ポルトガル北部の町、ポルト Porto の旅行記.
名所(と言えるかどうか・・・)第3回目。これでおしまいです。
ポルトの海、地中海ではなく、大西洋です。海の向こうは、アメリカ。
海水浴の季節には少し早い、砂浜のある、遠浅の海岸です。
左側、はるか遠くに、ポルトの町の中心が見えています。
海に突き出た17世紀の要塞、フランシスコ・ザビエル要塞 Forte de S. Francisco Xavier を見に、ポルトの南西、海岸にいってみました。
市電(メトロ)で、ポルトの中心から、約20分、地図を見て、適当にあたりをつけて、
Matoshinhos Sulという、海沿いの住宅地の中にある駅で降りて、海岸まで10分歩きます。
日本人にはなじみの深いフランシスコ・ザビエル!
物知りのうちの夫、まったく知らないって。
イギリス人でザビエル師のことを知っているのは熱心なカトリック教徒で、なおかつよっぽど物知りな人ぐらいでしょう。
この砦にザビエルがどんなゆかりがあるのか・・・・?実はわかりません!
中に入ってたしかめたかったんですけど、着いたのは、11時ごろ。オープンは1時から。
調べてから行けばよかったんですけど。
2時間も待つのはイヤなので、あっさり入場はあきらめました。
武器のコレクションと、展望がちょっと人気の、あまりぱっとしない観光名所。
ちなみに、ザビエル一行が東洋への布教に出航したのは、リスボン。
ザビエルは今のスペイン出身なはずです。
没後200年近くたって建てられたこの砦がなぜ、ザビエル?知ってる方がいたら、教えてください。
海岸沿いに6キロ、ポルトの町の中心まで、歩いて戻ることにしました。
ゴツゴツした岩場に長い木の板を渡した、デッキングの遊歩道がつづきます。
潮が引いたあとの岩のくぼみに海の水が残る、ロックプールが興味深い景観をつくりあげていました。
曇り空の、暑くもなし、寒くもなし、歩くにはうってつけの天候でした。静かです。
コーヒーを飲んで一休みした、岩場に突き出したカフェには、驚いたことに、私たち以外にも男性客がいました。座って本を読み続ける地元の人みたいでした。
カフェの店番の中年の男性、英語が一言も話せません。
私たちにコーヒーを出した後、外の席でずっとタバコを吸ってました。
のんびり、潮風に吹かれて一日座っている職場、悪くないです。
夏の観光シーズンには、もう2人ぐらい雇って、それでも忙しいんじゃないかと思います。
こんな海沿いの展望デッキがところどころ設置してあります。
町の入り口は、ドゥーロ河が海と交わる河口から始まるようです。
町側から、海にむかって・・・
海側から町にむかって・・・・
この先は、川沿いに、遊歩道や、サイクリング・ロードのある舗装した道路がつづきます。
ちょっとした漁港です。
早朝だけあいている、小さな魚市場のしゃったーのしまった、建物がありました。(上の横長写真の夫の左にちょっと見えている、赤茶色の壁がそれです。)
この近くの、新鮮な魚をその場で炭火焼にして食べさせる、レストランに、行き当たりばったりではいりました。
その話は、また、明日。
中心は、もうすぐ。
ひまカフェと、レストランでの長い休憩も含めて、3時間近く歩いて賑やかなドゥーロ河畔、
ルイI世橋 Ponte de LuisI のふもとにつきました。
ポルト特集、明日で終わりです。
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