イギリスの多くのビストロ(軽食レストラン)タイプのレストランやカフェやパブでは、一日中、イングリッシュ・ブレックファーストEnglish breakfastを出しています。
メニューには「オールデイ・ブレックファースト all-day breakfast 」と書かれています。
ストックポートのタウンセンターの景観保存地域、おなじみリトル・アンダーバンク Little Underbank にかかる陸橋の橋脚ビルにあるカフェで食べたオールデイ・ブレックファースト。
ソーセージ、ベーコン、目玉焼き fried egg、フライパンで焼いたトマト、ハッシュトブラウン・ポテト hashed brown poteto(ゆでて粗くつぶしたジャガイモにコロモをつけて揚げたもの)、ベークト・ビーンズ baked beans(大豆をトマトソースで甘く柔らかく煮たもの)半分に切ったトースト、いためたマッシュルーム・・・おなじみのものが、一枚の温めたおおきなお皿に載っています。
トマトがクシ切りになっているのが、イギリスらしくないですね。
イングリッシュ・ブレックファーストでは一個を半分に切って焼いたトマトがおなじみです。
実は、このカフェ、オーナーがイタリア人で、本格的なイタリアン・コーヒーを出す店なno
です。
向こう側にみえているのが、友人が注文したヴェジタリアン・オールデイ・ブレックファースト vegitalian all-day breakfast。
個別の写真です。
ベーコン抜きで、ソーセージが、大豆蛋白とキノコでできた動物性の材料一切抜きで作られたヴェジ・ソーセージなんです。
ストックポートの住宅街にある農場のカフェでお昼に食べたオールデイ・ブレックファースト。
量が、少なめ?
セットに朝食ではおなじみの、オレンジジュースがついてきました。
ブラモル・パーク内のレストランで、朝の11時まで出している、フル・ブレックファースト full break fast。
でんでんむしのようにウズを巻いている、カンバーランド・ソーセージ Cumberland sausage。
目玉焼きではなく、お客の注文に応じてポーチト・エッグ porched eggs が2つ。
トーストは、やはり三角に切られて別のお皿にのって出てきます。バターとマーマレードつき。
このすごい量の朝食メニューはイギリスのB&Bではおなじみです。
イギリス国内ではフライ・アップ fry up ともいわれているイギリスの名物料理、ボリュームだけではなくあぶらっぽさでも満腹感たっぷり。
オールデイ・ブレックファーストにはたいてい、紅茶かコーヒーがついてきます。
カフェでは5ポンド前後で、とてもお得。
ホテルやB&Bの朝食では、ゆで卵、炒り卵、ポーチト・エッグなど、卵の料理法を選べるはずです。
カフェやパブビストロなどのお手ごろオールデイ・ブレックファース・セットでは目玉焼きか炒り卵のどちらかに決まっていることがおおいかもしれません。
メニューに内容が明記されています。
マッシュルームの代わりにハッシュ・ブラウンポテトをもう一枚、など交渉次第で融通が利きますよ。
私が必ずノー・サンキューという一品。
お料理ウェッブサイトからかってに写真を借りちゃいました。
フル・イングリッシュ・ブレックファーストにはなくてはならないブラック・プディング black pudding です。
ブタの脂肪とオーツをブタの血で煮固めた別名、ブラッド・ソーセージ blood sausage。
不気味などす黒い色は血の色です。
血の味はしません。
なんというか・・・脂肪の舌触りと塩味が特徴で・・・私は好きではないだけで・・・イギリスの珍味です。お試しあれ。
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