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夢職で 高貴高齢者の 叫び

          

俺が作った 恵方巻きで 恵方呑み

2017年02月04日 | 俺の料理

俺は自分で恵方巻きを作ることにした。

俺はスーパーへ行って具材を買ってきた。

それから、先日録画しておいた、NHKのためしてガッテンの恵方巻きの作り方を見て勉強。

がってん流は海苔を半分に切って作るハーフサイズだ。

がってん流は、巻き簾を使わない。

海苔だけで巻いて、クッキングシートで帯のようにしめる。

素人でも簡単にできるそうだ。

 

まず、俺はがってん流で2本作った。

半分に切った海苔を縦長に置き、酢飯を広げ、具材を並べる。

巻き簾を使わないで巻く。

これをクッキングシートで帯のようにしめると出来上がりだ。

簡単に出来た。

 

しかし、クッキングシートでしめ過ぎたのか、寿司飯がはみ出した。

けれども、くずれないから、まあいいや。

 

恵方巻きがあまりにも簡単に出来たので物足りない感じだ。

そこで、巻き簾で本格的な太巻きに挑戦することにした。

巻き簾の上に海苔をおき、酢飯を広げる。 

これに、マグロ、カニカマ、イクラ、厚焼き玉子、カンピョウ、キュウリ、紅ショウガなど、七つの具材を並べた。

慎重に巻き簾で巻いていく。

巻き簾を開いてみた。

我ながら上手に出来たとにんまり。

 

女房と二人で食べることにした。

今年の方角は北北西。

一本丸ごとだと多すぎると思ったので半分に分けた。

切り口をみたら、実によくできている。

 

去年の恵方巻きは巻き方がゆるかったので、食べ始めたらマグロが滑り落ちて失敗だった。

今年は上手に出来た。

具材も良いものを選んできたので、すごくおいしい。

俺は満足だ。

 

マグロなどの具材が残った。

もったいないので、これを肴に呑むことにした。

とっくりからさかずきにお酒をそそぐ。

俺は女房に、恵方飲みだと言って、北北西を向いて祈りを込めて呑んだ。

満足、満足。

そしたら、あることが頭に浮かんだ。

恵方巻きは輪切りにしないで、一本を丸々食べる。

これにならえば恵方呑みも、一升ビンから

一気にラッパ呑みをしなければご利益がないのかと。

血圧の高い俺には不可能なことだ。

とっくりではどうかと考える。

俺にはとっくりのラッパ呑みも出来そうもない。

さかずき一ぱいをぐい吞みしただけでは、ご利益がないかもしれない。


もやしオムライス

2017年01月27日 | 俺の料理

本屋で、もやしオムライスの作り方が書いてある本を見つけた。

早速手に入れ、帰り道にスーパーに寄った。

材料に「合いびき肉」とあるが、俺にはどんな肉なのか分からない。

肉のコーナーで「合いびき肉」という表示を探したが見つからない。

店員に尋ねようとしたが、あいにく見当たらない。

作り方の説明文を読むと「ひき肉を入れて色が変わるまで炒める」と書いてあるから、ひき肉の種類だろう。

だから、豚なら、ぶなんだろうと思って、豚のひき肉をかごに入れた。

もやし、しめじ、ホールトマトなども買って帰った。

 

まず、トマトソースを作ることにした。

ホールトマト缶詰を開けた。 400グラム入りだ。

俺はこの缶詰を初めて見た。

中にはケチャップ色をした液体の中に、半分くずれかかったようなトマトが入っている。

俺はこれを全部、耐熱ガラスのボールに移して中身をつぶした。

これに、しめじ、トマトケチャップ、バター、塩、コショウを入れてかき混ぜた。

ソースはこんなに多くて良いのかなと、変に思いながら電子レンジで加熱した。

次に、フライパンでひき肉と細かに切ったもやしを炒めた。

それから、ご飯を加えて混ぜ合わせた。

二つのお皿によそった。

これに、電子レンジから取り出したホールトマトのソースをたっぷりとかけた。

女房が2・3度、何か言ったようだが、俺は無視した。

女房はこんな高級料理を作ったことがないだろうから、俺に意見したって、聴くはずがないのだ。

俺は頭に入れた手順が思い出しながら、一生懸命調理しているのだ。

それから、フライパンに卵液を流し入れ、半熟状態にした。

これをソースの上にのせて出来上がりだ。

 

俺は女房が食べ始めるのをじっと見つめた。

多分、おいしそうな顔になることを期待して見つめた。

そして、女房から感謝の言葉がでるであろうと思った。

ところが、女房の顔がゆがんでいる。

おいしくないのだ。

俺も一口食べてみた。 まずい!! 

ご飯が水っぽいのだ。皿の周りに水分がたまっている。

ホールトマトの水分のようだ。

テキストの写真と比べてみた。

テキストでは、ごはんの上に玉子、その上に少なめのトマトソースがかけられてある。

水分らしきものはない。

しかし、俺のは、まるで違う。

ご飯の上に水っぽいトマトソースが、たっぷりとかけられ、その上に玉子がのっているではないか。

順序が逆だ。

それに、余分な水分が皿のふちに溜まっている。

玉子だけは何とか食べられるが、ご飯は水っぽくて、まずくて食べられない。

なぜ、水っぽくなったのか、俺には分からない。

しかたがないから、俺はトマトケチャップを容器から絞り出してご飯にかけ、味付けをして口の中へ入れた。

あと味が悪い。 

いつまでも、口の中が変な感じだ。

(レシピ)

 

(俺の料理)

《上から順に、半熟玉子、ホールトマトのソース、炒めご飯、余分なな水分、50年前に買った皿》


恵方巻の練習

2017年01月16日 | 俺の料理

     恵方巻の練習

 

コンビニで恵方巻の幟が出ていた。

スーパーでは恵方巻の予約を受け付けている。

そろそろ、恵方巻の日が近づいてきたのだ。

去年、俺は恵方巻を作った。 しかし、失敗。

食べようとしたら、恵方巻からネタのまぐろが滑り落ちたのだ。

そのせいか、願い事がかなえられなかった。

俺は今年こそ、失敗せずに恵方巻を作ろうと心に決めた。

それには、今から練習しなければならない。

 

まずは簡単な細巻きから始めよう。

最初にカッパ巻きを作った。

慎重に巻いて、上手に出来た。

我ながら上手に出来たと、ほくそ笑む。

次は玉子を巻いた。

巻いているとき、なんとなく感触が悪い。

巻き簾を開いてみたら、アッと驚いた。

のり巻きから玉子がはみ出している。

玉子の太さが大きかったのか。

巻き方が悪かったのか。

やり直しても直らない。

今度はかんぴょうを2本巻いてみた。

これは、まあまあ形になった。

今度は太巻きに挑戦。

ネタはカニカマ、キュウリ、カンピョウと玉子とイクラの五つだ。

失敗しないように、ネタの様子を見ながら、そろりそろりと巻いていく。

巻き簾を開いてみた。

まあ、形は整っている。

包丁で丁寧に切った。

太巻きは八つに、細巻きは四つに切った。

しかし、玉子を巻いたのは四つに分けたら、ばらばらになるから、二つに切った。

女房と二人で食べた。

俺は、感想を聞かないことにした。

多分感想を聞けば、テレビの評論家のようにながながと講釈するだろう。

まずい寿司がさらにまずくなるからだ。

女房はだまって食べている。

美味しいとも、まずいとも言わないのだ。


キリタンポ鍋

2016年11月26日 | 俺の料理

雪が降った。 

寒い、寒い、寒い。

身体を暖めよう。 身体の中から暖めよう。

夕食はナベにしよう。

キリタンポ鍋が良い。

俺は女房とスーパーに行って、ナベの材料を探した。

まずはスープ付きのキリタンポをかごに入れた。

それから、とり肉、ごぼう、せり、ねぎ、まいたけ、えのき、豆腐、糸こんなど。

俺はキリタンポ鍋が食べられると思うと、心がポカポカ。

 

インフルエンザが流行ってきた。

クルマで家へ帰る途中、病院に寄った。

そして、インフルエンザの予防注射を受けた。

注射が終わってから、看護師さんが言った。

「副作用が起きるかも知れないから、異常を感じたら病院へ連絡するように」

「それから、お酒は控えるように」

俺はショックを受けた。

今夜はキリタンポ鍋だ。 鍋にはお酒がつきものだ。

それなのに、酒が飲めないのか!!

 

食卓にカセットコンロと土鍋を用意した。

ナベの材料を並べた。

それにお酒を添えた。

看護師さんの「お酒は控えるように」との言葉が気になる。

しかしなあ、鍋にはお酒がつきものだからなあ。

ウーン困った。

飲んだら身体に異常がでるだろうなあ。

「異常を感じたら、病院へ連絡するように」とも言ったはずだ。

この言葉に頼って良いのかなあ?

2016-11-24

 


カニカマ&玉子&オクラ&小松菜&ネギの五目うどん

2016年11月22日 | 俺の料理

俺はもしもに備えて、食事の作り方の練習をしようと思っている。

だから、今日のお昼は俺が作ることにした。

寒くなってきたので、温かいうどんにしよう。

俺は昨日からネットで、うどんのレシピを探していたのだ。

簡単なのは「うどん」だが、俺はあまり好きではない。

なぜかと言えば、一字を変えれば「手抜きうどん」になるからだ。

 

俺はもっと手の込んだ、美味しいうどんを作りたいのだ。

レシピを見て、俺なりにアレンジしたうどんを作るのだ。

茹でたうどんに、五つの材料をトッピングしたものを作ろう。

味がまずくとも、見た目はきれいで楽しめるからだ。

冷蔵庫から食材を探す、玉子、茹でた小松菜、ネギ、冷凍したオクラなど、四つの食材を見つけた。

あと一つは彩りを考えて、赤いものが良いだろう。

俺はスーパーへ買い出しに出かけた。

まず、茹で麺を二人分。  

次はトッピングに赤いものを探す。

ナルトを見つけた。   赤い渦巻きがある。

うどんに入れると、きれいだろうなあ。

しかし、値段を見たら高い。

そこで、別の物を探した。

赤いカニカマを見つけた。   

蟹もどきのカマボコが10本も入っている。

これなら安い。

俺は一度かごに入れたナルトを戻して、カニカマと取りかえた。

 

家に帰った。

二つの鍋でお湯を沸かす。

一つには濃縮だしの素を入れる。  

これに玉子を割って入れ、固まったら取り出す。

カニカマを、だし汁で少し煮て取り出す。

別の鍋でうどんを温めて、お湯を切る。

うどんをどんぶりに取り分ける。

これにだし汁をかける。

まずは、どんぶりの中央に玉子をのせる。

カニカマ、小松菜、ネギや解凍したオクラを並べて出来上がり。

美味しそうに、きれいにできた。

五目うどんの出来上がりだ。

二人で食べた。

美味しい。

カニカマはだし汁で煮ると美味しくなることがわかったと女房が言った。

女房がうどんを作ったときは、カニカマを煮ることはなかったろうなあ。

今日のお昼は満足。

万一、もしものことが起こったとしても、俺は大丈夫だと女房に告げた。


カニカマ&玉子&オクラ&小松菜&ネギの五目うどん


俺は 鉄火丼を 作った

2016年11月08日 | 俺の料理

          11月8日(火)

 最近、女房はお昼を作らなくなった。

おとといはスーパーの弁当、昨日は外食。

女房は今日もお昼を作らないであろうと、俺は察知。

だから、俺は昼食の材料を買いに出かけた。

マグロのさくを買ってきた。

これで鉄火丼を作るのだ。

まずは、みりん、日本酒、醤油を合わせて漬けだれを作った。

それから、マグロのさくを包丁で刺身のように薄く切った。

これを漬けだれに漬けた。

こうすれば味が沁み込んで美味しくなるのだ。

次に酢めしを作る。

ご飯に寿司酢を少しずつ混ぜる。

味をみながら寿司酢を足していくのだ。

酢めしに白ゴマを混ぜた。

そして、どんぶりによそった。

酢めしを富士山の形に盛った。

円錐形に盛りつけると、表面積が多くなり、マグロを多くのせられるのだ。

俺はマグロを並べながら、考える。

酢めしに海苔をかけたらよいのではないかと。

そこで、一度のせたマグロをはがした。

それから、はさみで海苔を細く切って酢めしにかけた。

酢めしの上にマグロを8切れ、放射状に並べた。

わさびを添えて出来上がりだ。

二人で食べてみた。

美味しい。 とても美味しい。

おととい、スーパーで買ってきた鉄火丼より美味しいのだ。

女房は俺に感謝。   うれしくなったよ。

 

でもなあ、毎日毎日、

女房にお昼を作ってくれと言われるようになったら、

どうしようかなあ。


男の料理教室で 巻き寿司を 作った

2016年10月16日 | 俺の料理

 

男の料理教室 巻き寿司

 

男の料理教室で巻き寿司を作った。

具材は先生が用意してくれた。

酢飯も先生が作って持ってきた。

だから、生徒は、ただ、海苔で巻くだけだ。

海苔に酢飯を広げた。

それから、玉子、マグロなどの具材を細長く並べた。わさびを薄くぬった。

巻き簾で巻いた。

しかし、俺の巻き寿司は、海苔1枚では巻けない。

海苔が足りなくて酢飯がはみ出している。

具材もはみ出ている。

これでは食べられない。

よくばって、酢飯や具材を入れすぎたからだ。

海苔を追加して巻いた。

あとで分かったことだが、包丁で切るとき、2枚重なったところが、うまく切れないのだ。

重ねて巻いたところが、いびつになった。丸くならないのだ。

だから、欲張らずに海苔一枚で巻けるようにしなければならない。

俺は一つ利口になった。

今度作るときは欲張らないようにしよう。

 

納豆巻きを作った。

納豆の他にキュウリ、ハムなどを入れた。

そして巻き簾でしっかりと巻いた。

力を入れて巻いたら、両端から納豆がはみ出してこぼれた。

キュウリやハムなどは、はみ出ても問題ないが、納豆は別だ。

ベトベトした納豆のつぶつぶが、巻き簾にくっついてしまった。

あとしまつが悪い。

一口サイズに切ってお皿に並べた。

なんと、不ぞろいなことよ。

太かったり、細かったり、いびつだったり、海苔がはがれていたりして、かっこう悪い。

決しておいしそうには見えない。

いびつな寿司を見ていると、食欲がわかないなあ。

しかたなく、一つ二つばかり食べてみた。

あとは食べる気がしない。

残りはどうしようか。

 

そこで、ひらめいた。

そうだ、家へ持って帰ろう。

女房の土産にしよう。

女房に食べてもらおう。

 2016-09-24

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       若者から若者への手紙 1945←2015

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非常食で カレーライスを 作った

2016年08月31日 | 俺の料理

今日も女房は電車で、押し絵教室へ出かけた。

押し絵で歌舞伎役者の羽子板を作っているそうな。

俺はまた、一人で昼食か。

俺は何を食べようかと考える。

明日は9月1日、防災の日だな。

そうだ。非常食を食べてみよう。

非常時に備えて、食べる練習をしておこう。

女房がリュックに入れておいた非常食があるはずだ。

取り出してみたら、ご飯だ。6食分入っている。

しかも、あと少しで賞味期限が切れるものだ。


俺は非常用のご飯を食べることにした。

パックに入ったごはんは、まずいだろう。

これを美味しく食べる方法を考えればよいのだ。

戸棚を探したら、レトルトの“ビーフカレー”を見つけた。

これをかけて食べれば、まずい非常食だってカレーの味で美味しく感じるはずだ。

俺は説明書を読む。

ご飯もカレーも、電子レンジでチンをするか、湯せんにすると書いてある。

 

俺は疑問に思う。地震や台風で電気やガスが止まったら、どうするのだ。

非常食は乾パンのように、手を加えなくても食べられるものがよいのではないかと。

俺はまず、ご飯をレンジでチンをして試食してみた。

驚いた。まずいと思っていたパックご飯が美味しいのだ。

モチモチしていて粘りがある。餅米のような感じだ。

俺はこれにレトルトカレーをチンしてかけた。

ゴーヤの佃煮とラッキョウを添えた。

食べてみた。一人で食べてみた。

美味しいのだ。

今回の俺の料理は失敗せず、完璧に出来たのだ。 万歳!!

 

しかしなあ。一人で食べるのはつまらないなあ。

今頃、女房は押し絵の仲間と団らんしながら、お弁当を食べているだろうなあ。

 


電子レンジで 玉子チャーハン

2016年08月24日 | 俺の料理

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俺は玉子チャーハンの作り方を料理の本で見つけた。

電子レンジで、できるそうだ。

フライパンは使わなくてもよいのだ。

耐熱ガラスのボールに卵を二つ溶き、塩小さじ2分の1を入れた。

電子レンジに50秒かける。

途中でかき混ぜ、さらに20秒かける。

それから二人分のご飯を入れて、電子レンジで30秒。

よくかき混ぜてから、さらに30秒。

細ネギ、ゴマ油、醤油少々加えて混ぜる。

これで出来上がりだ。

簡単だなあ。

それから、えびチリを作った。

むきエビをフライパンで炒めて、市販のソースにからめるだけの簡単なものだ。

 

さて、二つの料理を食べることにした。

えびチリは、まあまあの味だ。

ところが、玉子チャーハンが柔らかそうに見えるのが気になる。

スプーンで食べてみた。

チャーハンならば、ご飯がパラパラした感じなのだが、これは何だか変だ。

味は、まあまあなのだが、食感が女房の作るチャーハンとまるで違うのだ。

柔らかいのだ。まるでおかゆだ。

チャーハンのおかゆだ。

俺はレシピのとおりに作ったのに、なぜ、おかゆになるのだと考える。

玉子がパラパラになっていなかったのだ。

とろみが残っているところに、ご飯をまぜたのがいけなかったのか?

フライパンだと目で見ながら火加減を調節できるが、電子レンジだとそうはいかない。

だから、失敗したのかと。

 

しかし、俺は考える。

おかゆチャーハンを有効に利用できないかと。

そうだ、ひらめいた。

俺の歯がだめになって、総入れ歯になってしまったら、おかゆチャーハンを作ろう。

電子レンジなら、簡単におかゆチャーハンが作れるぞ!

 


俺は 冷やし中華を 作ったが - - - - -

2016年08月07日 | 俺の料理

☆朝ドラで、とと姉ちゃんを見ている。

雑誌“暮らしの手帳”を創刊した大橋しず子と花森安治をモデルにしたドラマだ。

若いころ、俺は“暮らしの手帳”を何冊か読んだことがある。

扇風機や灯油ストーブなどを買うときに、この本を参考にしていた。

テレビドラマに刺激され、俺は“暮らしの手帳”の最近号を買ってきた。

☆真夏の麺料理の記事が載っている。

俺はその中から“野菜たっぷりの冷やし中華”を作ることにした。

女房と俺の二人分を作るのだ。

まずは材料を集める。

中華麺二つと、キャベツ、玉ねぎ、きゅうり、トマト、みょうが、鶏むね肉、ハム、玉子などと具材を買い集めた。

レシピを繰り返して読み、頭に入れる。

みょうがを小口切りにするとあるが、この意味が分からない。

ネットで調べたら細かく輪切りにすることだ。

輪切りなら分かる。

☆うす焼き玉子を作った。

レシピにはないが、溶かし片栗粉を入れて、うす焼き玉子を作ると破れにくいそうなのでまねた。


破れないで上手にできた。

鶏肉は蒸し煮にした。


(上から時計回りに、きゅうり、鶏肉、キャベツ、みょうが、うす焼き玉子、玉ねぎ、ハムと、中央がトマト)

☆レシピを見ながらタレを作る。

辛子--小さじ2分の1、酢--大さじ3、しょう油--大さじ5、砂糖--大さじ1、鶏の蒸し汁--小さじ--1~2。

俺は正確に量を量った。

☆中華麺を茹でた。

麺を皿に盛り付け、野菜などの具をのせてから、タレをかけた。

これで出来上がりだ。

女房が作っている冷やし中華より、はるかに豪華だ。

☆食べてみた。

ショッパイ! 超ショッパイ!

俺は減塩に努め、うす味の料理を食べてきた。

そのせいなのか、普通の味付けは濃く感じる。

それにしても、ショッパくて食べられない。

女房は味付けが濃すぎると言いながらも食べた。

☆タレを薄めようとして、麺の上から水をかけた。

まだ、ショッパイ。

麺はしょう油のような色に染まっている。

また水をかけた。

だが、麺にタレが浸み込んでしまって、ショッパイのだ。

更に水を足す。

ショッパイタレを吸い込んだ麺はうす味にならないのだ。

お皿は水でタプタプしてきた。

 

☆俺はしかたなく、苦虫を噛むような顔で麺を食べる。

それから、水でグッショリ濡れたうす焼き玉子をつまみ上げて、口に入れる。

きゅうりやハムなども水びたしだ。

苦労して作った具は全部水の中だ。

それなのに、どうしてだろうか麺だけは、しょう油の色に染まり、水をかけてもうす味にならないのだ。

いつもより長い時間をかけて料理したのに、こんな味とは。(がっかり)

疲れがどっと出た。

ああ、料理は超疲れるなあ。


野菜たっぷりのカレー

2016年06月30日 | 俺の料理

男の料理教室で野菜たっぷりのカレーとサラダを作った。

まず、グループごとに材料を分けた。

今日は野菜をたくさん使う。

ナス、タマネギ、ナガイモ、パプリカ、サヤエンドウ、カボチャ、ズッキーニ、ジャガイモ、レタス、キャベツ、キューリ、カイワレダイコン。

それにヒキニク、カレールーなど。

その他、何かの材料や調味料があったが、たくさんあったので忘れてしまった。

 

今日はレシピがない。

先生の指導で、野菜をきざんだり、炒めたりした。

出来たのは、野菜サラダと野菜たっぷりのカレーだ。

 

 


カレーを作る


ナスを炒める カレーライスのトッピングに使う

 カレーをご飯にかけた。

それにカボチャやパプリカなどをトッピング。

これが普通の作り方だ。

しかし、一人だけ奇妙なトッピングをしている人がいる。

          ⇓

          ⇓

          ⇓

すけつね作)

 

 カレーライスを食べてみた。

味にしまりがなくて、美味しいとは言えない。

美味しい時は、みんなが美味しい美味しいと言いながら食べるのだが、今日は誰も言わない。

お互いに遠慮してか、まずいと、本当のことを言わないのだ。

ただ、もくもくと食べている。

正直に、まずいと言ったらどうなるのかなあ。

俺は、トッピングのズッキーニやパプリカなどの野菜で、顔を作ったカレーを眺めながら食べた。

味はまずいけれど、少しは気持ちがなごむよ。

 


俺は、ボンゴレ・ビアンコ・スパゲッティを作った

2016年06月14日 | 俺の料理

 この頃スーパーへ行くと、爺さんが一人で買い物をしている姿をみかけるようになった。

婆さんが買い物に来られなくなったのか、一人暮らしの爺さんなのかと思う。

俺も、もしもに備えて、一人で食べていける術を体得しなければならないと深刻に考えるようになった。

料理の練習をしておかなければならないのだ。

だから、今日のお昼は俺が作ることにした。

しかし、女房の前で料理を作っていると、女房が口を出したり手を出したりするから、なかなか覚えられないのだ。

そこで俺は考えた。

女房が作ったことのない料理を作れば、口も手も出せないだろうと。

俺は、今までに女房が作ったことのない、アサリのスパゲッティを作ることにしたのだ。

ネットでアサリのスパゲッティの作り方を探した。

 まずは買い物だ。

スーパーへ行ってアサリを探した。

家には白ワインがない。

白ワインがなければ、酒でもよいとあったが、俺は白ワインを買うことにした。

美味しい料理を作るためには、ワインが必要なのだ。

ワインを買う口実が見つかったのだ。

残りのワインは味が悪くならないうちにと言って、早く飲めばよいのだ。

 まず、フライパンにオリーブオイルと唐辛子、ニンニクを入れて温めるのだ。

ニンニクは包丁の腹で押しつぶすと、レシピにある。

俺は、まな板にニンニクをひとかけら置いて、包丁の腹で押しつぶそうとしたが、少しもくずれない。

力いっぱい押し付けたが、ニンニクはびくともしない。

俺の体力では、ニンニクをつぶすことさへ、出来なくなってしまったのだ。

あきらめて、包丁で細かに切った。

 次に、フライパンにアサリを入れた。

ワインも入れた。

それに、キャベツをちぎって入れた。

レシピには、パセリを入れるとあるが、俺は間違ってバジルを買ってきてしまったのだ。

 俺はスーパーで、パセリがどこにあるか分からないので、店員に尋ねたのだった。

このとき、俺はパセリと言おうとしたのだが、なぜか、口から出た言葉は「バジルはどこにありますか?」だったのだ。

だから、店員は、わざわざ作業の手を休めて、バジルが陳列しているところを案内してくれたのだった。

 仕方がないから、バジルは出来上がったスパゲッティに添える事にした。

アサリのスパゲッティの出来上がりだ。

イタリアでは、ボンゴレ・ビアンコ・スパゲッティというそうだ。

長い名前だなあ。4・5回聞いただけでは覚えられない。

アサリと言うよりも、ボンゴレなどというと、いかにも高級な料理に感じるのだから不思議だ。

俺は女房に「ボンゴレ・ビアンコ・スパゲッティをどうぞ」と言ってごちそうした。

⇐クリックで拡大

 食べてみた。あまり美味しくない。

しかし、女房は美味しいという。

俺が一生懸命作ったものだから、仕方なく美味しいなどと、外交辞令みたいなことを言っているのだろう。

女房の美味しいという発音や、顔の表情から、本当はまずいのに、美味しいと言っているなと、俺は感じた。

しかし、あからさまに、まずいと本当のことを言われたのでは、俺は気落ちしてしまうからなあ。

 

俺はまずい料理を無理して食べる。

バジルは良い香りがした。

今回の俺の料理で一番よかったのは、

パセリと間違って買ってきたバジルの香りだけだ。

⇐クリック

 デザートは佐藤錦


握り寿司を作ったが - - - - -

2016年05月09日 | 俺の料理

寿司屋へ行った。

俺はカウンターの横の椅子に腰かける。

この位置から職人さんが寿司を握っている様子がよく観察できるのだ。

俺は自分で握り寿司を作りたいので、職人の手つきを見て勉強しようとした。

イカとかゲソなどの安い寿司を注文しながら、握り方をじっと見つめた。

職人は右手でシャリを握りながら、左手でネタをつまむ。

シャリを握った右手の人差し指にワサビをつけ、これを左手のネタにぬる。

そして、シャリとネタを合わせる。

わずか数秒で握り寿司ができるのだ。

 

俺はまず、寿司めしの作り方の勉強をしようと思った。

先週は稲荷寿司を作りながら、寿司めし作りの練習をしたのだ。

今日は握り寿司を作ろうとして、スーパーで「寿司種セット」を買った。

だいぶ前に握り寿司を作るまねごとをしたことがあったが、シャリを同じ大きさにそろえるのは難しかった。

いつか、デパートで寿司の型抜きを買ったことがあるが、まだ使ったことはない。

なぜなら、型で抜いたシャリにネタを載せるだけだから、面白味がないからだ。

面白味がないから、シャリだけ型で取り、あとは手で握ることにした。

俺は型で取ったシャリを右手で軽く握った。

シャリを握った人差し指で、左手にとったネタにワサビをぬり、右手と左手を合わせた。

これで、握り寿司ができた。

まずは、型でとったシャリで10個作った。

女房は、そばでじっと見ている。

女房は握り寿司を作ったことはないのだ。

作りたそうにもじもじしているから、エビだけは作ってよいと許可をした。

女房は寿司型を使わず、シャリを握った。

皿においてから、ワサビをシャリにぬるのだ。

職人はワサビをネタにぬっていたが、女房は違うことをするのだ。

俺は職人のようにワサビはネタにぬれと言ったが、女房は聞く耳を持たない。

女房はいいかげんな作り方をするのだ。

 

今度は寿司型を使わないで寿司職人のように右手でシャリを握った。

1合半炊いたご飯で、ちょうど20個の寿司ができた。

俺はお皿に寿司を並べてニコニコ。

お酒を1本つけて食べることにした。

小皿の醤油を付けようとしたら、シャリからネタがはがれ落ちた。

俺の握った寿司は箸でつまんで醤油を付けようとすると、崩れてしまうのだ。

シャリは二つに折れてしまう。

握り方が弱いのだ

それに比べて、女房が握ったエビは、ネタがはがれることも、シャリが崩れることもない。

女房は握力があるからなあ。

寿司が崩れるたびに、俺の気持ちはしおれていく。

俺は職人の握り方から、握る圧力までは観察できなかったと反省。

もう一度、職人の腕をじっくり観察しなければならないと思う。

そこで、女房にお願いした。

もっと握り方を観察したいから、もう一度、寿司屋に連れて行ってくれと。

寿司屋で寿司を食べる口実ができたのだ。

下手だから、勉強のためと言って寿司屋へ行けるのだ。

上手にできなくてよかったと、俺は心の中でひそかにほほ笑む。


男の料理で、イワシ缶の つみれ

2016年04月24日 | 俺の料理

今回の男の料理教室は缶詰を使った料理だ。

4人グループで4種類の料理を作ることになった。

イワシ、サンマ、ホタテ、ツナの缶詰を使った料理を4人で分担するのだ。

俺はイワシの缶詰料理を受け持つことにした。

イワシ缶で、つみれ汁を作るのだ。

ビニール袋にイワシと豆腐、ショウガ、ネギ、小麦粉、片栗粉を入れて、もみ込みながら材料を混ぜ合わせた。

これで、つみれのだんごを12個作った。

4人グループだから、一人分は3個である。

鍋に大根、人参、しめじ、などを煮込んで、醤油で味付けした。

それから、つみれを入れて煮込み、小松菜を加えて、さっと煮て出来上がりだ。

俺は四つのお椀につみれ汁を分けた。

一人分につみれを3個ずつ分けるようにした。

しかし、12個入れたはずのつみれは、くずれてしまっては7個しかない。

つみれのにぎり方が、甘かったのかも知れない。

俺は三つのお椀に2個ずつ入れ、あとの一つのお椀には1個だけ入れた。

あとはくずれてしまった、つみれらしきものを、適当に分けた。

まず、俺は2個入ったお椀を自分の席の前に置いた。

あとの三人の誰かが、1個しか入っていないお椀をとるだろう。

他の仲間が作った、サンマかば焼き缶のやながわ、ホタテと大根のサラダ、ツナじゃがを調理台兼食卓に並べた。

 

皆で、いただきますをして食べ始めた。

つみれ汁の中はどろどろして中が見えない。

俺は、つみれを食べようとして、お椀に箸を入れて探した。

ところが、つみれのかたまりが一つも入っていない。

さっき、鍋からお椀によそったはずの、つみれがなくなっている。

お箸で、つみれにさわった瞬間に、くずれてしまったのだ。

くずれて、三分の一ほどになったかたまりを見つけた。

これも箸でつまんだら、くずれて形がなくなった。

大根、人参、しめじ、小松菜の形は分かるが、かんじんの「つみれ」がないのだ。

お椀の中は味噌を入れていないのに、とけてしまったつみれが、濃い味噌の色をしているのだ。

俺はお椀を持って、どろどろにとけてしまったつみれの汁を飲んだ。

まずいが、自分が作った料理だ。

俺は、まずさをこらえて全部飲み込んだ。

 

隣の席の男が、「これは何という料理か」と俺にたずねた。                  

俺はぶあいそうに「イワシのつみれ汁」と、こたえた。 

男は、つみれがどこにあるのかと、お椀の中を箸で探していた。