イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

イギリスにはめったにいないタキシードを着た紳士、ボストンテリア・・・フランスの先祖との違いを解明

2018年04月22日 09時00分00秒 | 英国のイヌ
スーパーマーケットの駐車場に珍しいボストン・テリア Boston terrier といっしょに夕陽を浴びて座っている男性がいました。


(上の写真は、外に出て撮ったものです)

日が長くなってきています。
夕方、7時を過ぎた夕暮れのスーパーマーケットの駐車場です。

ボーティ、オス。5歳。


小さいけれど成犬です。




人懐っこくて、いい犬です。

なでても手がくさくなりません。

たぶん、ボストン・テリアの実物を見たのはこれが初めてだ、と思うのですが、実ははっきりしません。

イギリスで大人気のフレンチ・ブルドッグは実に数多く見ています。

ボストン・テリアとへちゃむくれた顔がよく似ているフレンチ・ブルドッグが今ほど見慣れていない時に、ボストン・テリアを見て混同している...なんてこともあり得ます。

飼い主とボーティは、買い物しているボーティの「マミィ」を外で待っているようです。

「ボストン・テリアでしょう?」と言って近寄ると 大喜びしてくれました。

やはり、フレンチ・ブルドッグと間違えられることが多いということです。

熱烈になでなでさせてもらっているところに、女の子とお母さんが駆け寄ってきて、なでなでに加わりました。


「これ、ボストンテリアでしょ?」というお母さんに、飼い主の男性は「よくわかったね、今もその話をしてたところ」と驚いていました。

女の子とお母さんはフレンチ・ブルドッグを飼っているそうです。


ボーティが、見慣れたフレンチ・ブルドッグではなくボストン・テリアだということは直感でわかりましたが、フレンチ・ブルドッグと イギリスにはめったにいないボストン・テリアの見分け方を具体的には思い浮かべられません。

調べました。両者の違い。

フレンチブルドッグ(以下 F)は耳の先が丸く、ボストン・テリア(以下 B)は耳がとんがっている。
F は白、茶、黒白、グレー(ブルー)キツネ色と色さまざまだけど、B は基本的には黒白のタキシード柄のみ(愛称がアメリカの紳士 American gentleman)。
F は短足でずんぐりむっくりだけどBは脚が長く、胴体も引き締まっている。B のほうがプロポーションの上で頭が小さい印象。体型のため、F はガニガニ歩くが B は優雅に....だそうです。

ボストン・テリアはアメリカのボストンで19世紀の後半に完成された犬種です。
先祖には、フレンチ・ブルドッグがいるそうです。

「のらくろ」はボストン・テリアだという説もあります。


飼い主の男性の写真も載せちゃいましょう。


4月にティーシャツ、ショーツ(短パン)姿の飼い主に、タキシードで正装の飼い犬。
フレンチ・ブルドッグは脚を横に投げ出して、だらしない座り方のをすることが多いのですが、このボーティは、正座の姿勢が端正です。

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コメント (5)
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