拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

北方領土問題もそうだが、スローガンありきではなく、実現可能なゴールは何なのかを現実的に冷静に見極めないと、何も結果を得ることなく時間だけが無為に過ぎていってしまう。
実際に家族を拉致された家族会の面々が感情的になるのは当たり前だが、支援・解決すべき政治家が闇雲に強硬策を叫ぶだけで拉致問題を自身の売名行為に利用するというのは恥を知るべき。拉致問題解決を唱えて当選した人たちは、この２０年結果を出せていないことに責任を取り、即刻引退すべきだろう。
しかし、本音と建前を使い分け、根回しを得意とする日本人が、こと外交問題となると、スローガンを唱えるだけの脳筋状態となるのは、何故なのだろうか。
結果論ではあるが、拉致問題において不完全ながらも唯一結果を出した小泉元首相と田中均を家族会が評価をしていたら、その後の展開は大きく変わっていたのだろうが、長い間理不尽な状況に耐えていた状況では、いかんともし難かったのだと思うと、やるせない気持ちになる。

拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

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蓮池 透
講談社
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万能鑑定士Ｑの事件簿X

開業したばかりで悪い客に騙されてばかりの莉子が、どうやって凄腕の万能鑑定士となったかのエピソード０的な話。

万能鑑定士Ｑの事件簿X (角川文庫)

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松岡　圭祐
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-06-23)
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大聖堂

ケン・フォレットの歴史ロマン小説。
１２世紀のイングランドを舞台に大聖堂を築く人々の群像劇だが、とにかく試練が多い。大聖堂建設を邪魔する司教、貴族がこれでもかというほど卑劣な邪魔をしてくる。
数々の困難にも負けずに建設をすすめる主人公たちもすごいが、何度撃退しても蘇って邪魔をしてくる邪魔者たちの執念深さもすごい。

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

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ケン・フォレット
ソフトバンク クリエイティブ
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殺人者の記憶法

アルツハイマーを患った殺人者が、街で偶然であった男に自分と同じ殺人者の匂いをかぐ。記憶が薄れる中、自分の娘を狙う男を殺そうと計画をねるが…。
主人公の記憶が薄れていくという描写を利用したミステリーで、途中まではかなり面白そうなのだが、最後に明かされる意外な真相への伏線がはられることなく、自分の記憶が信じられないという点のみを利用したトリックなので、完全な期待はずれだった。

殺人者の記憶法 (新しい韓国の文学)

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キム ヨンハ
クオン
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HTBエナジー 解約違約金

HTBエナジーに乗り換えたあと、ウォーターサーバーの営業電話が断っても断ってもしつこくかかってくるのでENEOSでんきに切り替えた。
そして、今月の請求書の電気代が前月よりも消費電力量が低いにも関わらず、前月よりも高くて調べたところ、解約違約金が発生していたことが判明。
申込時には説明がなく、この会社がいかに信用出来ないかがわかる。
GREENaを解約しようとしたときに、お客様番号を教えなかった件といい、振興の会社は全く信用できない。
比較サイトにも、こういったマイナス情報を全く載せず、単純に表面的な金額のみ表示しているため、全然あてにならない。
素直に東電を使うか、切り替えるならENEOSでんきがベスト。

ボヘミアン・ラプソディ

クイーンは、We Will Rock You と、We Are the Champions　ぐらいしか知らないのだが、とても面白かった。
歌唱シーンは口パクのようだが、実際に歌っているようにしか見えず、主演のラミ・マレックの演技力が素晴らしかった。

ヴェノム

同パターンの作品としては、寄生獣（漫画、アニメ版）の方が面白い。
人間と違う倫理観を持つ生物に寄生されたという設定なのに、いつのまにかヴェノムが正義の味方になってしまっており、ストーリーにもうひと工夫欲しかった。
寄生獣をハリウッドリメイクしたら面白そうだ。

万能鑑定士Qの事件簿IX

導入部は面白かったが、中盤のスランプに陥るエピソードで、トリックがわかってしまった。

万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)

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松岡　圭祐
KADOKAWA/角川書店 (2011-04-23)
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予測力―ー不確実な時代の先を読む10カ条

2万人以上のボランティアを対象に予測の実験を行ったところ、約2%の被験者が平均を大きく上回る予測力を持つ「超予測者」だった。
あくまでも比較実験なので、平均よりも精度が高いといっても神のように未来を完全に見通せるわけではないが、仮に投資の効率が市場平均を年5%上回っていたら、複利効果によりとんでもない成果が出ることになり、非常に面白い結果である。
著者によれば「超予測者」達は、自分の意見の個室しない柔軟性、徹底的に先入観を省く客観性、常に知識をアップデートする好奇心と向上心をもっているという、言われてみれば当たり前のことなので、自分もそうなれるよう肝に命じたい。

超予測力―ー不確実な時代の先を読む10カ条 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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フィリップ・E・テトロック ダン・ガードナー
早川書房
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特捜投資家

根本的に文章が拙いのだが内容もひどい。経済ネタが、素人が片手間に書いたようなひたすらパロディで、とてもプロの作品とは思えない。同人誌に乗るような作品が商業ベースで出版されたことが驚き。
同ジャンル（？）のハゲタカシリーズも最近イマイチだとおもっていたが、本作と比べてみると実は出来が良かったのだと実感した。

特捜投資家

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永瀬 隼介
ダイヤモンド社
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