ピーク・ディストリクトの温泉町、バクストン Buxton の町はずれにある、気楽なハイキングコース、ソロモンズ・テンプル Solomon's Temple に行きました。
バクストンはこのストックポート日報ですっかりおなじみですね。
ソロモンズ・テンプルも、3年前に、3時間にわたる長ーいハイキング・コースの終着点として訪れています。
その一部始終を、6回にわたって連載した記事のリンクを一番下に貼りました。
今回は、その時の終着点でピーク・ディストリクトにはとてもたくさんある、鍾乳洞のひとつ、Pool's Cavern のいりぐちの駐車場まで車で行きました。ストックポートの自宅から30分ぐらいです。
「ソロモンズ・テンプル」というのはまあ、簡単に言ってしまえばごらんのとおり、展望スポットにある、展望塔のようなものなのです。
住宅街の真ん中にある小山のてっぺんまで、かなり急な階段を上ります。約15分。
頂上について、イギリス北部特有の、平たい石を積んだ石壁(ドライ・ストーン・ウォール dry stone wall)で囲まれた視界の開けた場所に来ました。
見えました!ソロモンズ・テンプル。
それにしても、このぼこぼこの地形はなに!?
....と思われた方もいるでしょう。
このあたり一帯は、石灰 lime stone の大生産地だったのです。(3年前に書いたことと重複しますがもう一度)
足元にうす汚い灰色の大きな石灰石が今でもゴロゴロ転がっています。砕いた断面はまっしろです。
ぼこぼこは18世紀の石灰職人たちの住居群跡なのです。
盛り土をくりぬいて真ん中に砕いた石灰石を長時間焼く窯を据え、サラサラの粉にする作業を一家総出でやっていたということです。
家内制の重労働の時代が終わり、職人たちは生産性の高い石灰工場の工員になって、カマクラのようなこの竪穴住居群から立ち退きました。
その後長い間、雨風にさらされ 形が崩れ 草でおおわれ 人が住んでいたなごりは 跡形もありませんが、当時の歴史が奇妙な景観として残っています。
ソロモンズ・テンプルが目の前に見えていたのに、ぼこぼこ地形やくぼみを上ったり下ったり、見えたり見えなくなったりします。
イヌがいる右あたりが、下の駐車場から階段で上がってきた人たちのための入り口です。
これが、ソロモンズ・テンプル。
おっと、この写真☝は、反対側から撮ったものでした。
入口の写った全体写真を撮るのを忘れました。
謎の建築物、ソロモンズ・テンプルの詳細は明日。
3年前の記事のリンクです☟
とてもよく撮れた写真がかなりたくさんあります。(自分でいうか?)
ヒツジ他、動物もたくさん写っています。ぜひ、開けて見てください。
今回も、実はヒツジが目当てでいったのですが、この石壁に囲われた広大なエリアには一頭もいませんでした!
1回目
平日に電車でピークディストリクトに行って山歩き、出発点は18世紀の温泉保養地、バクストン・
2回目
ピークディストリクトを歩く。ソロモンズ・テンプルを目指して、バクストンを出発・
3回目
ピーク・ディストリクトを歩く・・・ 石灰質がたっぷり溶け出す神秘の河!・
4回目
ピーク・ディストリクトを歩く、ソロモンズ・テンプルがもう、見えています・
5回目、最終会
ピーク・ディストリクトを歩く・・・ソロモンズ・テンプルまでもうすぐ
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
バクストンはこのストックポート日報ですっかりおなじみですね。
ソロモンズ・テンプルも、3年前に、3時間にわたる長ーいハイキング・コースの終着点として訪れています。
その一部始終を、6回にわたって連載した記事のリンクを一番下に貼りました。
今回は、その時の終着点でピーク・ディストリクトにはとてもたくさんある、鍾乳洞のひとつ、Pool's Cavern のいりぐちの駐車場まで車で行きました。ストックポートの自宅から30分ぐらいです。
「ソロモンズ・テンプル」というのはまあ、簡単に言ってしまえばごらんのとおり、展望スポットにある、展望塔のようなものなのです。
住宅街の真ん中にある小山のてっぺんまで、かなり急な階段を上ります。約15分。
頂上について、イギリス北部特有の、平たい石を積んだ石壁(ドライ・ストーン・ウォール dry stone wall)で囲まれた視界の開けた場所に来ました。
見えました!ソロモンズ・テンプル。
それにしても、このぼこぼこの地形はなに!?
....と思われた方もいるでしょう。
このあたり一帯は、石灰 lime stone の大生産地だったのです。(3年前に書いたことと重複しますがもう一度)
足元にうす汚い灰色の大きな石灰石が今でもゴロゴロ転がっています。砕いた断面はまっしろです。
ぼこぼこは18世紀の石灰職人たちの住居群跡なのです。
盛り土をくりぬいて真ん中に砕いた石灰石を長時間焼く窯を据え、サラサラの粉にする作業を一家総出でやっていたということです。
家内制の重労働の時代が終わり、職人たちは生産性の高い石灰工場の工員になって、カマクラのようなこの竪穴住居群から立ち退きました。
その後長い間、雨風にさらされ 形が崩れ 草でおおわれ 人が住んでいたなごりは 跡形もありませんが、当時の歴史が奇妙な景観として残っています。
ソロモンズ・テンプルが目の前に見えていたのに、ぼこぼこ地形やくぼみを上ったり下ったり、見えたり見えなくなったりします。
イヌがいる右あたりが、下の駐車場から階段で上がってきた人たちのための入り口です。
これが、ソロモンズ・テンプル。
おっと、この写真☝は、反対側から撮ったものでした。
入口の写った全体写真を撮るのを忘れました。
謎の建築物、ソロモンズ・テンプルの詳細は明日。
3年前の記事のリンクです☟
とてもよく撮れた写真がかなりたくさんあります。(自分でいうか?)
ヒツジ他、動物もたくさん写っています。ぜひ、開けて見てください。
今回も、実はヒツジが目当てでいったのですが、この石壁に囲われた広大なエリアには一頭もいませんでした!
1回目
平日に電車でピークディストリクトに行って山歩き、出発点は18世紀の温泉保養地、バクストン・
2回目
ピークディストリクトを歩く。ソロモンズ・テンプルを目指して、バクストンを出発・
3回目
ピーク・ディストリクトを歩く・・・ 石灰質がたっぷり溶け出す神秘の河!・
4回目
ピーク・ディストリクトを歩く、ソロモンズ・テンプルがもう、見えています・
5回目、最終会
ピーク・ディストリクトを歩く・・・ソロモンズ・テンプルまでもうすぐ
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。