夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

演劇 那須野の大地

2014年09月16日 | 映画演劇など

 

先日、那須塩原市三島ホールで演劇「那須野の大地」を観ました。

演出者はプロではなく、素人の地元の人たちの「劇団なすの」ですので、顔見知りの人たちがおりました。

明治の初め、那須野が原という水の無い荒野を開拓した人たちの苦労を演じたものでした。

耕しても耕しても石が出てくる荒れ野原。

水は4キロ先の箒川まで汲みに行かなければならない生活。

生き抜くために石を掘り起し、畑を作り、炭俵を編んで売りに行く人たち。

大きな田畑を作ることを夢見て、那須疎水の掘削作業に励む人々。

そこで繰り広げられる人間模様。

出場者は日常の勤務を終えてからの稽古なので大変苦労なさったと思いますが、無事演劇が終了し、たくさんの拍手の中で満足感を得たことでしょう。

三島ホールと「劇団なすの」の旗

 

三島ホールの柱や土台は開拓当時を思わせる石を積み上げた建築。 
建物内の壁も石を積み上げたデザイン。

 

石塚(複製)

 

 石塚の説明板