この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

クラウン検定@八海山(受検決意編)

2015-03-03 22:17:19 | テククラ検定
今シーズンのクラウン検定をどこで受けるか、結構悩みました。新潟県で受けるとなると馴染みのある会場は八海山と岩原しかありません。八海山は難しいという噂だし、長野県連のジャッジとはどうも相性が悪いです。やはり昨シーズンと同じ岩原か?と当初は考えていました。

今シーズン滑り込んでいるうちに、課題の小回りがいい感じに仕上がってきました。小回りするときの体の使い方を改良したことも要因ですが、実は小回り用ショート板をマテリアルチェンジしたのです。これまで履いていたHart Circuit 9.2STからAtomic Bluester DOUBLEDECK 3.0 SXに乗り換えました。きっかけはSkier_Sちゃんとサル志賀で滑っていたときに彼のDEMO SX(旧モデル)を借りたときです。

「は,はうあっ! これだっ!! このオートマチック板は僕を助けてくれるかもしれないっっ!!!」
#Sちゃん風に

HartのSTはトップを抑えないと戻ってこないので、検定のような緊張する場面で体が動かないと単なるテール振りの残念な小回りになってしまう傾向があります。それに対してSXは体から大きく板を離してもオートマチックに板が戻ってくるのでシャープな小回りを実現するのに最適な武器となります。僕が今履いているAtomicブーツとの相性もバツグンで、テール荷重で滑ると大回りなど高速ターンでも安定した滑りを実現できます。

板を変えてから出場した東京都スキー技術選やマスターズ選で、小回り種目で良い点数が出るようになってきました。コブ滑りもスピードと安定性が増し、トップの先落としも意識できるようになりました。課題の小回り系種目が向上するにつれ、「これなら八海山会場にチャレンジできるかもしれない」という気持ちが湧いてきました。

そんなときに、昨シーズン「コアテクニック」キャンプでお世話になった片山秀斗さんが石打丸山でエキスパートレッスンを行うことを知りました。それが八海山クラウン検定日のちょうど前にあり、今シーズンの滑りの出来映えを秀斗さんにチェックしてもらい、その勢いでクラウン検定会に臨むというプランを思い付きました。

こうして八海山会場にてクラウン検定を受ける決意を固めたのでした。

(つづく)

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4 コメント

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続きがきになる (Skier_S)
2015-03-04 01:36:36
やっぱり,ATOMICを履いたときは
「は,はうぁっ!」
な感じですよね…(笑).

やっぱりATOMICブーツとの相性はバツグンですよね~.
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続きを期待 (山下 脩)
2015-03-04 03:45:41
技術の習得の積み重ねだけでは無いことを、改めて認識しました。僕も趣味を伸ばせる友(機材)を、見つけたいと思う次第です。続きを待ってます。
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Unknown (通りがけ)
2015-03-04 17:53:59
昨日はわざわざお返事をいただきありがとうございました。
ところで、検定の際、板はSXだけでしたか?
フリーや大回りはコースの距離が比較的長く、幅もあったのでSXだけでは少し苦しいかなと思いました。とは、いえ2本目の板を用意していた受験者は少数だったように見受けました。
テクはともかくクラウンともなると2本用意する必要があるな~と思いながら見学していました。
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Unknown (らぱん)
2015-03-04 23:38:27
Sちゃん:
いやぁ、ホントにATOMIC最高です。
高いのはブランド名だけでしょ?って思った時期がありました。
高いだけの理由がありました。認めます。ATOMIC最高です。

山下様:
ご自分のレベルと財力に合わせた「機材」を見つけて頂くことをお願いしますm(_ _)m

通りがけ様:
僕はSXだけですべての種目を滑りました。
技術選ならともかくテククラたるもの、
一本のスキー板で小回りから大回りまで
表現出来るのが理想と思い、僕はそうしました。
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