この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

クラブキャンプ@八方尾根

2011-04-19 22:29:33 | スキーの話題一般
先週末は八方尾根にてクラブキャンプに参加してきました。

今回は、岡村聡子ナショナルデモンストレーターと高瀬慎一デモンストレーターを講師に招いての豪華キャンプでした。

土曜日はあいにくの雨。しかも兎平駅まで上がると雷が鳴っています。かつてリーゼングラートで雷に打たれた経験を持つ私は、レッスン開始を見合わせるように必死に主張しました(大汗)。

しばらく兎平レストハウスで様子見していると雷は止みましたので、雨は降り続いていますがレッスンが開始となりました。

午前中は岡村班に入りました。なんと班の8人は全員がテクニカルないしクラウン持ち。こんなすごい人たちと一緒にレッスン受けられるなんて・・・ それだけでも有意義な体験です。

午前レッスンは、踵ポジションの確認、外足荷重、内足荷重で角付けを外す、それを連続でプルークターン。そのイメージでコブを滑るという流れでした。

岡村デモからポジションは良いとお褒めを頂きました。その他コメントは、山回りで外向しないようにして腰の角度を進行方向に合わせる、肩甲骨を真っ直ぐ下ろしで軸を作る、などがありました。


(レインウエアの岡村聡子デモ)

午後になると晴れてきましたが、今度はものすごい強風! リフトが止まってしまいました。パノラマリフトがようやく動き出したところでレッスン再開。

今度は高瀬班に入りました。ポイントを復習します。谷回りで内股関節を曲げる→山回りで伸ばすという運動。谷回りでは重心の移動方向と、外足を走らせる動き。それに軽い外向傾を加えることで滑りを組み立ててゆきました。

これは僕が今シーズン取り組んできた山足主導に非常に似た運動です。そして、谷回りでの内足への荷重に関して大きなヒントをもらいました。来シーズンの技術選の重点テーマをいただいたと思います。

翌日の日曜日はいい天気! 午前中が我らクラブのSキャプテン、午後に高瀬デモのレッスンになりました。


(兎平のコブレーン)

午前のまとめ。前日の岡村&高瀬デモレッスンの復習。ひとつコツを掴んだのは、ストックを両手に水平に持ち、スタンス広め・軽い外向傾にして滑る練習。この体の使い方で、板の走りを引き出せて谷足荷重が軽くならないようにするポジション。この上体のポジションを自動化したいです。

午後の高瀬デモのコブレッスンまとめ。(1) 上体は潰れないように肩甲骨を締めながらも後傾にならないポジション。(2) 膝が胸に付くくらいに大きく吸収。(3) 整地のような両足荷重よりは外足でコブをキャッチすること。3番目のポイントは結局未達成だったので、自主トレに持ち越し。

以上のポイントを踏まえて今のレベル以上にコブ滑りを向上しようと思ったら、やはり筋力アップが不可欠であることを再認識しました。


(高瀬デモのレッスン風景)

とても内容の濃いキャンプだったです。デモ二人に教わるという贅沢もさることながら、来シーズンの自分のテーマも明確になりました。参加させてくださりありがとうございました。

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