国際市場で逢いましょう

韓国版フォレストガンプといった感じで、朝鮮戦争から現代までを、一人の男の一生を通じて物語る。
朝鮮戦争当時の焼野原は、太平洋戦争直後の日本と同じような感じで、お互いに同じような苦労をしたのだと実感する。
日本人にとっては、ところどころ入るエピソード（現代自動車の創立者や、韓国相撲の力士の少年時代など）がわからないが、韓国人が見たらきっと面白いのだろう。ローカルに根差した物語は、韓国では大ヒットしたそうだが、日本では難しそうだ。

Mommy／マミー

ADHDの息子とシングルマザー、吃音を患う隣人女性との交流を描いた感動作。
持ちたくって障害を持っているわけではなく、自分ではどうしようもない問題と、嫌でも逃げられない状況に、必死になって抗う姿が、本当にリアルに迫ってくる。
この監督は天才。

チャッピー

第９地区監督作品ということで期待して行ったが、全体的に今一つ。
ラストの30分は面白いが、そこに至るまでの過程が面白くない。
人工知能の習熟過程に違和感があり、言葉の学習過程が突然だったり、そもそも、ギャング団に赤ん坊のころから育てられたのなら、悪のロボットにならないとおかしいだろう。
ロボット物は、小説・アニメ・映画と、世界中で既にいろいろあるため、斬新なものを作るのは難しそうだ。

ラン・オールナイト

元マフィアの殺し屋が、息子を殺そうとしたマフィアのボスの息子を打ち殺し、マフィア及びマフィアに買収された警官を相手に夜の街を息子とともに逃げる。
ここでもリーアム・ニーソンが無敵っぷりを発揮し、セガール張りに敵を倒しまくる。
この人はどこを目指しているのだろうか？
96時間の一作目の方が面白かった。

セッション

日本が誇る、鬼コーチが才能ある若者をしごくスポコンアニメを彷彿とさせる音楽映画。
Ｊ・Ｋ・シモンズ扮するバンド指揮者がめちゃくちゃ怖く、こんな人に指導されたら、おかしくなったり、自殺者がでても不思議ではない。
鬼コーチの裏側には優しさがあると見せかけ、しかし、やはりただのサディストなのかと思わせ、更にその奥にはやはり優れた指導者としての顔があるという、非常に複雑な人物を熱演している。
マイルズ・テラー扮する才能ある新人ドラムスも、成功への執着や、劣等感を持つ心の弱さ、ラストでは成長した姿と、こちらも複雑な人物を熱演しており、最初から最後まで、非常に緊張感のある映画であった。

ブラックハット

クリス・ヘムズワース主演、マイケル・マン監督による、ハッキングを題材にしたクライムアクション。
序盤から中盤にかけて、スーパーハッカー同士の探り合いは、リアリティゼロのトンデモ技術を持つ者同士のよくある展開だが、中盤以降、銃撃戦と肉弾戦部を武器にしたハードボイルドに一気に様変わりし、とたんに面白くなる。

コロワイド株主総会 お土産廃止中止

今年のコロワイド株主総会では、お土産廃止とのこと。
去年、一昨年と、株主総会の出席者が多すぎて、全出席者にお土産を配布できず、急遽テーブルを設置し、後日郵送のために住所を記載して申し込むという事態になっていた。
お土産がないのであれば、わざわざ行く必要もないので、今年は一気に出席者が減るだろう。これが、優待改悪の前兆でなければ良いのだが。

1Q84

正直、どこが面白いのかわからなかった。
現実の1984年と若干違う1Q84年の異世界に迷い込んだ若い男女が、オーム真理教をモデルにしたと思われる新興宗教と関わるのだが、全体的に焦点があやふやで、宗教組織の問題点を描きたいのか、二人の純愛を描きたいのかよくわからない。
大学のころに友人に勧められて、村上春樹作品を読んだ時も面白さがわからなかったので、この作家とは波長が合わないようだ。

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)
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ワイルド・スピード SKY MISSION

ストリートレースから始まった作品が、ここまでド派手なアクション映画になるとは、誰も予想していなかったのではないか。
特撮と、生身のアクションのバランスが良く、最後まで飽きることなく楽しむことができた。撮影中に亡くなったポール・ウォーカーのシーンも、不自然なくつながっており、ポール・ウォーカーのために作られたようなラストシーンも良かった。

ZENBOOK UX305FA

VAIOが故障したため、サブ機として購入した。
13インチ(1920x1080)、128GB-SSD、Core-M、Officeバンドル(PowerPoint付)、1.2kg軽量と出先でも使えるスペックで、アウトレットモデルで99,800円(税込)。同等のスペックのMacBookPro13インチで比較すると3割以上安い。
SSD+ファンレスのため完全無音でレスポンスも良く非常に使い勝手が良い。
後でASUSのアウトレットサイトを見ると、更に値下がりして79,800円になっていた。箱毀損とのことだが特に傷がなく、たぶん、売れていないのでアウトレットして実際には値下げ販売しているのだろうが、このスペックでこの値段まで下がるとは、ASUSのブランドイメージがいかに弱いことか。消費者にとっては嬉しいが、メーカーはやってられないだろう。