夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

葷酒山門に入るを許さず

2014年09月03日 | 笑い話

 

あるお寺の山門の前に建っている石柱です。

 

       【 不 許 葷 酒 入 山 門 】

 

【葷酒山門に入るを許さず】と読むそうだ。

ニンニク、ニラ、ネギなどや生臭い魚肉および酒は修業の邪魔になるので

寺の中に持って入ることを許さないという意味だそうだ。

お寺のお坊さんたちは厳しい生活をしているのだなあ。

俺は俗人だから縁遠い話だが、もし、仮に俺が寺に住まなければなら

ない事情が生じたら、やはり厳しいおきてを守らなければならないの

だろうなあ。

坊さんにはなることはないとしても、寺男として下働きでもするように

なったことを考えるのだ。

俺は「葷」を食べないことは我慢できても、酒なしの生活は考えられない。

だから、俺はなんとかして、酒を山門に入れることを考えなければならないのだ。

憲法だって、簡単に解釈の変更ができる世の中だ。 

石柱の解釈を変更することは、いとも簡単なことではないか

俺は漢文が苦手なので返り点の付け方は分からないが、

読み方を変更して、酒が飲めるように試みた。

「葷酒山門に入るを許さず」と読まずに、

まず、上から三文字の「不許葷」を葷は許さずと読むのだ。

葷は許さずだから、ニンニクやニラなどは、ここを通り抜けることはできない。

次に、下の四文字の「酒入山門」を  酒は山門より入れ と読む。

「葷は許さず、酒は山門より入れ」

どうだ!! これで、堂々と酒が飲めるのだ。

 

 

誰だ!! 勝手に解釈変更した奴は!!

地獄で鬼どもが待ち構えているぞ!! 

( 閻魔大王 )