友達がハリネズミを飼っています。しかも3匹。
まず一匹目、シラコです。
ルビーのような赤い目が妖しくきれい。
この3匹はアフリカ原産のアフリカン・ピグミー・ヘッジホッグ African pigmy hedgehog。
丸くなるとテニスボールぐらいの大きさ。
(イギリス中、田舎にも都会にも住宅街にもどこにでもいるイギリス在来の野性のハリネズミは、まるくなるとプリンス・メロンぐらいの大きさです。)
イギリス生まれ、ペット用に繁殖されている品種だそうで病気予防上も人道上も問題なし。
寒さに弱く、屋外では生息できません。
イギリスで2010年ごろから人気が出てきているらしいです。
シラコではないけど、色の薄い2匹目。
正面です。顔をおなかの中に突っ込んで丸まっちゃって出てきません。
夜行性。
私にあわせるために昼間たたき起こされて、ものすごく不機嫌。
ガスもれのような「しゅーっ、しゅーっ」という音を出しています。
飼い主のカップルがお勤めに行っている昼間は丸くなってぐっすり眠り、帰宅後、毎晩深夜おきだしたところを一匹ずつ狭いリビングルームに放してもらうそうです。
膝にのってテレビをいっしょに見るそうですし、飼い主がおなかをなでると気持ちよさそうに手脚をのばして目をつぶるそうです。
かわいいっ!!!
二人ともおやすみで家にいる日は昼間からたたき起こされるそうですが、別にいやな顔もせず、されるがままになってるんだそうです・・・・
この日はよそ者の私がいるために警戒心丸出し!
ハリネズミって飼い主の声を聞き分け、匂いもかぎ分けるんだそうですよ!
私がテーブルからはなれ、飼い主が優しく声をかけつづけたらそろそろ顔を出し始めました。
テーブルの上にいる時は気をつけてやらないと落ちるそうです。
視力が極端に低くてテーブルの縁が見えないんだそうな。
私たちがおしゃべりしている間、床を右に左に弾丸のようにかけぬけていました。
夜行性といってもいったんおきたら敏捷です。
肉食ですから、板張りの床に垂れ流していくウンコもおしっこも犬、ネコのみたいに臭いです!!
いちばん色の濃い最後の一匹。ああ、ピンボケ。
写真を撮るためにおきてもらったけど、すぐ靴の箱に戻って丸くなって寝てしまいました。
さわってもとげはそれほど痛くありません。
それよりも怖いのは、攻撃的になると噛むらしいこと。
ペットの飼い方ウェッブサイトで知りました。
イギリス在来の野性のハリネズミの数が激減しているらしいです!!
ドッグフードで餌付けをしている人もいますが、人が見ていると警戒してなかなかでてきません。
なつきません。
ノミ、ダニ、寄生虫がいっぱい。
野性のハリネズミは飼えません。
夜間道を横切ろうとして車にひかれたハリネズミの死体は近所でも早朝、何回かみかけました。
生きているのはまだ見たことがありません。
イギリスの野生のハリネズミ。
大きい!でしょ?
上の写真は野生動物救護センターに保護されたハリネズミ。名前はエジンバラ。
食べすぎで太りすぎ、通常の1・5倍の体重。野性に返される前にダイエットで通常の体型に戻したそうです。
写真はワイルドライフ・ウェッブサイトから勝手に借りました。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。