夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

花子とアンと、白蓮の放送(9月24日)

2014年09月24日 | 花子とアン

NHK連続テレビ小説、花子とアンで白蓮がラジオ放送をする場面があった。

私はこのドラマの中で、もっとも感動したところである。

これを書き留めておきたい。

 

【白蓮が放送した内容】 

 私が今日ここでお話したいのは、平和の尊さでございます。 

先の戦争で私は最愛の息子、純平を失いました。 

私にとって息子は、なにものにもかえ難い存在でございました。 

お母様は僕がお守りします。 幼いころより息子はそう言って母である私をいつも守ってくれました。 本当に心の優しい子でした。 

子を失うことは心臓をもぎ取られるよりも辛いことなのです。 私は身をもって知りました。

 もしも、女ばかりに政治をまかされたならば、戦争は決してしないでしょう。 

かわいい息子を殺しに出す母親が一人だってありましょうか。 

もう二度と、このような悲痛な思いをする母親を生み出してはなりません。 

もう二度と、最愛の子を奪わせてはならないのです。 

戦争は人類を最大の不幸に導く唯一の現実です。 

 最愛の子を亡くされたお母様方、あなたがたは一人ではありません。 

同じ悲しみをいだく母が全国には大勢おります。 

私たちはその悲しみを持って、平和な国を作らねばならないと思うのです。 

私は命の続く限り平和を訴え続けてまいります。