先週末は所属クラブ主催のテクニカル・クラウンプライズ検定会が開催されました。場所は志賀熊の湯スキー場。僕はお手伝いスタッフ兼前走として参加させていただきました。
熊の湯を訪れるのは本当に久しぶり。2010年以来でしょうか。今だから告白しますが、実はあのとき世田谷区スキー協会さん主催のテクニカル検定をこっそり受検していたのです。結果は不合格。正確には覚えていないのですが全5種目バツでマイナス7点ぐらいだったと思います(^^;; あまりの惨敗ぶりにブログでは報告できませんでした。。。
あれから5年。あのときと同じ世田谷区スキー協会さんと共催で、我らがサンフィッシュスキークラブ主催のテククラ検定会にスタッフとして参加することになりました。5年前に検定員としてジャッジして頂いた方々のお手伝いとして参加する立場になるとは、実に感慨深いものがあります。
さて土曜日は事前講習会。受講生はテククラ合わせて40名弱。この日の熊の湯はあいにくの濃霧。検定バーンは整地系種目がイベントバーン。不整地バーンは検定当日に決定となりました。講師の方々は斜面下に立ってアドバイスする形式。僕たち前走は受講生の間に交じって模範滑走しました。
濃霧のため10メートル先が見えない状況に(汗
濃霧なので斜面下半分しか見えない感じです。しかも前日夜に降雪があったらしく圧雪した下地の上に数センチ雪が乗っている状態。受講生が滑るとあっというまにでこぼこの荒れた斜面に変化。非常に難しい斜面状況になりました。
これでは危ないというので、午後はナイターゲレンデに場所を移して大回り。視界不良のため不整地種目の講習は無し。一瞬霧が晴れる瞬間もありましたが、ほぼ一日中ガスガスの天気でした。
そして検定当日。見事な快晴になりました。受検生はクラ12名、テク24名の総勢36名。そしてバーンは前日と正反対のカチカチバーン。前日の練習は一体何だったんだ?という感じになりました。
前日と打って変わって晴天に。しかし打って変わってカチカチバーンです(汗
一種目目はイベントバーンでフリー滑走。急斜面であるうえに硬いバーンになったのでスピードが出ます。ブレーキング要素を出さないようにしながらもオーバースピードにならないようにして、その中でしっかりリズム変化を入れるという、結構高い技術が必要とされる感じがしました。
二種目目は大回り。30名以上が滑るとさすがに所々雪だまりが発生してきました。その中でも谷回りをしっかり見せながら安定して滑った受検生に高得点が出ていました。
三種目目は小回り。ここになるとバーンは結構荒れてきました。この荒れてきた急斜面の中を、板をしっかり動かしながら横幅を取り、単に落ちるだけの滑りにならないようにするのはかなりの技量が必要だと感じました。
四種目目は不整地小回り。場所をモーグルバーンに移動して行われました。前半は急斜面で後半が中斜面、つなぎ部分でリズム変化があるのでその処理も出来映えに反映してきます。板を横にせず一定のリズムで滑りきった受検生に高得点が出ていました。
今回の検定会ではクラウン2名、テクニカル3名の合格者が出ました。おめでとうございました!
さて、僕は検定本番で前走も務めさせて頂きました。振り返ると苦手の急斜面で滑りはイマイチ、いやイマニ(苦笑)な感じで申し訳なかったです。次回は理想的な前走できるように今から練習に励みたいと思います!
以上、クラブ主催のテククラ検定会の報告を終わります。
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