炬燵

例年、私の住む入間地区では、炬燵を出す時期が決まっていた。
入間天満宮の秋の例大祭が１０月２５日だったのでそれを目安に各家庭では炬燵を出していたようである。

田舎に人が居なくなってから目安となっていた肝心の天満宮のお祭りも、１０月の第4土曜日と変動的になった。
それが原因とは限らないが、この近年は炬燵を出す時期がまちまちになってきた。
はなはだしい家庭は、１０月に入るか入らないうちに炬燵を出されるようである、

これも、田舎が高齢化社会の最前線化したことが本当の理由の様だ。

我が家でも、今日から炬燵を出すことにした・・・・
朝起きた時に肌寒さを感じるようになった事と、日中、寄る辺の無いことに気付くことが多くなったからである。
家内も、私も・・自覚は無いが高齢者？の部類に入ったことの証拠でもある。

炬燵を出す時期ぐらいからでも、今までに経験したことのない社会へ、ジワリと進む様がうかがえる・・・・

どうなる？山村の少子高齢化社会・・・・・