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夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

女房はレストランでランチ、俺は自宅でお粥

2016年04月20日 | 俺の料理

 

女房は友達と鎌倉旅行に出かけた。

北鎌倉駅から鎌倉駅まで歩いて、寺巡りをするそうだ。

俺は朝早く、女房をクルマで駅まで運んだ。

今日は昼も夜も、俺一人で食べなければならないのだ。

しかし、俺は女房がいないから、寂しいどころか、うれしいのだ。

こんなときは、女房に干渉されることなく、思いっきり料理の練習ができるからだ。

さて、スーパーへ買い物に出かけようとしたが、昨日から痛みだした腰がまだ痛む。

安静が必要だ。外出をひかえなければならない。

俺はお昼を食べようと冷蔵庫を探したが、ろくなものがない。

仕方がないから、残りご飯で、おかゆを作ることにした。

材料は、ご飯と水とダシと卵が一つあればよい。

土鍋でおかゆを作ろうとしたが、土鍋がどこにあるか分からない。

やっと一番上の戸棚の奥で見つけた。

めったに使うことがないから、奥にしまったのだろう。

腰が痛いときは探すのも容易なことではない。

土鍋にご飯を少し入れてから、水をたっぷり入れた。

ぐずぐずと煮たってきてから、粉末のダシを入れてかき混ぜて蓋をした。

それから卵をといて入れた。

火を止めて、むらして出来上がりだ。

おかゆを、お茶碗へよそり、赤いイクラをトッピング。

いろどりが良いので俺は満足。

食べてみた。以外にも美味しい。

女房がいなくたって、俺は一人で食べていけるぞと、おさじで、おかゆを口へ運ぶ。

そしてほほえんだ。俺は満足だ。

 

しかし、ふたくち、みくちまでは良かったが、さらに食べていくと、何だか変な気持ちになった。

柔らかいおかゆだ。これは介護食ではないか。

歯がなくなっても、食べられそうだ。

噛む力が弱っても、口から胃袋の中に流すことができそうだ。

いつか俺は、こんなどろどろのおかゆしか食べられなくなる日がくるかも知れないのだ。

俺は気持ちが沈んできた。

 

食べ終わってから、ガスレンジを見た。

土鍋から吹きこぼれたおかゆの汁が、レンジの周りにたまっている。

俺はぼろきれで拭き取ったが、まだ汚れが目立つ。

女房が帰ってくるまでに洗っておかなければならない。

気持ちが沈むなあ。

 

女房は今頃、鎌倉のレストランで、めったに食べられない美味しいランチを、友達とにこやかに食べているだろうなあ。


スパゲッティを二つに折って、ガス代・水道代の節約

2016年04月13日 | 俺の料理

スーパーで食材を見てまわった。

俺はもしもに備えて、どこで何を売っているか勉強中なのだ。

パスタ売り場を見たら、通常の半分サイズのスパゲッテイがあった。

小さい鍋でもできるように工夫されているのだろう。グッドアイデアだ。

しかし、長いものより割高なのだ。半分サイズが欲しければ、二つに折ればよいのだ。

パスタソースを探した。二人用としてアルミのような袋に入っている。

女房はいつもこれを買ってきていた。

俺は缶入りのものを見つけた。

缶詰だから袋入りよりも新鮮さが保たれると考えた。

今日のお昼は俺が作るぞと張り切る。

女房には、決して口出しなどさせないように料理を始めた。

俺は胴長の中に網の入ったパスタ鍋で、お湯を沸かした。

いつもなら、スパゲッティの長さに合わせて、水を上までいっぱい入れるが、水は半分にした。

ガス代も水道代も節約できるのだ。

俺は思う。女房は主婦歴50年なのに、こんな単純な節約法を知らぬのかと。

俺はスパゲッティを半分に折った。

俺は得意になって、半分に折ったスパゲッティを鍋に入れ、タイマーを9分に合わせた。

男の料理教室の先生は、塩を入れると高温になり、美味しくなると教えてくれたが、俺は減塩に努力しているから、塩は入れない。

これでも充分美味しくできていたからだ。

麺が煮えるまでに、ピーマンとしめじを炒めようと思ったが、フライパンに問題があるのだ。

俺は先日、女房の留守中に、一食69円のスパゲッティを作ろうとしてフライパンを空だきし、テフロンを全部壊してしまった前科があるのだ。

だから、新しいテフロン加工のフライパンは使わせてもらえないのだ。

女房は俺が新しいフライパンンを使うのではないかと、にらみをきかせている。

俺は壊れたフライパンに油をひくことにした。

せめて、少しは贅沢にと、菜種油でなく、エキストラバージンオリーブオイルという、名前を聞くだけでも高級そうな油を、壊れたフライパンに流した。

ニンニクを入れて、ピーマンとしめじを炒めた。

ソーセージも炒めようとしが、冷蔵庫にないのでやめた。

タイマーがチンと鳴ったので、鍋の中の網かごを引き上げ、麺をフライパンに移し、軽く炒めた。

これで出来上がりだ。

そして、やっと道具の名前を覚えたトングというピンセットのようなもので、二つの皿に分けた。

ミントをトッピングすれば良いのだが、ないからやめた。まあ、上手に出来たと思う。

女房がテーブルについた。

俺は自慢のスパゲッティのお皿を並べ、一席演説。

「スパゲッティを二つに折るだけで、ガス代も水道代も節約できるのだ。

それにソースは、袋入りよりも缶詰のほうが鮮度が良いはずだ」と、50年主婦の前で演説。

 

さて、いただきますをしてから、いつものようにフォークで麺をくるくる巻いて食べようとした。

半分に折られたスパゲッティは、フォークに巻き付かないのだ。

短かい麺は、フォークに巻き付かない。

これでは、口元へ運べない。

それで、麺をフォークですくってみたが、口の中にまとめて入れることが出来ない。

仕方がないから、ウドンのように、すすりながら食べた。

唇がソースでべとべとに濡れた。気持ちが悪い。

やっぱり、スパゲッテイは長い方が良い。

ガス代、水道代の節約演説をした俺は、ショボンとしおれてしまった。

今度は、女房の演説が始まった。

「二つ折りにしたことは、初めてのことだから仕方がない。

けれども、缶入りのパスタソースを、私は長い間使ってきた。

空き缶はそのままごみ袋へ入れると、ごみが多くなる。

空き缶は紙袋のようにはつぶせない。

ごみ袋は有料だから、袋代が高くつく。

それで、ソースは袋入りを使うことにして、ごみを少なくしているのだ。

女房はごみを少なくするため、缶入りソースを買わず、袋入りを買ってきていたのか。

知らなかったなあ。

女房は新鮮な缶詰ソースの味よりも、ごみ袋代が気になるのだ。

我が家では、最近まで、女房は料理を作る人。俺は食べる人。

しかも、先人の教えを守り、俺は台所をのぞかなかったから、缶詰のソースを使っていたことを全く知らなかったのだ。

 

お役人さんに年金を削られたから、

ガス代・水道代を節約しようとして、考えたことだったのだが、

だめだったなあ。


フライパンのテフロン 完全破損

2016年03月27日 | 俺の料理

  今日も女房は留守だ。

俺は一人で昼食を作らなければならない。

俺はスーパーをウロウロ歩き回り、珍しいものを見つけた。

簡単にできるナポリタンだ。

生めんと粉末ソースがセットになっている。

パッケージには、茹でずにフライパンで温めるだけと書いてある。

んな便利なものがあることを初めて知った。

俺はいつもスパゲッティの乾麺を鍋で茹でている。

7分用とか9分用などがあるので、茹でるのに時間がかかるのだ。

フライパンで人参、玉ねぎ、しめじなどを炒め、ソースを加え、茹でた麺を入れて軽く炒める。

これが、俺のつくり方だ。

ずいぶん時間がかかるのだ。

今、見つけた食材は茹でなくてもよいのだ。

しかも、2食分で138円だから、一人分70円でおつりがくるのだ。

安い! 早くできる。 俺は喜んで買った。

 

 俺は小さな文字で書かれた作り方の説明を、虫眼鏡で読みながら調理した。

まず、フライパンで玉ねぎ、ピーマン、ウインナーなどを炒める。

それから、麺と水30cc入れて炒める。

水がなくなったら、粉末ソースを加えて、でき上がりだ。

ナポリタンが簡単にできた。

今までは、フライパンに、べとべとしたソースがくっついていたが、今度の物は、べたつかない。

俺は大型のピンセットのような道具で、フライパンからお皿へスパゲッティをよそった。

このピンセットのような道具の名前を、何度も聞いたが、思い出せないのだ。

 

 さて、食べてみよう。

一口食べてみた。 まずい!! 

いつも、俺が作っているナポリタンの味ではない。

手抜きのナポリタンは、まずいのだ。

これを美味いという人もいると思うが、俺の口には合わない。

俺は本物のナポリタンを食べてきたからだ。

俺は、まずくても美味しそうに食べることが習慣になっている。

俺には、たとえ、女房がまずい料理を作っても、美味しそうに食べる習性があるのだ。

これは、家庭の平和のために、50年間も守ってきたのだ。

今回は正直に、まずそうな感情をむき出しにしながらも、もったいないから全部口へ押し込んだ。

70円でもおつりがくるのだから、それなりの味なのか。

手抜きのスパゲッティはまずくて、当たり前なのだ。

あと、一食分残っている。どうしたらよいかと考える。

そうだ!! 女房に食べさせよう。

 

  何だか、こげくさい臭いがしてきた。

ガスレンジには、空のフライパンがのっている。

フライパンには、いつものような、べとべとしたソースは付いていない。

今度のスパゲッティのソースは、べとべとしないから、フライパンはきれいなのだ。

だから、こげるものはないはずだ。

しかし、フライパンのあたりから、こげくさい臭いがするのだ。

俺はフライパンを持ち上げてみた。(ドキッ

ガスが燃えている。 フライパンに手をかざすと、ものすごく熱い。

俺は熱が冷めるのを待って、キッチンペーパーで拭いてみた。

ざらざらしている。

水に入れてスポンジで洗った。 まだ、ざらざらしている。

今度は布で磨いた。

しかし、フライパンは紙やすりのようにざらざらしているのだ。

テフロンが完全に剥がれてしまったのだ。

どうしよう。 どうしよう。

女房が帰ってきたらどうしよう。

女房が、こんな顔になったらどうしよう?

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 ⇐⇐⇐(クリック)

 


ロールキャベツを作った

2016年03月01日 | 俺の料理

公民館でおこなった男の料理教室の復習をした。

ロールキャベツだ。

スーパーで食材をそろえた。

合挽肉を買ったのは初めての経験だ。

合挽肉に玉ねぎのみじん切り、パン粉、卵などを混ぜて捏ね合わせた。

これをキャベツで包み煮込んだ。

俺としては珍しく上手に出来た。

味付けにも満足。

俺専属の料理評論家は、味が薄すぎるという。

俺は反論する。

俺は減塩運動を実行しているのだと。

評論家はしかたなく、まずそうな顔で食べている。

 

       (減塩音頭)

 

 


ロールキャベツ

2016年02月29日 | 俺の料理

公民館の男の料理教室へ行った。

今日はロールキャベツを作るのだ。

玉ねぎをみじん切りにして油で炒めた。

これに、ひき肉や、玉子、パン粉、調味料などを混ぜて、こね合わせて団子を作る。

これをさっと茹でたキャベツの葉で包み、さらに鍋で煮るのだ。

俺の班は4人で8個作った。

できたら各自の皿に分けるのだ。

この盛り合わせの仕事は俺が引き受けた。

俺はできたばかりの料理を4人分のお皿に二つずつ盛り合わせ、各自の席に置いた。

一番出来が良いのは、当然俺の前に置くのだ。

一つだけキャベツの色が黒っぽくて変なのがあったから、隣の席においてやった。

すると隣の人は煮汁をかけると美味しくなるからと言って、皿を集めなおし、鍋の煮汁をかけた。

それから、彼はみんなに皿を分けなおした。

あれ!俺は一番かっこう良いロールキャベツを取っておいたのに、不味そうな色のキャベツが、俺のところに配られている。

俺が食べようとした、かっこよくできたのは、隣がとっているではないか。

ここで文句を言えば、品格が疑われるので、平気な顔を装う。

さらに、変なところを見つけた。キャベツに大きな穴があいて、中の肉団子が、はみ出ているではないか。

今日は運が悪いなあ。

 

参考:https://cookpad-video.jp/videos/409

 

 

 


独りで食べた ひつまぶし

2016年02月16日 | 俺の料理

 

  今朝、女房はひな巡りの当番とのことで、出かけて行った。帰りは遅くなるとのこと。したがって俺は一人で昼飯を食べなければならなくなった。

  冷蔵庫には生協で買ったウナギがある。一袋に2枚入っている。ただ、チンして食べたのでは面白味がない。

  俺はかつて料理屋さんで食べたことのある、ひつまぶしを作ろうと思った。まずは、ネットで作り方を探す。

  しかし、大葉やゴマなどの材料はない。だし作りも手間がかかりそうだ。だから、ただ、ウナギを刻んでご飯に混ぜることにした。要するにウナギの混ぜご飯だ。

  まず、ウナギを袋からだして電子レンジで温めた。二人分の量だ。

  ウナギの切り身1枚を細かに切り、たれをかけ、ご飯に混ぜた。あとの1枚は、大まかに切って飾りとして上にのせた。サンショウを振りかけて出来上がりだ。簡単に出来た。

  ひつまぶしは、そのまま食べたり、のりやわさびなどの薬味で食べたり、だし汁をかけて食べるそうだが、準備不足と面倒なのでこのまま食べることにした。

 いつもなら、二人分のウナギなのだが、今日は女房がいないから、2枚とも一人で食べられるのだ。

 食べ始めた。ウナギはいつもより硬く感じた。女房はいつも湯せんで温めていたが、俺は文明の利器、電子レンジを使ったのだ。湯せんとレンジの違いで柔らかさが違うのではないかと思った。

 ひつまぶしを口へ運ぶ。

  いつもなら俺は料理の評論家の批評をうけたまわりながら、食べるのだが、今日は評論家がいない。

 なんだか味気ない。ただ黙って食べた。量にしていつもの2倍は食べたようだが満足しない。

 食べ終えた。ただ、おなかがいっぱいになったが、なんだか物足りない。

 うるさいのを我慢しながらでも、評論家の意見を聞きながら食べたほうが美味しく感じるのかなあ。

 


俺の 恵方巻

2016年02月01日 | 俺の料理

節分にはちょっと早いが、俺は恵方巻を作ろうと思った。

先日はかっぱ巻きを作ったが、海苔にすし飯を均等に貼らなかったから、蛇が卵を飲み込んだような形になってしまったのだ。

今度は失敗しないように気を付けよう。

俺はスーパーへ行って具材を買い集めた。

まぐろとサーモンのさく、だし巻き玉子、かにかま、きゅうりだ。

いくらと、飛び魚の卵は家にあるものを使うことにした。

具材は7種類になった。

さぞ、美味しく素晴らしい恵方巻ができるだろうと想像する。

そば打ちに使うこね鉢にご飯を広げて、すし飯を作った。

巻きすに海苔を敷き、すし飯を貼りつける。

このとき、厚さが均等になるように気をつけた。

均等にしないと蛇が卵を飲み込んだようになるからだ。

具材を並べる。まず、まぐろを並べ、わさびを塗る。

それから、サーモン、だし巻き玉子、かにかま、きゅうりなどを並べた。

その上にいくらのつぶつぶを置いていく。

飛び魚の卵は、すし飯の上に振りかけた。

さて、巻き始めよう。

俺は緊張しながら、巻きすを巻いていく。

出来た。均等に巻くことができた。ため息がでた。

恵方巻の両端から具材がのぞいている。

俺にだって恵方巻は作れるのだ。俺はうれしくなった。

それから、食べやすいように二つに切った。

切り口から見える七つの具材を見て楽しむ。

いい気分だ。


さて、食べよう。今年の恵方は南南東だ。

幸い、テーブルの俺の席は南南東を向いている。

女房は俺の方を向いて食べようとしたから、俺は南南東と反対ではないかと注意した。

俺は女房の真後ろにいるかっこうになった。

だから、女房から俺の姿は見えない。

互いに何を願いながら食べるかは秘密だ。

二人で南南東を向いて食べ始めた。

 

俺は恵方巻をかじった。

すると、まぐろが抜けて口からぶら下がった。

こんな無様なかっこうは女房から見えないのだ。

二口、三口と食べていくと、今度は恵方巻の下の方から

サーモンがにゅるりと滑り落ちた。

主な具材がなくなった海苔巻きだけが手に残った。

巻きすで巻くときに、力が足りなかったためではないかと思う。

俺は抜けてしまったまぐろとサーモンに、醤油を付けて食べた。

これでは願い事がかなうはずがない。

 


そば打ち

2016年01月27日 | 俺の料理

今回の男の料理教室はそば打ちだ。

これまでに何度かそば打ちの講習会を受けたが、先生によっては作り方が微妙にちがう。

俺は先生の教えを忠実に守る方だが、生徒の中には先生の指導に従わず、先生より先に勝手に作業をする者もいる。(けしからん!)

公民館では新しい金属製の篩い(ふるい)を用意してあった。

篩いで、そば粉や小麦粉をふるう。

それから粉に水を入れながらこねる。

麺棒で四角に薄くのばす。

このとき、下手だと四角にならなかったり、また、穴があいてしまう。

俺がそば打ちを始めたころは、麺棒でのばしていくと、四角にならず、北海道の形になったり、とうや湖、ましゅう湖などのような穴が出来たりしていた。

今はだいたい四角になるまで上達した。

そばを切る。生徒によっては太く切る人や細く切る人でまちまちだ。

だから、ゆでるときは、湯だった鍋に太く切った人の分を先に、細いのを最後に入れた。

みんなで食べた。打ち立てのそばは最高だ。

麺の太さがまちまち

後片付けで、食器等を洗った。

先生が言った。「篩い(ふるい)は水洗いすると錆びるから洗わないように」と。

ある生徒がたずねた。「新しいのですか?古いのですか?」

「篩いだ」と先生。 

古い何を洗うのですか?」と生徒。

珍問答だ。

生徒はみんな高齢者だ。耳が遠くなっている。


 


だしなしの だし巻きたまご

2016年01月17日 | 俺の料理

俺は女房という師匠のもとで、厚焼き卵の作り方を教わってきた。

ボールに卵を割って入れ、ミリン、砂糖、醤油を適当に加えてかき混ぜる。

ミリンや醤油などは計量スプーンを使わずにビンから適当にそそぐのだ。

俺はこの適当というのが、いまだに理解できない。

それから、四角いフライパンにそそいで焼くのだ。

 

このあいだ、スーパーでだし巻きを買って食べたらおいしかったので、俺はこれを作ることにした。

師匠はネットの動画だ。

まず、調味料を合わせる。

だし汁大さじ3、砂糖大さじ1、塩ふたつまみ、薄口醤油小さじ2分の1。

スプーンで量るところが、女房師匠の「適当」と違うところなのだ。

調味料を合わせた小鉢を大切にわきによせた。

次は卵を3個割る。

俺はネットで見た、片手で卵を割るのを真似してみたくなった。

片手で卵を持ち、ボールのふちにたたく。  それから指で卵のからを開くのだ。

俺は慎重に片手で卵を割ろうとしたら、卵がぐしゃっとつぶれて親指が中に突きささった。

割った卵の白身の中に、こまかいからが散らばっている。

からをさい箸でつまもうとしたが、なかなか出来ない。

スプーンですくおうとしても、小さなからは逃げていく。

俺はスプーンとさい箸で、はさみうちにして、からをつかまえた。

白身と黄身がよく混ざるように、さい箸でかき混ぜた。

これを四角いフライパンに流した。

3回に分けて、卵を巻いていく。

上手に出来たような気がした。


女房がおせっかいに来た

うまく卵を巻いて、上機嫌になっている俺に女房は尋ねた。

「小鉢に入っているのは何ですか?」

あれ! 卵にだしの調味料を入れるのを忘れていた。

どうしよう、だしなしのだし巻き卵なんて、まずいだろうなあ。

俺はだしの入っていないだし巻き卵に穴をたくさんあけた。

そして調味料を流したが、しみこまないのだ。


(穴をたくさんあけた)

それで、フライパンに戻して、この調味料で煮込んでみた。

汁がなくなるまで煮込んだ。

さて、出来たか。  俺は卵を包丁でふたつに切った。

黄身と白身が離れている。  卵がよくとけていないのだ。

食べてみた。

まずい。  だしの味がない。

煮込んだとき、だしが蒸発して中にしみこんでいなかったのだ。

俺はショックを受けた。

いつもは卵と調味料をいっしょにかきまぜたら、すぐフライパンに流す動作をしていた。

今回は最初に調味料を合わせおいてから、卵をとく。

それから、調味料を入れる。

俺は女房師匠から教わったように、最初から卵と調味料を合わせてかき混ぜたら、すぐにフライパンに流す動作を身につけていたのだ。

今回のネットの師匠は調味料を合わせておいてから、卵をとく。

それに調味料を加えるのだ。 順序が違うのだ。

俺は女房師匠から訓練されたように、卵をといてから、すぐフライパンに流すことを身体で覚えていた。

だから、つい、卵をかき混ぜたら調味料を入れないでフライパンに流したのだ。

俺は頭の切り替えが出来なくなり、手順を間違えたのだ。

なんだか悲しくなった。


俺は、「だしなしだし巻き卵」をモサモサと食べた。




 


巻き寿司

2016年01月08日 | 俺の料理

俺は料理の勉強中だ。 今度は巻き寿司に挑戦しよう。

まずは、かっぱ巻きのように細いものを作ろう。

ネットで作り方を検索。 いくつか見てから、俺なりの作り方をイメージする。

そして、スーパーへ行く。

まず、キュウリを一本、かごに入れる。

次に俺にでもできそうな材料を探す。 カニカマを見つけた。

だし焼き卵は細く切れば巻くことができそうだ。

 巻きすに半切りの海苔を置き、すし飯を広げる。

中央にワサビをぬり、細く切ったキュウリを置く。

巻きすで巻いていく。 簡単にできそうだ。

俺は慎重に作業をした。 そして、巻きすを広げて驚いた。

中央部分がふくらんで、すし飯がはみ出しているではないか。

まるで蛇がタマゴを飲み込んだような形だ。

修理をしなければならない。 

そこで、はみ出たところに海苔を張り付けて巻きなおした。

すると、別のところがはみ出すのだ。 蛇がタマゴを二つ飲み込んだようだ。

困った、困った。 しばし、どうすればよいか考える。

俺はこの蛇に、さらに半切りの海苔を巻いて、蛇のタマゴをかくした。


今度はだし巻き卵を巻く。 むらのないように、すし飯を均等に広げた。

そして、巻いた。 今度は丸くできた。

けれど、すし飯が多すぎて巻ききれず、海苔のないところが、白い線のようになっている。

だから、その上にさらに半切りで巻いた。

海苔を二重にしたのだ。 何とか、かっこうがついた。


今度はカニカマを巻く。 

すし飯を少なめにして、これはよくできた。

包丁で六等分に切る。

お皿を二つ用意して、よくできたものと、かっこ悪いものに分けた。

良いほうだけ、ブログ用に写真を撮る。

 

 

今日は我が家にお客様が一人いる。

女性客だ。

大切におもてなしをしよう。

お客様には、よくできたほうを召し上がっていただこう。

調理人の俺は、出来そこねたものを食べればよいのだ。

お客様へお寿司を差し出す。

食べようとしたら、醤油を忘れていたことの気がついた。

お客様は勝手に台所から醤油と皿を持ってきた。

我が家の台所をよく知っているのだ。、

食べ始めた。

お客様は良いものを、俺はぶかっこうな寿司を食べる。

味は同じだろうから。

 

 

参考動画:かっぱ巻きの作り方

 

 

 

 


いなり寿司を作った

2015年12月25日 | 俺の料理

 

生協の案内書にいなり寿司用の味付き油揚げがのっていた。

俺は考えた。これを利用すれば、俺にだっていなり寿司が作れると。

そこで注文。

先日、男の料理教室で海鮮寿司の作り方を教わったし、自宅でも作ったから、すし飯の作り方には自信がある。

すし飯を油揚げに詰め込むだけだから、簡単ではないか。

あまり簡単なので、もっと手の込んだものを作ろうとした。

イクラの軍艦だ。

それに、薄焼き卵ですし飯を包んでみようと思った。

早速、作り方を動画で検索。

まず、ご飯を炊き、すし酢を入れ、うちわで扇ぎながらかき混ぜた。

ゴマも入れた。味付き油揚げを温め、口を開いてすし飯を詰めた。

簡単に出来上がり。

すし飯を握って帯状の海苔を巻き、イクラをトッピングして、軍艦の出来上がり。

簡単だなあ。

次は薄焼き卵で、茶巾寿司を作ろうとしたが難しい。

茶巾のようにカッコよく包めない。

だから、ただ、すし飯を握ってから簡単に包むことにした。

すると、包んでいるうちに薄焼き卵が切れてしまった。

切れた所を隠すように巻いて、何とか形を整えた。

今回の俺の料理はまずは成功。

今日は天気がよい。

お寿司を重箱に詰めて公園で食べたいが、

俺は今、足が痛くて外を歩くのは困難だ。

仕方がないから、女房と家で食べる事にした。

まず、お稲荷さんから食べた。美味しい。

イクラの軍艦も美味しい。

最後に薄焼き卵。これは俺が味付けしたものだ。

とても味がよい。

しかし、食べる前に包みがほぐれてしまった。

 

俺専属の料理評論家は言う。

すし飯が大きすぎる。

すし飯の握り方が、おむすびのようだ。かたすぎる。

卵の包み方が悪く、形がととのっていない。

すし酢をもっと入れた方が良いなどと、辛口評論だ。

 

しかし、俺は下手で良いと思っている。

下手だからこそ、勉強のためだと言って、

女房に寿司屋へ連れて行ってもらう口実が出来るのだ。

そして、今度はにぎり寿司に挑戦だ。

そのために、女房に頼んで、何度も何度も寿司職人の

手つきを見るに連れていってもらおうかなあ。

下手を逆手にとって、俺はにんまり (*^_^*)

 


俺は 海鮮丼を 作った

2015年12月04日 | 俺の料理

男の料理教室で海鮮丼を作ることになった。

いつものように、四つのグル―プに分かれて待っていたが、時間になっても先生が来ない。

すると、米を研いでおこうと動きだしたグループがあった。

米を研ぎ、電気釜に入れたが、まだ先生が見えない。

すると一人が釜のスイッチを入れようとした。

別の人が少し待てと言う。

一人は焚き終えてから蒸す時間が必要なので、早くスイッチを入れたほうが良いと言い、別の人は20分ぐらい経ってから焚いた方が良いと言う。

互いに自分の意見を言い合って決まらない。

俺はどちらでも良いのではないかと思うので、余計なことは言わないでいた。

スイッチを入れる、入れないで激論の末、3対1で時間が経ってからスイッチを入れることになった。

民主主義のお手本だ。

政治家のおじさんたちは見習うべきだ。

 

先生から、海鮮丼の作り方を教えてもらった。

俺はネタをきれいに並べようと、何度もやり直した。

まあ、俺としては満足な出来ばえだ。

 (ネタは7種類)

 

俺は家で海鮮丼を作ろうと思ったが、材料を少しずつ買ったのでは無駄なので、マグロだけの鉄火丼にしようと考えた。

そして、俺の腕前を見せて、女房に自慢しようと思った。

スーパーMに行き、マグロのさくを買い物かごへ入れた。

マグロのそばに生食用ホタテがあった。

ホタテは女房の好物だから、これも入れた。

鉄火丼でなく、マグロとホタテの二つでも海鮮丼になるだろう。

マグロとホタテの紅白にすれば、めでたい海鮮丼になるはずだ。

この方が女房から点数が稼げるだろうと思った。

 

料理教室では「昆布だし入り・すし酢」を使っていたので、スーパーMへ行って探したが無い。

ただの「すし酢」しか売っていない。

それで、スーパーBへ行ったが、そこにも無いのだ。

ついでに刺身売り場をのぞいたら、サーモンとイカがある。

食べたくなったから買った。

ネタは4種類に増えた。四つ合わせて「しあわせ海鮮丼」と名付けようと思った。

俺はどうしても「昆布だし入り・すし酢」が欲しいので、スーパーSへ行くことにした。

クルマの中で鼻歌を歌いながらスーパーSに向かう。

そこでやっと「昆布だし入り・すし酢」を見つけた。

刺身売り場をのぞいたら、エビが有った。

これも食べたくなったので買った。

ネタは五つになった。俺はよいごちそうが出来るぞと、ニコニコ。

 

ご飯を炊き、すし酢と混ぜ合わせて、うちわであおいで、すし飯の出来上がり。

マグロやホタテなどを切ったネタを、どんぶりのシャリに並べた。

きれいに並べようと、何度も手でつかんで並べ替えた。

やっと出来たと思ったら、シャリにノリの細切りを振りかけるのを忘れているのに気が付いた。

やり直しだ。また、ネタを手でつかんで並べ替えた。

すると、マグロがクタクタになった。ホタテも形が崩れた。

そこで、マグロは四角に、ホタテは丸くなるように、指先で引っ張ったり押しつぶしたりして、何とか形を整えた。

苦労の末、5種類盛り海鮮丼が出来た。今日は熱燗で乾杯。

 

翌朝、女房は言った。

ネタを手でいじっていたから、体温でクタクタになったのだと、料理評論家のようなコメントをするのだ。

いちど並べたネタを手で何度も何度も並べ替えたから、クタクタになってしまったのだ。

女房はおいしいと言って食べたくせに。

 

最初はマグロだけ買うつもりだったが、ホタテ、サーモン、イカ、エビと5種類にもふくれ上がったので、改めてレシートを見た。

2, 641円なり。高くついたなあ。

 


ハタハタで しょっつる鍋

2015年11月26日 | 俺の料理

今、スーパーにハタハタが出ている。ぶりこ(卵)がぎっしり入ったハタハタだ。俺はハタハタでしょっつる鍋を作ろうと思った。さっそくネットで作り方を勉強。

ところが、スーパーを探したが「しょっつるの素」がない。なければしょっつるは作れないのだ。探し回って、やっと4件目のスーパーで見つけた。

しょっつるは秋田の郷土料理だ。これを美味しく食べるには秋田の地酒がよい。俺はこの店で秋田の銘酒、高清水(たかしみず)を見つけた。

 

しょっつる鍋の材料を並べた。まずはハタハタ。

それから豆腐、ねぎ、えのき、春菊、はくさいなどだ。

土鍋に昆布でだしをとり、ハタハタと野菜などを入れて蓋をした。

しょっつるの素は味を見ながら入れていく。

 

できた。上手にできた。

高清水を飲みながら鍋をいただく。

高清水で食べるハタハタは最高だ。

俺は女房がハタハタを嫌いなことを知っているから、女房に気を使い、豆腐を多めに入れておいた。

女房にはハタハタの代わりに豆腐をたくさん食べてもらうようにしたのだ。

 

女房はハタハタに箸を出さず、豆腐を食べている。

食べ終わってから、俺の料理の感想を聞いた。

女房は言った。「満足はしない、しょっつるの味は好きになれないから腹七分目だ」と、不満げだ。

まあ、いいじゃないかと俺は思う。

女房はダイエットがなかなかうまくいかず、悩んでいるようだから、これで解決するだろうよ。

俺は表面上、女房のダイエットに協力するとことを口実に、何度でもハタハタのしょっつる鍋を作ろう。

腹八分目よりきびしい、腹七分目。

ダイエットの秘訣だ。

あとで、スマートになって、俺に感謝する日がくるだろうよ

 


一夜干しの さばの味噌煮

2015年11月16日 | 俺の料理

 

         

 

NHKきょうの料理番組では、初心者向けの番組、「ビギナーズ」がある。5分間の短い番組だ。

俺は先月までこの番組を見てきた。今は「ビギナーズ」よりも高度な料理番組、「今日の料理」を見ている。25分間の番組は難しそうなので手が出ない。しかし、俺でも出来そうなものを見つけた。「さばの味噌煮」だ。録画をくりかえし見ながら、テキストへメモをくわえる。

テレビのおばさんは3枚におろして売っているさばを使っていた。

俺は夕方スーパーへ行って、同じようなものを探した。そこでお買い得品を見つけた。50パーセント引きだ。賞味期限は今日までだ。売れ残りだから安くしたのだろう。今日中に食べるのだから問題はない。俺はこれを2枚買った。

さばを、はっぽうスチロールのパックから出してみた。さばは、さらにラップでくるまれている。ラップをほどいて見たら、小骨が全部ぬかれているのだ。

テレビでは小骨のぬき方を教えてくれたが、その必要がなくなった。

なぜ、こんなにていねいにして売るのだろうと不思議に思った。

 

さばを5等分にそぎ切りにした。魚にさわった感触がなんだか変に感じた。しっとりした感じではない。乾いているような気がする。賞味期限ぎりぎりの魚はこんな感じになるのかなあ?

今日も女房は俺を監視している。鍋を焦がされたくないからだ。女房は何か言いたそうだったが、俺は聞き入れず、テレビのとおりに調理を進めた。

テキストのとおりに鍋に味噌や酒などの調味料を入れ、さばを15分間煮込んだ。皿に盛り付け、クレソンを添えた。なかなかの出来ばえに満足。

さて、今日もエビスビールで乾杯と、にこにこエビス顔 

 

食べてみた。

まずい     にこにこしながら口に入れたとたん、渋い顔になった

こんなにまずい料理は初めてだ。

さばに味噌がぜんぜんしみ込んでいない。

15分間も煮込んだのに、まったく味噌の味がしないどころか、肉がかたいのだ。

なぜこうなんだ

女房は「一夜干しのさばではないの?」と尋ねた。

俺はゴミ箱からパックに貼ったシールを探した。

シールには「さば一夜干し」と芸術的な文字で書かれている。

俺は50パーセント引きの文字に目が引かれ、「一夜干し」の文字を読まなかったのだ。

干物のさばを生のさばと思いこんでしまったのだ。

まずくても、俺が一生懸命勉強して、一生懸命に作った料理だ。

食べ残すことは出来ない。

にが虫をかみしめるようにして、まずいまずい「一夜干しのさばの味噌煮」を残さず食べた

女房は一口食べてから、あとは明日食べますと言って残した。

そして、捨ててしまった。

やれやれ、料理は、にが虫も噛まねばならないのか

 

       

 


えびす顔で いかチリ

2015年11月01日 | 俺の料理

ゑびすビールの贈り物をいただいた。

えびすと言えば思い出すことがある。 子供のころ住んでいた家の壁に、えびす・だいこくのお面が飾ってあった。 にこにこ笑っている顔だ。

ビールはしばらく飲んでいない。 俺の家にある酒は安物の赤ワインだけだ。

高級なビールをいただいたので、酒の肴を作ることにした。

いかのチリ炒めだ。 チョット難しいようだが、だめもとでやってみよう。

料理番組の録画を繰り返して見る。 テキストも読む。 これだけ勉強すれば何とかなるだろう。

まず、必要な食材をテーブルに並べる。

いかの皮をむく。 皮をつまむのがなかなかできない。 テレビのおばさんは、いとも簡単にむいているが、むずかしいなあ。

調味料を計量スプーンで正確にはかって合わせ、ソース作る。

フライパンにサラダ油を入れて、いかを炒める準備をした。

ここで女房の登場。

表向きは、いかの炒め加減を見てくれるとのこと。 しかし、俺はフライパンを焦がさないように、監視するためだと感じる。 これまで何度も何度も焦がしてきたからなあ。

いかの色が変わり女房の許可がでたので、ひとまず皿に移した。 次はソースを温めるのだ。

サラダ油を継ぎ足そうとしたら、女房の手が出てきた。

フライパンの油をきれいにふき取っているのだ。 どうせまた、いかとまぜ合わせるソースを温めるのだから、ふき取る必要はないと俺は思うのだが。

きれいになったフライパンに、俺はサラダ油大さじ一つ入れてからソースを温めた。 それに、さっき炒めたいかを入れてかき混ぜた。 これで出来上がりだ。

俺はフライパンをキッチンペーパーでさっと拭いて、作業終了と思いきや、女房の手がまた出てきた。

女房は布切れでフライパンをすみからすみまで、力を入れて油をふき取るのだ。

監視人の前での料理は気が張るなあ。

 

さて、ゑびすビールで乾杯といこうか。

ビールを一缶開けた。 350cc入りだ。

俺は200cc、女房は150ccでちょうどよいのだ。

いかチリを食べてみた。

うまい! 今まで作った中で一番うまいのだ。

 女房は、ソースの調合をテキストどおりに正確に量ったからよいのだという。

まずは、テキストどおりに調理したそのあとで、自分が好きなように味付けを工夫すれば良いとアドバイス。

適当に目分量で調味料を入れられるようになるには、テキストどおりに基本作業を身につけてからだという。 何年かかるかなあ?

何しろ主婦歴50年の指導者だから、素直に聞くことにしよう。

俺の生活年齢は女房より年上だけど、料理年齢は、婆さんとひ孫ぐらい離れているからなあ。

女房という料理人からみれば、俺は幼稚園生だ。

俺は料理の「超年長者」の言うことを、素直に聞くことにした。

 

ビールを飲みながら、おしゃべりして、いかチリを食べる。 当然笑顔になるよ。

ゑびすさんのように。

 ビールはあと5本ある。 あとの5回も、ゑびす顔になるように頑張ろう。