この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

スキーマスターズサーキット第1戦@かたしな高原

2015-01-26 23:56:48 | スキー技術選
週末に行われましたスキーマスターズサーキット技術選の第1戦に参加してきましたので報告します。今シーズンから「サーキット」の名称となり、その第1戦はかたしな高原スキー場にて行われました。

前日土曜日にかたしなに入りました。どの斜面を使うのかな?と思っていましたが、既に到着していた選手とおぼしき方々がビデオチェックを行っている斜面を大会バーンと特定(笑)。僕らも早速バーンのチェック。前日に降雨があったらしく、バーンはコロコロ氷だらけのジャガイモ畑と化しており滑りにくいです。この状況では大回り板ではスピードが乗らず動きが出せない感じです。



この日はビデオ撮りで滑りをチェック。僕自身は大回りは谷回りでの重心の移動方向、体が回りすぎないようにすること、山回りでの外向外傾などに注意して調整。バーン状況を鑑みて念のため小回り板でも大回り練習。小回り種目は板をしっかり動かす滑りをチェック。まずまずの仕上がりにしてこの日を終えました。

そして日曜日の大会当日。曇りのち晴れで気温も低く好条件。大会バーンはしっかり締まったバーンとなっており、とても滑りやすそうでした。




1種目目: 大回り
バーン状況が良いのでロング板で滑ることにしました。練習どおりの滑りで259ポイントでクラス1位タイ。まずは好調な出だしです。

2種目目: 小回り
僕の悪い癖であるテール振りになったりターンスペースが狭くなったりしないように、板の動きを出すことに意識に集中。結果は256ポイントとクラス5位。横幅と落差はしっかり取れたと思うのですが点は伸びず。それに対して小回り1位選手は264点と異次元高得点。いつものようにこの種目で大きく離されてしまいました。

3種目目: フリー滑走
こうなったら得意のフリーで挽回です。得意の大回りから意外性のあるリズム変化を何カ所か入れて躍動感を出してみました。ポイントは262ポイントとクラス4位とこちらも思ったほど点が伸びず。種目トップは265ポイントとかえって点差が広がってしまいました。

総合成績: 777ポイント (クラス4位、男子総合6位)

苦手の小回りを改善してさらに上位を狙った大会でしたが、思ったほど点が伸びず表彰台を逃してしまいました。クラス3位選手とは1点差でした。クラス2位とは8点差、1位とは10点差でした。

これまでの大会では「小回りを制するもの大会を制す」という展開になっています。勝とうと思ったら小回りのさらなるレベルアップが必要であることを痛感します。まだまだ精進が足りないようです。

以上、大会参戦報告を終わります。

バッジテスト・ジュニアテストのお誘い

2015-01-21 19:04:29 | スキーの話題一般
今シーズンも所属クラブ主催のバッジテストとジュニアテストを開催します。

昨シーズンの検定会に引き続きまして、僕が主任検定員を務めさせて頂きます。誠心誠意、受検生の皆様の向上に繋がる検定会にする所存です。

是非ご参加下さい!

SAJスキーバッジテストおよびジュニアテストのご案内

1. 検定日時
  2015年2月11日(水・祝日)
2. 実施場所
  サンメドウズ清里スキー場(山梨県北杜市大泉西井出8240-1)
3. 集合時間および場所
  9:20 センターハウス前集合(全ての受検者)
4. 講習および検定時間
  午前の部:
    バッジ1級事前講習 9:30〜11:30
    ジュニアテスト1級事前講習 9:30〜11:30
    バッジ3〜5級講習内検定 9:30〜11:30
    ジュニアテスト2〜6級講習内検定 9:30〜11:30
  午後の部:
    バッジ1級および2級検定 13:00〜15:00
    ジュニアテスト1級検定 13:00〜15:00
  バッジ・ジュニアテスト合格発表 16:00(予定)

詳しくは案内書類をご参照の上、案内に記載のメールアドレスへお申し込み下さい。

青木美和デモキャンプ@戸隠

2015-01-17 21:02:11 | スキーの話題一般
報告が遅れましたが、1月第1週に行われた青木美和SAJデモのキャンプを報告します。場所は戸隠スキー場です。

美和さんのキャンプは僕自身は2回目。昨シーズンの美和さんキャンプで掴んだ滑りのコツを活かして、マスターズ技術選で初めて大回り種目別1位を取りました。その後も美和さんの教えを繰り返し練習し、特に小回りの改良に取り組みました。そして今回の戸隠キャンプも発見の多い有意義なキャンプでした。


(相変わらずカッコいい青木美和デモ。ウエアが先週教わった太平さんとおんなじでした)

今回もターン前半の作り方を重点的に指導して頂きました。特に重心の移動方向や上体・肩の方向に関してはバリエーショントレーニングを通じて繰り返し練習しました。

また僕自身ヘのアドバイスとして、手の位置が高い、上体がかぶる、などこれまでの欠点を指摘されました。自分でも分かっているんですが、もうしつこい癖として身に付いてしまっているので、自主練習で改善してゆくしかありません。

ここで教わったことを何度も何度も反復練習して、美和さんみたいにかっこよく滑れるようになりたいです。がんばりまっす!

豊野太平さんキャンプ

2015-01-07 20:05:26 | スキーの話題一般
12月第4週末に行われた豊野太平さんのキャンプについて報告します。

事の起こりは昨シーズンに初参戦した東京都スキー技術選(都予選)でした。他の選手達の滑りに比べて自分の滑りのレベルが低いことに愕然。得点もそれ相応に平凡であることに呆然。マスターズ技術選では上位に上がれるようになったことで多少は自信を持って臨んだだけに、自分の低得点に少なからぬショックを受けました。

自分の滑りになにが足りないのか、都技術選で求められる要素は何なのか、それをどうやって学んだらよいのか?

その疑問は、従来のクラブキャンプや仲間内での練習をしていただけでは解決できないと思いました。

そこで友人のつてで豊野太平さんを紹介して頂けることになりました。太平さんは全日本スキー技術選選手のコーチであり、技術選で求められる要素や滑りの見せ方に関して豊富な経験をもっており、僕らの要望に満たして余りある方です。新潟県連のクラウン検定でお世話になっている豊野智広さんのお兄さんでもあります。




レッスンでは捉え・仕掛け・走らす・ニュートラルといった局面での滑りの基本、脚の筋肉の使い方。それに加えて斜面スペースの使い方や滑りの見せ方、ジャッジはどのように滑りを採点しているか、などなど技術選において求められる最新の要素やジャッジへのアピールの仕方を学びました。

技術選上位グループの選手と平凡な選手との違いを生む重要ポイントを教えていただく貴重な機会になりました。

技術選というものに対する自分の考え方の間違っているところ、足りないところがたくさん見えてきました。太平さんからもダメ出しの連続でしたが、今回学んだことをしっかり復習して身に付け、来る大会に少しでも活かしてゆきたいと思います。

飯島トレーナー雪上キャンプ@かぐら

2015-01-05 23:48:19 | スキーの話題一般
12月第3週末に行われました、飯島庸一フィジカルトレーナーによる雪上キャンプを報告します。

飯島トレーナーには昨年10月に駒沢公園オフトレをお願いしました。外向外傾の基本ポジション、すねと上体の角度を揃えること、外足と内足の角度を揃えること、荷重の中心線を母指球(子指球)ではなく足裏の真ん中におくこと、などを学びました。

そのオフトレ内容を踏まえ、今回の雪上トレーニングとなりました。場所はかぐらみつまたスキー場です。


(飯島庸一トレーナーによる雪上トレ)


雪上でもストレッチやポジション確認を行いました。


(3人がかりで股関節周りのストレッチ。周囲から注目を浴びること必至)



(陸トレでもやった外向傾で両すねの角度を合わせるトレーニング)


ストックを両手に渡しての滑走トレでは、外向外傾のポジション、上体の重心移動、上体と下肢の連携、ターンの左右差の改善に関して、大きなヒントをもらいました。

飯島トレーナーには、パーソナルトレーニング、陸上トレーニング、雪上トレーニングと3方向から鍛えて頂き、着実に成果が上がっております。スキーは滑りの技術だけでなく、フィジカル面での向上が大切だと実感します。

ここで重大発表です!
飯島庸一さんにはなんと、我がサンフィッシュスキークラブへの加入および東京都連登録して頂くこととなりました!! 

これは大変名誉なことでクラブ員一同喜んでおります。今後は飯島さんのご指導の下、さらに努力を積み重ねたいと思います。

高瀬・旭デモ シーズンインキャンプ

2015-01-01 13:38:58 | スキーの話題一般
年元旦
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます


(今シーズンのウエアでご挨拶です)

昨年12月に入って時間が取れず、ブログ更新遅れました。順次記事を書いて参ります。

まずは12月第2週末に行われました高瀬慎一ナショナルデモンストレータと旭潤子SAJデモンストレータによるクラブキャンプを報告します。2010年から5シーズン連続で続いている高瀬デモのキャンプはコブキャンも入れると今回で9回目。2011-12年シーズンからは旭デモが加わって濃い内容となりました。


(高瀬慎一SAJナショナルデモンストレータ)


シーズンインとなる今回のキャンプでは例年と同じく、ベースとなる外向外傾のポジショニングや外スキー主導、内スキーを働かせることなどを確認しました。


(旭潤子SAJデモンストレータ)


初日はアサマ2000スキー場にて行われましたが、めちゃくちゃ寒かったです。そのため二日目は湯の丸スキー場に場所を移しました。両デモともますます指導力が増して、系統立ったレッスンは納得度がすごく高かったです。シーズンインのベース作りとしては最適の内容でした。


(人気キャンプとあって今回も多くのクラブ員が参加しました)


両デモによる春のコブキャンが今から楽しみです。