イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

ルビーのような妖しい赤、美しいカブ、ビート・ルート

2016年12月31日 09時00分00秒 | 英国の野菜、果物
日本では、あまりなじみがないと思うのですが、どうでしょうか。
ビートルート beetroot 。見てのとおり、カブです。



日本では「テーブルビート」とよばれているそうですね。
缶詰と、健康食としてジュースのほうが生より出回っていると書いてありました。


黒い皮の内側は、驚きの赤!


ルビーのように鮮やか!


汁も血のように赤い!


皮のままオーブンでローストして表面をこすると、黒い皮がボロボロとおもしろいように剥けます。


実は、煮て皮も取り除いてある調理済みの真空パックのほうがよく売れているみたいなのです。

スーパーのなぜか、たいてい生野菜売り場で売られています。


手間要らず、しかも私がローストして剥いたよりずーっときれい。


スライスしてサラダとして食べます。


このパックの既製品はあく抜きがしてあるようです。
独自のかすかな苦味と土臭さがすっかり取り除かれています。

果物のように甘いのです。
生でも食べられるそうですよ。知りませんでした。今度試してみるつもりです。

東欧では、ピューレーにして真っ赤なスープを作るんだとか。

レストランの厨房で大量にローストされたビートルート。


ビートルートといえば普通赤ですが、黄色いのもいっしょ。

剥いてスライスされたビートルート。
白いものも混ざっています。(上の写真とは別の時に撮りました)


パンに載せて、ゴート・チーズを載せられて、ブリチェッタ。


黄色、白のビートルートをレストランの厨房以外で見たことがありません。
生産農家からの取り寄せで手に入るようです。

園芸ウェッブサイトから勝手に借りた写真です。




細かく刻んで、サラダとして食べるにはちょっと鮮度の落ちたレタスといっしょにいためてみました。
クリスマスのロースト・ターキーの付け合せに、ピンクに染まったレタスがきれいです。


わかりにくいですね。ディナー・プレートの一番上のほう・・・







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コメント (6)
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