キングコング: 髑髏島の巨神

4DXで観るべきだった。
怪獣同士のバトルという往年の東宝SFを、ハリウッドが真剣に作ったという事で大満足。キングコングが戦う爬虫類怪獣は、ゴジラの劣化版なのだろうか。

SING シング

評判がすごく良いんで観に行ったが期待しすぎた。
悪くはないのだが、このテーマをアニメでやる必要があるのだろうか。
動物の擬人化アニメだとズートピアがあるが、ズートピアでは肉食動物と草食動物の壁や、狐に対する先入観などをうまく差別の問題として描いていたが、本作では動物の種類自体に意味がなく、また、山寺宏一の演技と歌唱力が図抜けすぎていて、他の声優陣との差が気になった。

エクスマキナ

はやりのAIをテーマにしたSFだが、ガタカのような独自の雰囲気があり、映像が美しい。
AIの頭脳部分は後50年もしたら人間を超えそうだが、身体にあたるロボット部分の稼働系は、動力源にしてもしなやかさにしても、当分は、現在の技術の延長では実現できないと思われるので、ストーリーにリアリティは感じなかった。

スポットライト 世紀のスクープ

ボストンで起きたバチカンの神父による子供たちへの性的虐待をスクープした、ボストン・グローブのスポットライト編集部の活躍をベースにした作品。
真実を追い求める記者たちだが、一方で、他社にスクープを出し抜かれたくないという、非常にリアルなつくりで、隠ぺいする側も暴力ではなくじわじわと圧力をかけてくるところが、真実にせまっている。

煽動者

どんな嘘を見破るキャサリン・ダンス。
無実だと太鼓判を押した容疑者が、マフィアの殺し屋だと判明し左遷される。そして、パニックを操る正体不明の何者かにより、次々と大惨事が引き起こされる。
マフィアの殺し屋と、パニックを操る煽動者の二つの事件と、息子と娘、それぞれの抱えた秘密が同時並行で展開され、それぞれがどんでん返しで綺麗にまとまり、久々にディーヴァーらしいヒット作。

煽動者
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フィリピンパブ嬢の社会学

ミイラ取りがミイラになる。
フィリピンパブを大学院の研究テーマに選び調査のために通いつめたら、フィリピンパブ嬢と結婚してしまったという、嘘のようなホントの話。

フィリピンパブ嬢の社会学 (新潮新書)
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ラ・ラ・ランド

見始めた時はそれほど面白いと思わなかったが、話が進むにつれどんどんのめり込んでいき、ラストではここ数年なかったほど感動した。
なぜか、この作品は物凄く感動する人と、全く面白さがわからない人にわかれるようだ。エマストーンが好きがどうかで評価が変わるのかもしれない。

モアナと伝説の海

アナ雪やズートピアのようなとんがった要素はないが、いろいろな映画やアニメのいいとこどりをしていて、昔ながらのディズニーアニメという感じで、誰がみても楽しめるように良くできている。