ピラミッド 5000年の嘘

2012-03-27 23:00:37 | Movie
基本的なプロットが「神々の指紋」と全く同じで、
・古代エジプト人の技術では作れるわけはない
・ピラミッドの底辺や高さを足したり引いたり掛けたりすると、不思議な数字が出る
ということを延々と述べて、最後に古代人からの世界の滅亡の予言が発見されて終わる。
もうちょっと新発見の情報や遺跡や遺物を絡めて、説得力のある展開を述べて欲しかった。
ピラミッドについては、まだまだわからないことは多いのだろうが、ピラミッド建造の難しさをこれでもかと示されると、昔の人達の精神的、肉体的な技量の高さは、現代人の比ではなく、原始的な機材を超人的な技巧で扱うことで、一見、不可能とも思える偉業を達成したのだと、改めて凄さを思わされる。
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

2012-03-20 21:59:25 | Movie
監督が勝手に作り上げたサッチャー像を映像化したようで、もっと賛否両論のサッチャーの実績を背景を掘り下げた上で映像化して欲しかった。
何故、政治家を目指しトップにまで登ろうと思ったのかがわかららず(そもそも誰にもわからないのかもしれないが…)、あまり話にのめり込めなかった。
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石田三成 ソクチョンサムスン

2012-03-18 22:16:11 | Book
朝鮮妖術を身につけた石田三成vs柳生一族、壬申の乱と関ヶ原の合戦を絡めた二重構造の物語と、構成は凝っているのだが、ラストがあっけない。物語冒頭では、単なる戦闘では死なないほどの、三成は強大な力を手に入れたことになっているはずだが、辻褄が合わない。
壬申の乱か関ヶ原か、どちらか一本に的を絞ったほうが良かったのではないか。風呂敷を広げすぎて、密度が下がった感じだ。

石田三成 ソクチョンサムスン
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頑張れ東北!『弘前泊食分離』モニターツアー2日間

2012-03-18 21:40:51 | Travel
クラブツーリズムより、「頑張れ東北!『弘前泊食分離』モニターツアー2日間(2万円)」というメルマガが送られてきて、思わず申し込んでしまいました。

2012.3.9 Fri 天気晴れ/2012.3.10 Sat 天気晴れ

ツアーは東京駅集合だったが、自宅からは上野駅の方が近いため、新青森行きの上野 10:02発のはやて21号に途中乗車した。東北応援ツアーということで官公庁から補助が出ているらしく、はやて往復+弘前パークホテル一泊+レストラン山崎でのフレンチコース+その他観光で、税込2万円と破格に安さだったが、14名しか参加者が集まらなかったとのこと。同日出発の秋田方面のツアーは40名の定員満席とのことで、桜の季節外の弘前は人気がないようだ。新幹線の中ではプレステポータブルでゲームをやって過ごし、別料金で事前に注文した駅弁「大漁市場」が、八戸駅で詰め込まれ配られた。ウニ、ズワイガニ、ホタテ、イカ、イクラと魚介たっぷりでおいしく、これで1300円は、コストパフォーマンス高い。新青森に着くと、バスで弘前へと移動した。



弘前では、バスの車窓から洋館を見ながら、弘前城へと移動した。弘前城は、雪がかなり残っており、普段歩きなれない雪道を歩くため、かなり疲れた。弘前城を出ると、4時過ぎにホテルにチェックインし、夕食までは自由行動となった。事前に弘前観光コンベンション協会からダウンロードしておいた、「珈琲の街ひろさきガイドマップ」と「弘前アップルパイガイドマップ」を参考に、江戸時代の弘前藩士たちが薬として飲んでいたコーヒーを再現した「藩士のコーヒー」が飲めるホテル近くの「西洋茶寮 Salon de 甚兵衛」に行った。レトロな雰囲気だが思っていたよりも小さな店だった。「藩士のコーヒー」は、若干、苦味が強い気もしたが、今のコーヒーと特に変わらず味で、飲みやすかった。付け合せのカリカリの奇跡のリンゴかりんとうも、なかなか美味しかった。コーヒーは量もたっぷりあり、これで525円は安い。







ホテルに戻り、今回の旅行のメインである、レストラン山崎での弘前フレンチの夕食へと出発する。見知らぬ人達とのフレンチということで、最初は中々話が弾まなかったが、料理を食べていくうちにだんだんと会話が進んで行った。至ってオーソドックスなコースだが、弘前ならではの一品として、りんごの冷製スープをオプション(+525円)で付けることができた。デザートの時間になると、特別に津軽三味線の演奏が始まり、満喫してホテルへと戻った。ホテルの部屋は狭く、特にバスルームがかなり窮屈だったが、部屋からの夜景の眺めは良かった。





朝食は13階のスカイバンケットルームで、見晴らしが素晴らしい。弘前ではどこに行っても、岩木山を雄大な姿を眺めることができ、気分が良い。8:50にホテルを出発し、車窓から禅寺が並ぶ新寺町を眺め、最勝院の五重塔は降りて見物した。次にりんご公園へと移動したが、雪に埋もれており、何が何だか全然わからない。中のショップでお土産をいろいろと買っていると、喫茶コーナーに6種のアップルパイ食べ比べセットがあることを発見した。しかし、朝食から時間が経っておらず食欲が無かったため、りんごの栽培について学ぶ「りんご教室」終了後に食べようと先送りしたことが、今回の旅行の最大の失敗だった。「りんご教室」は当初30分の予定だったが、どうも講師がバスの出発まで時間を潰さないといけないと勘違いしたらしく1時間経っても終わらない。たまらずガイドがバスの出発前に時間を取りたいと行って講義を停めたが、時既に遅く、せっかく弘前に来たにもかかわらず、アップルパイを食べそこねた。







昼食をとるに市内に戻ったが、名物の「津軽そば」は蕎麦なのか、うどんなのか微妙な食感だった。最近は、パスタでもうどんでも腰がある麺類に舌が慣れているため、箸でつかめないほど柔らかい麺というのは、物足りない。食堂併設の「ねぷた村」では、ねぷた祭りのウンチクや、津軽三味線の演奏、津軽コマの軽快な実演販売など、なかなか楽しかった。食事が済むと、黒石のこみせ通りを見学に行ったが、自由時間が短く何もできない。次に津軽伝承工芸館に行き、こけし館でユニークなこけしを見たが、全体的に時期はずれなため人通りもなく、足湯も冷たくて却って体が冷えてしまい、ちょっと残念な場所だった。これでひと通り観光が終わり、新青森へと戻ったが、出発まで1時間半と長い待ち時間がある。このツアーは全体的に時間配分がおかしく、かなり急に作って練りこまれていないやっつけ企画という印象がある。することもないため、B級グルメで街起こしを狙っている「つゆ焼きそば」を食べたが、正直、これで街起こしは難しいと感じた。新青森18:28発のはやて40号で上野へと向かい、車中で、土産物コーナーで買ったアップルパイを食べ、上野へと到着した。







全体的な感想として、ツアー料金2万円(総額約3万円)と非常に格安で確かにお得だったが、東北の魅力をアピールするには今ひとつだった。無駄に長い待ち時間、短すぎる滞在時間、時期はずれの観光スポット等、もうちょっと企画に工夫の余地があるのではないか。補助なしで定額だったら、参加したか微妙だろう。初日の出発時間を早め、初日に、弘前城、新寺町、りんご園と周って、夕食に弘前フレンチ、2日目は、十和田湖及び周辺を見学し、新八戸から新幹線で戻るようにすれば、見所満載の満喫ツアーとなったのではないか。
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Web版 MoneyLook へ移行

2012-03-17 20:51:09 | Stock
今まで、Yahoo版MoneyLook3を使ってきたが、今月末でサポート終了ということで、Web版MoneyLookにデータを移行した。
自分の資産データをネット上に保存するのは、若干、抵抗があるが、管理できなくなるデメリットが大きすぎるので、移行せざるをえない。
現在のMoneyLook3になる前のバージョンから約7年間使ってきたが、複数の口座を一括管理できる便利さが、自分にとっては無くてはならない眼から鱗のサービスとなっている。富裕層であれば、いわゆるプライベートバンキングを利用して従来から同様のことができたいたのだろうが、一般人でも資産管理が容易にできるというのは、画期的なことだと思う。欲を言えば、デフォルトで対応していない口座や資産を、追加入力出来ればなお良いが、足りない部分は表計算ソフトで補えばなんとかなる。
しかし、現在の無料広告モデルで、今後もサービスが継続できるのだろうか。
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戦火の馬

2012-03-13 22:29:45 | Movie
軍馬として売られた農耕馬が、第一次大戦中のヨーロッパを舞台に、様々な人との交流をしながら戦場を駆け巡り、感動のエンディングとなるのだが、あまり感動できなかった。
フランス人やドイツ人が英語をしゃべっているため、ドイツ兵だがイギリス兵だかわからず、話がわかりにくい。
しかし、馬の演技はすさまじく、有刺鉄線に絡まれながら疾走するシーンは、いったいどうやって撮影したのだろうか。
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朝鮮通信使いま肇まる

2012-03-03 23:16:31 | Book
日朝を舞台にした、柳生と朝鮮妖術で荒唐無稽なほら話を多数つむぎだしていた、荒山先生の虚実交えた朝鮮通信使の物語である。
ポスト山田風太郎として、これからは事実に想像の出来事を加えた日朝秘史のような、文学系作品に軸を移していくのだろうか。こちらの路線も、それはそれで面白いのだが、ぶっとんだ作品もぜひ書き続けてもらいたい。

朝鮮通信使いま肇まる
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ヒューゴの不思議な発明

2012-03-03 22:54:50 | Movie
月世界旅行を作成した、ジョルジュ・メリエスを題材にした作品だが、正直、面白さがわからなかった。
3Dの映像は綺麗だったが、主人公の行動が不可解で、メリエスの心情も良くわからず、なんだか良くわからないうちに終わった。
オートマトンが出たあたりで面白くなるかと思ったが、全然活躍もせず、からくりサーカスの方が断然面白い。欧米で非常に高評価なのが不思議だが、文化に違いがあるのだろうか。
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ドバイ・アブダビツアー 4日目

2012-03-02 00:05:31 | Travel
2012.2.12 San 天気晴れ

何故か、全然寝付けず、朝5時過ぎにやっと眠ることができた。9時過ぎに目が覚めたが、食欲がなく寒気がする。何とか起きて朝食をとった。前日のハッシュドポテトの代わりに、この日はマッシュポテトがメニューにあり、舌触りが良く美味しかった。部屋に戻り、せっかくドバイまで来たので、頑張って海沿いを散策することにした。この日は風が強く、結構波が高かったが、頑張って泳いでいる欧米人もいた。ビーチサンダルで海の中に入っていくと、水が冷たくて気持ちが良い。海の水に触れたのは何年ぶりだろうか。暫く、海岸沿いを歩いて行くと、ヒルトンのプライベートビーチの看板が立っていた。特に監視はなかったが、トラぶると嫌なので引き返すことにした。散歩をして若干、体が温まったせいか、少し体調が良くなった。出発時間が迫ったため、部屋に戻り荷物を梱包する。今回、部屋に備え付けの、電源アダプターを使ったため、アダプター代を払ってチェックアウトした。2つ穴タイプを持っていったが、合わず、有料だったが、部屋にルチタイプのアダプターがあり助かった。



12:50にチェックアウトすると、他のツアー客と合流し、ホテル近くのアラビア料理のレストラン(AL DAHLEEZ)で昼食をとった。ここで、念願のちゃんとした生搾りミントジュース(前日のドバイ・モールのスタンドはいまいちだった…)を最後に飲むことができた。全体的に上品な味付で、メインは魚料理だった。







ドバイを満喫し、バスで1時間半ほどかけてアブダビへと移動した。道沿いには、ケンタッキーの看板や、円盤状のビル、ネジ曲がったビルなど、面白いデザインの建物が沢山あった。







アブダビの観光メインは、シェイク・ザーイド・モスクで世界3大モスクの3番目とのこと、1番目と2番目は、サウジアラビアのメッカとメジナにあるが、どちらもイスラム教徒のみ入ることが可能で、イスラム教徒以外が入れるモスクとしては、ここが最大とのこと。白い大理石による幾何学的な建物が美しい。中に入るためには、女性はチャドルを借りて身につける必要がある。モスクの中は、シャンデリアやペルシャ絨毯等、豪華絢爛で、どの宗教でも宗教施設は凄い。









日もだんだんとくれていき、アブダビの湾岸地区であるブレークウォーター地区から対岸のビル街を眺め、最後に、ライトアップされたアブダビの7ツ星ホテルエミレーツパレスを写真に収め、空港へと移動した。





アブダビ空港で、最後にツアー客で集まり現地のガイドさんと別れた。出発はターミナル3で、プライオリティパスが使えるラウンジがなかった。免税店やレストランもぱっとしない。食欲は無かったが、ディルハムが余っていたため、HIPOPOTAMUSというカフェで、ベジタブルパスタを食べたが、麺が茹で過ぎで美味しくない。チョコやランプの置物を買いどうにかディルハムを使いきって、22:00発のエティハド航空EY878に搭乗した。ありがたいことに、4列シートで隣の席が空いていた。帰りは9時間弱のフライトで成田に到着し、無事帰国することができた。



今回は、久しぶりの大人数のツアーだったが、土産物屋巡りもなく、自由時間も多くゆったりとしたツアーで快適だった。ドバイは公共交通機関が発達していないため、個人で廻るのは難しく、バージュカリファの展望チケットも現地手配だったら購入出来なかったため、ツアーにしたのは正解だった。2泊5日と、行く前は若干ハードかと思ったが、十分満喫できた。両替は、円から直接の交換はしなかったが、キャッシュで円→ドル→ディルハムで1DHS=21.87円、AMEXカード利用で1DHS = 21.6154、新生銀行の国際キャッシュカードで1DHS = 22.015円となった。以外に、現金のレートが高かった。
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