2月17日に英国に帰国してから連日、晴天が続いています。
日本に滞在していた2か月間も、雨ふりはたったの1日、快適に過ごせました。
夫が毎日ストックポートの自宅から、「今日も雨、寒い」報告をしてきました。クリスマス前後の英国は雨続きで日照時間も極端に短く、多くの人が気を滅入らせます。
晴天が続く日本の冬は本当に美しいですね。北風が冷たく感じられることがありましたが空の青さと陽だまりの暖かさを堪能しました。私は病的なほどの暑がりですので、冬の寒さは苦になりません。
私が帰るころにあわせて、英国の暗黒の冬はほぼ終わってくれていました。やれやれ、日ごろの行いが良かったためでしょうか。ありがたいことです。
近所の商店街のチャリティ・ショップに不用品を寄付したついでにクルマをわき道に停め、散歩して、英国の初春に間に合うように帰ってこられた喜びをかみしめました。
半袖のTシャツに、裏地のない綿のコート(英国の盛夏の装い)で出かけましたが全く寒さを感じませんでした。
商店街のはずれにある、おなじみの不気味な木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる小さな「自然保護区域」です。
1月の終わりから2月の半ばごろに花が咲くスノードロップの盛りは見逃したようです。柵のまわりにかろうじて盛りを過ぎたスノードロップがかたまって咲き残っていました。
見どころは、今が盛りのクロッカス。
ところで、この「自然保護区域」の周りと...
商店街のまわりの住宅街でやたらと道路工事をしています。
私の家のある通り付近でも、ストックポートのタウンセンターに出る大通りでもー部片側車線にして表面を掘り起こしていました。
ははぁ、年度末予算使い切り公共事業ですね。
日本でもやるでしょう?
帰国後、しばらくは体調が思わしくなくあまり外出はしていません(ご心配なく、復調しました)。それでも夫の運転でスーパーマーケットには行きました。もう2週間、外に出るたびに見かける「掘り返しラッシュ」です。
夫には「春のイングランドにおかえりなさ~い」と言われてしまいました。英国の初春の風物詩なのです。
それなりに有意義な道路工事です。多くはアスファルトの敷きなおしでしょう。
ポットホール pothole と言われるアスファルト表面の浅いくぼみ(陥没)を見かけるのはもう、英国では日常茶飯事です。月面のようにぼっこぼこしている場所もあります。私も運転中にはまってボインと衝撃を感じたことがあります。
日本ではあまり見ませんよね。
多くのクルマに損傷をもたらすのみならず、たまにクルマと平行に走っていた自転車の轍がはまり込みよろけてクルマにはねられる、なんていたましい事故も起こります。
私の帰国の翌日にイングランド南部のサリーの住宅街で、全長20mを超すものすごい規模の道路陥没がおこり通りの住民がすべて退避しました。道路の下の地層が動いて起こるこの規模の陥没は「シンクホール sinkhole 」というそうです。今回初めて知りました。
日本滞在中に、埼玉でシンクホールにトラックがはまるという恐ろしいニュースがありました。道路に開いた穴の下をゴーゴーと流れる下水の映像がとても怖かったです。まだ運転手さんはまだ行方不明なんですよね、本当にお気の毒です。
商店街の反対側のはずれにある空き地もクロッカスが花盛りでした。
誰かが植えて管理しているはずですが、勝手に増え続けています。
公園のクロッカスは盛りを過ぎたようです。
私、毎年同じ場所の写真を同じ構図で撮ってストックポート日報にのせているかもしれません!
良いですね
と 有りますが
定点観察って 何より大事なので
毎年 同じでも 見る コッチが 歳を取って行きますから 有難いです
ストックポート日報、22年目です。長く読んでくださっている方は「これ前に読んだ、この写真何回も見た」と思われる方もいるでしょう。気にしないで行きます。
繰り返し 拝見させて おります
オッとまちがい、ストックポート日報は12年目でした。