王獣編で、ハッピーエンドで希望を持たせるエンディングで終わっていたが、それを覆すような、暗雲漂う展開となっている。
ファンタジーとしては、王獣編までで終わらせたほうが読後感が良かったと思うが、続編がでたことで、良かれ悪しかれリアリティが上がり、現実味のある話となった。
小野不由美の十二国記もそうだが、もともと少年少女向けに書かれた話が、読者層の拡大ゆえに奥行きを持たせようとするためか、爽快さが無くなっているように思われる。
ファンタジーとしては、王獣編までで終わらせたほうが読後感が良かったと思うが、続編がでたことで、良かれ悪しかれリアリティが上がり、現実味のある話となった。
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