きのうはイースター・サンデー Easter Sunday 。今日はイースター・マンデー・バンク・ホリデー Easter Monday Bank Holiday 。祝日です。

イースターには、卵の形のチョコレートを贈りあいます。
日本ではまだこの習慣は広まっていませんよね....?
昨日の記事にも書いたように、キリスト教の発生以前から、卵は春のシンボルとされていたそうです。
生命の誕生=再生の象徴ですからキリストの復活を祝う、キリスト教のお祝いと結びつけてしまうのも無理がなかったことと思われます。
ご存知のとおり、キリスト教にとって大変重要な行事なのにもかかわらず、宗教の教義とも権威とも全く関係のないへんてこりんな習慣が満載の古代からのおまつり...
戦前ごろまでは、にわとりの卵をきれいに着色して贈りあったそうです。
ゆで卵の着色は、かざりや特に子供向けのクラフトとして今も人気です。
でも、今、子供がもらって喜ぶのは、このがらんどうの大きなチョコレート。

☝...箱入り。
かご編み模様のプリントされたわざとらしい厚紙の箱に入っています。

金色のフォイルを剥いたチョコレートの写真を撮るのを忘れました!
私がイギリスに来たばかりの時は、この大きながらんどうのチョコレート卵の中に、通常の製品(マーブルチョコのようなスマ―ティーズや、キャラメルなど)が入っていたものでしたが、今はすべて小袋入りのものが上の写真のように別に添えられて箱に入っています。
息子が言うには、大きな卵にかぶりついた子供が中味をのどに詰まらせ、窒息する事件が毎年発生したため安全上の理由から、企業が一斉に自主規制を始めたとのこと。学校でそう習ったそうです。
先週行った、スーパーのイースター・エッグ売り場。


長大なスペースを割いて販売しています。
午後早い時間でした。整然としています。午後も遅くなると棚が半分空になり、ディスプレイ用の厚紙の箱が散乱します。
比較的高級志向のスーパー、ここセインズベリーでは売れたそばからどんどん棚に補充していくので、それほど見苦しくはならないはずです。
先週からいくつかのメーカー品のイースター・エッグが値下げになりました。
イースターがおわってから、今スペインに旅行中の息子とそのガールフレンドに、大人向きの高級志向のイースター・バニー(ウサギ型)を買うつもりです。いきなり半額以下になるのがうれしいじゃないですか!?(みみっちい?)
両親、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん、近所の人まで含めると数十人にも上る大人から大量のイースター・エッグをもらう子供たち。体にいいわけがないのですが...
安売りを見かけるたびに買ってくる私からうちの下の息子(15歳)がもらったのはたったの3個。
上の写真の「 M & M 's 」の2ポンド(295円ぐらい)のものはイースターにあけるためにとっておいて、2つの「クリームエッグ」(1ポンド)はイースター前にすぐに開けて食べちゃいました。
これは、手のひらにのるサイズ(200g)の小型のスイス・チョコレート、リンツ Lindt のゴールデン・バニー。

うちのネコ、ホレイシオが私にくれました。
正価だと、2ポンド80ペンスもします。
大きさは、さまざま。小型のうさぎ実物大ぐらいのサイズは18ポンドぐらいしたと思います。
ウサギは多産の象徴です。
春になるとサカリがついてしょっちゅう興奮していることで知られます。
キリストの復活を祝う荘厳な宗教行事のマスコットには似つかわしくない生臭い理由!
ちなみに、クリスマス前にはリンツのテディ・ベアー型のチョコレートが販売されます。
イースターに卵を贈りあう習慣はどこから来たのか...肉、卵、乳製品を食べるのを禁止されたレント(四旬節)の期間、ニワトリが産んだ卵は、固ゆでにして肉食解禁のイースターまで涼しい場所に保存されイースターの朝、教会にもって行って乞食や貧しい人たちに施したのが始まりだと言われているそうです。
国王が、献上された金箔を施された卵をイースターの朝に食べる習慣もあったとか。
中世の頃の話です。
庶民は玉ねぎの皮でくるんだ卵を大量の玉ねぎの皮といっしょに固ゆでにして、殻を黄土色に染めたそうです。王様の金箔卵にあやかって...みみっちいなあ。どんな色に染まったんだろう。そのうち実験してみる価値あり、かもしれません。
今年見つけて買った、かなりリアルな、金箔まがい卵。

ハチドリの卵ぐらいの大きさの、中まで詰まったミルクチョコレートでした。
夫も息子も、金色のフォイルに包まれていると思って、食べる前に爪を立てていました。
はい、一番上の写真を見てください。
まだら入りの、カドベリー社製、ミニ・エッグス Mini Eggs。袋入りで1ポンド。
それを使った、イースター・ネスト Easter nest という伝統的なお菓子。

ベーカリーで4個入りを買いました。

手づくりも簡単です。
コーンフレークを 溶かしたチョコレートでからめて ミニ・エッグスをのせるだけ。
イギリスの家庭では、イースターの朝に、チョコレート・エッグを庭の草むらに隠して子供たちに探させます。イースター・エッグハントといって楽しみにしている子供がたくさんいますが、うちではやったことがありません。
地域ぐるみで大掛かりにやっているところもあるようです。
これも、昔は着色したゆで卵を使っていたそうです。
今日、イースター・マンデーは、天下の奇習、卵転がし egg rollingが見られる日です。
草の茂った丘の上から子供たちや、若者たちが卵を転がしてはしゃぐ、縁起かつぎのような習慣です。私はテレビでしか見たことがありませんが、何百年も続いてきた衣装や作法がある、有名な場所もあるようです。
アメリカの首相官邸、ホワイトハウスの庭でも年中行事として行われているらしいですね。
木のへらで卵をつつきながら転がして走るマヌケなリレー競技をやるイギリスの田舎の村もあるようです。
かごに入れた、ドイツ系安売りスーパー、リドルのオリジナルイースター・バニーは上のリンツのものと同じサイズで、一つ 79ペンス!

うさぎの絵のプリントされたチョコレートの卵も詰まっています。
下の息子が、休暇のヨーロッパ旅行から来週帰ってくるガールフレンドにあげるためのものです。

↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。


イースターには、卵の形のチョコレートを贈りあいます。
日本ではまだこの習慣は広まっていませんよね....?
昨日の記事にも書いたように、キリスト教の発生以前から、卵は春のシンボルとされていたそうです。
生命の誕生=再生の象徴ですからキリストの復活を祝う、キリスト教のお祝いと結びつけてしまうのも無理がなかったことと思われます。
ご存知のとおり、キリスト教にとって大変重要な行事なのにもかかわらず、宗教の教義とも権威とも全く関係のないへんてこりんな習慣が満載の古代からのおまつり...
戦前ごろまでは、にわとりの卵をきれいに着色して贈りあったそうです。
ゆで卵の着色は、かざりや特に子供向けのクラフトとして今も人気です。
でも、今、子供がもらって喜ぶのは、このがらんどうの大きなチョコレート。

☝...箱入り。
かご編み模様のプリントされたわざとらしい厚紙の箱に入っています。

金色のフォイルを剥いたチョコレートの写真を撮るのを忘れました!
私がイギリスに来たばかりの時は、この大きながらんどうのチョコレート卵の中に、通常の製品(マーブルチョコのようなスマ―ティーズや、キャラメルなど)が入っていたものでしたが、今はすべて小袋入りのものが上の写真のように別に添えられて箱に入っています。
息子が言うには、大きな卵にかぶりついた子供が中味をのどに詰まらせ、窒息する事件が毎年発生したため安全上の理由から、企業が一斉に自主規制を始めたとのこと。学校でそう習ったそうです。
先週行った、スーパーのイースター・エッグ売り場。


長大なスペースを割いて販売しています。
午後早い時間でした。整然としています。午後も遅くなると棚が半分空になり、ディスプレイ用の厚紙の箱が散乱します。
比較的高級志向のスーパー、ここセインズベリーでは売れたそばからどんどん棚に補充していくので、それほど見苦しくはならないはずです。
先週からいくつかのメーカー品のイースター・エッグが値下げになりました。
イースターがおわってから、今スペインに旅行中の息子とそのガールフレンドに、大人向きの高級志向のイースター・バニー(ウサギ型)を買うつもりです。いきなり半額以下になるのがうれしいじゃないですか!?(みみっちい?)
両親、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん、近所の人まで含めると数十人にも上る大人から大量のイースター・エッグをもらう子供たち。体にいいわけがないのですが...
安売りを見かけるたびに買ってくる私からうちの下の息子(15歳)がもらったのはたったの3個。
上の写真の「 M & M 's 」の2ポンド(295円ぐらい)のものはイースターにあけるためにとっておいて、2つの「クリームエッグ」(1ポンド)はイースター前にすぐに開けて食べちゃいました。
これは、手のひらにのるサイズ(200g)の小型のスイス・チョコレート、リンツ Lindt のゴールデン・バニー。

うちのネコ、ホレイシオが私にくれました。
正価だと、2ポンド80ペンスもします。
大きさは、さまざま。小型のうさぎ実物大ぐらいのサイズは18ポンドぐらいしたと思います。
ウサギは多産の象徴です。
春になるとサカリがついてしょっちゅう興奮していることで知られます。
キリストの復活を祝う荘厳な宗教行事のマスコットには似つかわしくない生臭い理由!
ちなみに、クリスマス前にはリンツのテディ・ベアー型のチョコレートが販売されます。
イースターに卵を贈りあう習慣はどこから来たのか...肉、卵、乳製品を食べるのを禁止されたレント(四旬節)の期間、ニワトリが産んだ卵は、固ゆでにして肉食解禁のイースターまで涼しい場所に保存されイースターの朝、教会にもって行って乞食や貧しい人たちに施したのが始まりだと言われているそうです。
国王が、献上された金箔を施された卵をイースターの朝に食べる習慣もあったとか。
中世の頃の話です。
庶民は玉ねぎの皮でくるんだ卵を大量の玉ねぎの皮といっしょに固ゆでにして、殻を黄土色に染めたそうです。王様の金箔卵にあやかって...みみっちいなあ。どんな色に染まったんだろう。そのうち実験してみる価値あり、かもしれません。
今年見つけて買った、かなりリアルな、金箔まがい卵。

ハチドリの卵ぐらいの大きさの、中まで詰まったミルクチョコレートでした。
夫も息子も、金色のフォイルに包まれていると思って、食べる前に爪を立てていました。
はい、一番上の写真を見てください。
まだら入りの、カドベリー社製、ミニ・エッグス Mini Eggs。袋入りで1ポンド。
それを使った、イースター・ネスト Easter nest という伝統的なお菓子。

ベーカリーで4個入りを買いました。

手づくりも簡単です。
コーンフレークを 溶かしたチョコレートでからめて ミニ・エッグスをのせるだけ。
イギリスの家庭では、イースターの朝に、チョコレート・エッグを庭の草むらに隠して子供たちに探させます。イースター・エッグハントといって楽しみにしている子供がたくさんいますが、うちではやったことがありません。
地域ぐるみで大掛かりにやっているところもあるようです。
これも、昔は着色したゆで卵を使っていたそうです。
今日、イースター・マンデーは、天下の奇習、卵転がし egg rollingが見られる日です。
草の茂った丘の上から子供たちや、若者たちが卵を転がしてはしゃぐ、縁起かつぎのような習慣です。私はテレビでしか見たことがありませんが、何百年も続いてきた衣装や作法がある、有名な場所もあるようです。
アメリカの首相官邸、ホワイトハウスの庭でも年中行事として行われているらしいですね。
木のへらで卵をつつきながら転がして走るマヌケなリレー競技をやるイギリスの田舎の村もあるようです。
かごに入れた、ドイツ系安売りスーパー、リドルのオリジナルイースター・バニーは上のリンツのものと同じサイズで、一つ 79ペンス!

うさぎの絵のプリントされたチョコレートの卵も詰まっています。
下の息子が、休暇のヨーロッパ旅行から来週帰ってくるガールフレンドにあげるためのものです。

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