていえば「スキーは全身運動である」ということを実践してゆくのが今シーズンのテーマということになります。

いよいよシーズンイン。今シーズンも楽しく滑りましょう!