4月の終りから3泊4日、格安の航空券とホテルがとれたので、ポルトガル北部の古い坂の町、ポルト Porto に旅行してきました。
一昨日までの記事もあわせてお読みください。一部写真を入れ替えたり加えたり、加筆、訂正もありますので、一度読んだ方もよかったらもう一度読んでくださいな。
リンクを下に添付しました。↓
ポルトガル北部の都市、ポルトに旅行2016年5月3日ブログ
ポルトガル北部の古い町、ポルト、ドゥーロ河周辺2016年5月4日ブログ
ポルトガルの古い町、ポルトのうら通り、その12016年5月5日ブログ
ポルトガルの坂の町、ポルトのうら通り、その22016年5月6日ブログ
前述のようにポルトは、世界遺産の、国際観光都市です。
古い保存された景観を世界中の人達が見に来る観光の名所にもかかわらず、住人の生活感たっぷり、観光客に古い町を見せる工夫がほとんど感じられないところに、私は強い魅力をかんじたのですが・・・・
不況と経費削減の影響でしょうか、老朽化した多くの建物が修復もされず、取り壊しを待つ状態で、ボロロさを観光客さらしています。
ごく一例、
つっかえ棒が痛々しい。
左にちょっと見えているのは、ポルトの大聖堂。
ドゥーロ河 Rio Douroにかかる、ルイスI世橋 Ponte de Don Louis I から見下ろした写真です。
名産のポートワインの醸造所の蔵、屋根がはがれて、床板がはがれちゃってますね。
緑のオアシス・・・崩れて風化した建物跡に豊かな自然がそだっちゃってます。
これはびっくり。
屋根が消失した廃屋で展開する家庭菜園。
河畔から、名物の橋に上がるための、くねくねした坂道、険しい階段からみおろせるので、観光客の注目の的。
老夫婦が菜園の手入れをしてました!
さすがにそばで写真を撮るのははばかられましたが、イギリスでは盛夏に咲くナスターチウムが花盛り、茎が私の身長ほどあるお化けキャベツなどが育っている、素晴らしく丹精されたなかなかの菜園でした。
これは橋の向こう岸の名所、丘の上に建つ17世紀の修道院 Serra do Pillar のふもとの、ワインボトルがのったコンクリートの廃屋。
行き場のない階段。
ドゥーロ河畔、ポートワインの醸造所と蔵、大聖堂のあるエリアと、それを取り巻く中世から17世紀にかけて建設された迷路のような坂道沿いの古い住宅群は、世界遺産の指定物件なんですけどね・・・・
他にも、でこぼこ金属のトタン板で補修した壁や屋根、南欧の情緒をそそるテラコッタの瓦屋根が消失した部分にうすいアルミ片をうちつけて雨漏りから家屋を守るにわか修理も多数!展望ポイントの名所、ルイスI世橋からみかけました。
そういえば、ポルト名物の、青、黄、ワインレッドのタイルを貼りこんだ表通りの建物の写真をほとんど撮っていません!
残念・・・
数少ない例・・・ボロッちい。
同じタイルが見つからなかったのか、ありあわせの修復。
やっただけまし・・・・・ほとんどがはがれたまま歯抜け状態で石壁をさらしていました。
さて、いくつか侘しげな写真をおみせしましたが、これからが、ポルトの本当の魅力です。
世界遺産。修復、保存に莫大な財力を要する古い建物を無尽蔵に抱えた町。
住民と自治体の財力に限りあり。
誰かの提案なのか、自然発生したムーブメントなのか、修復不能なボロ壁を、発表の場の限られている無名のアーティストが思い思いの意匠で飾る、ストリート・アートとのコラボレーションがすすんでいます。
ぼろい建物をもてあますことなく、ポルトの町全体が活気のあるストリート・アートの発表の場として昇華しています。
明日に続きます。
↓↓↓画像をクリックしてください。はい、ありがとう。
一昨日までの記事もあわせてお読みください。一部写真を入れ替えたり加えたり、加筆、訂正もありますので、一度読んだ方もよかったらもう一度読んでくださいな。
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ポルトガル北部の都市、ポルトに旅行2016年5月3日ブログ
ポルトガル北部の古い町、ポルト、ドゥーロ河周辺2016年5月4日ブログ
ポルトガルの古い町、ポルトのうら通り、その12016年5月5日ブログ
ポルトガルの坂の町、ポルトのうら通り、その22016年5月6日ブログ
前述のようにポルトは、世界遺産の、国際観光都市です。
古い保存された景観を世界中の人達が見に来る観光の名所にもかかわらず、住人の生活感たっぷり、観光客に古い町を見せる工夫がほとんど感じられないところに、私は強い魅力をかんじたのですが・・・・
不況と経費削減の影響でしょうか、老朽化した多くの建物が修復もされず、取り壊しを待つ状態で、ボロロさを観光客さらしています。
ごく一例、
つっかえ棒が痛々しい。
左にちょっと見えているのは、ポルトの大聖堂。
ドゥーロ河 Rio Douroにかかる、ルイスI世橋 Ponte de Don Louis I から見下ろした写真です。
名産のポートワインの醸造所の蔵、屋根がはがれて、床板がはがれちゃってますね。
緑のオアシス・・・崩れて風化した建物跡に豊かな自然がそだっちゃってます。
これはびっくり。
屋根が消失した廃屋で展開する家庭菜園。
河畔から、名物の橋に上がるための、くねくねした坂道、険しい階段からみおろせるので、観光客の注目の的。
老夫婦が菜園の手入れをしてました!
さすがにそばで写真を撮るのははばかられましたが、イギリスでは盛夏に咲くナスターチウムが花盛り、茎が私の身長ほどあるお化けキャベツなどが育っている、素晴らしく丹精されたなかなかの菜園でした。
これは橋の向こう岸の名所、丘の上に建つ17世紀の修道院 Serra do Pillar のふもとの、ワインボトルがのったコンクリートの廃屋。
行き場のない階段。
ドゥーロ河畔、ポートワインの醸造所と蔵、大聖堂のあるエリアと、それを取り巻く中世から17世紀にかけて建設された迷路のような坂道沿いの古い住宅群は、世界遺産の指定物件なんですけどね・・・・
他にも、でこぼこ金属のトタン板で補修した壁や屋根、南欧の情緒をそそるテラコッタの瓦屋根が消失した部分にうすいアルミ片をうちつけて雨漏りから家屋を守るにわか修理も多数!展望ポイントの名所、ルイスI世橋からみかけました。
そういえば、ポルト名物の、青、黄、ワインレッドのタイルを貼りこんだ表通りの建物の写真をほとんど撮っていません!
残念・・・
数少ない例・・・ボロッちい。
同じタイルが見つからなかったのか、ありあわせの修復。
やっただけまし・・・・・ほとんどがはがれたまま歯抜け状態で石壁をさらしていました。
さて、いくつか侘しげな写真をおみせしましたが、これからが、ポルトの本当の魅力です。
世界遺産。修復、保存に莫大な財力を要する古い建物を無尽蔵に抱えた町。
住民と自治体の財力に限りあり。
誰かの提案なのか、自然発生したムーブメントなのか、修復不能なボロ壁を、発表の場の限られている無名のアーティストが思い思いの意匠で飾る、ストリート・アートとのコラボレーションがすすんでいます。
ぼろい建物をもてあますことなく、ポルトの町全体が活気のあるストリート・アートの発表の場として昇華しています。
明日に続きます。
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