イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

レトロでキッチュな小売店、昔ながらの八百屋さん

2016年12月07日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
ストックポート日報ではもうおなじみの商店街、のカースル・ストリート Castle Street。


ストックポート駅のすぐそばにある、驚くほどレトロでキッチュな昔ながらの小売店舗が両側に並ぶ長いとおりです。

昔ながらの八百屋さん。


看板に1979年創業、と明記してある、ミスター・ジョンズのグリーン・グロッサー。

イギリスでも生鮮食料品をあつかう小売店舗は、スーパー・マーケットやコンビニに押されぎみ。
次々と廃業しています。

レトロな内装。

写真手前にちょっと写っている半アンティークなレジがまだ現役で使われています。

中途半端な昔、37年前の創業時からかわらない内装だと思われます。






許可を取って写真を撮っている間にも次々と、常連客がやってきてひとつ、ふたつと野菜を買ってゆきます。


お年寄りがおおいですね、やっぱり。

大きなはかり。


グラムのメートル法ではなく、ポンドのインペリアル法です。

EUの規格に違反しているのでは?



商品のほとんどはカウンターの奥の棚に並んでいます。


お客は欲しいものを言ってとってもらいます。
これもイギリスの昔ながらの八百屋さんシステムです。

外の台に並んだ色鮮やかな果物、野菜・・・


・・・飾りみたいですね。

ここにあるものはみんな店内にも置いてあります。
箱には透明なシートがかぶせてあります。
誰もこの台から取る人はいないみたいですよ。


ミスター・ジョンズ、お客さんとの軽妙なやり取りが板についています。
私にもいろいろ業界裏話をしてくれました。

コミュニティーにはなくてはならない、昔ながらの小売店、がんばって営業を続けて欲しいです!


リーク。



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コメント (5)
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