山口旅行2日目 ( 9/22)

2008-09-29 03:13:24 | Travel
2日目は、東萩駅9:30発のバスで津和野へと移動。このバスは特急バスのため他の便より快適で早く着く。まずは、プラネタリウムを観るため、安野光雅美術館に行く。上映された天動説の絵本が面白かった。

美術館を出て自転車を借り、やまぐち号の写真を撮るため、津和野城跡へと向かう。途中で美松食堂でいなり寿司を買いリフトに乗る。やまぐち号が津和野に着くまで、時間がないためリフト乗り場から本丸跡へと15分の山道を急ぐ。本丸跡についた後、いなり寿司を食べながら、やまぐち号が来るのを待った。

しばらくたつと遠くから汽笛が聞こえ、やまぐち号が現れた。かなり距離がるため、Nゲージを見ているようだ。稲荷神社か、線路脇で撮影した方が良かったかも。



写真を撮った後は、リフトで下に降り、西周や森鴎外の生家や、堀に泳ぐ鯉等を見ながら、街中を散策する。土産物屋で食べたわさびソフトクリームは、まったりとした食感と、鼻にツーンとくるわさびそのものの味で、今までに食べたことにない味。ご当地ソフトの中でもかなりの斬新さだが、正直まずかった。





太鼓谷稲成神社では、無数の鳥居からなる千本鳥居の参道を登って行く。おみくじを引くと、昨日の松蔭神社に続き、また大吉となり気分がいい。



津和野の街を一通りまわり満喫すると、やまぐち号の出発時間となった。改札があくと、まずは、最後尾の大正風客車に入り、明治風客車、昭和風客車、欧風客車、展望車風客車と、それぞれデザインの違う客車を順番に見ていき、予約していた欧風客車の席に座る。ボックス席で、同席になった大阪から来た夫妻にアイスを奢ってもらったり、停まった駅で写真を撮ったりしながら、2時間かけ新山口駅に到着した。新山口からはバスで山口宇部空港に向かい、夕食用にふぐ寿司を買い、羽田へと飛び立った



■9/22の出費
バス(東萩駅→津和野) 2080円
安野光雅美術館(プラネタリウム) 800円
レンタサイクル(3h) 600円
昼食(いなり寿司) 720円
黒糖ソフトクリーム 350円
リフト(観光案内所の割引券利用) 400円
わさびソフト 300円
冷やし飴 300円
やまぐち号(津和野→新山口) 1620円
空港バス(新山口→山口宇部空港) 820円
ふぐ寿司 1000円
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山口旅行1日目 ( 9/21)

2008-09-23 23:19:36 | Travel
JALのマイルが貯まっていたので、山口に行って来ました。

朝7:30発の飛行機に乗るため、5時に起きて羽田に向かった。空港でひれカツサンドを買い、ラウンジでジュースを飲みながら朝食を食べる。定刻通りに飛行機が出発し、山口空港に到着すると外は土砂降りの雨。レンタカーを借りて最初の目的地の秋芳洞へと向かった。

空港を出てカーナビの示すとおりに道を曲がると、車一台通れるかどうかの細い道に入ってしまい、Uターンして大通りに向かう。土地勘がないため、カーナビに頼るしかないが、いささか心もとない。借りた車はTOYOTAのビッツで、初めて乗ったが視界が広く運転しやすい。ただし、カーブでは振りまわれる感じがあり、スピードメーターを見ると80kmを超えている。アクセルから足を離してもスピードが落ちず、ブレーキをかけて60Kmまで落としても、ブレーキから足を外して油断すると、すぐに80kmに戻ってしまう。9:30に空港を出たが1時間で秋芳洞に着いてしまった。

町営の駐車場に、1日400円で停めたが、目の前の土産物屋に100円の看板が出ていた。ちょっと損した気がする。秋芳洞は小学生の時に来たことがあるが、ほとんど記憶がない。雨の中、入り口まで歩き、中に入ると巨大が空間が広がっていた。最近行った、沖縄本島や石垣島の鍾乳洞とは規模が全く違う。あまりの巨大さに驚くが、世界には、カールスバッド洞穴という更に巨大な鍾乳洞があるらしい。いつか行ってみたい。洞くつの中は、百枚皿や洞内富士など見所がたくさんあるが、最大の見所が黄金柱。円柱状の巨大な柱は、まさに絶景だった。



端まで行き戻ってくると往復2kmで結構疲れる。雨が一休みしていたので、出口で夏みかんソフトを食べ、カルスト展望台へと移動した。展望台の周りをまわると、夏みかんソフト元祖の看板が。こっちで食べた方が良かったかも。



次に景清洞へ行き、洞くつ探険コースを申し込んだ。明かりのついていない洞窟を、懐中電灯の光だけを頼りに進んでいく。一人で申し込んだら入り口で驚かれてしまった。鍾乳洞に入り、しばらくはライトアップされているが、探検コースの入り口は、真っ暗な穴があいており、さすがにびびる。思い切って入っていくと、ライトが弱いため、回りがほとんど見えない。こうもりらしき羽音が聞こえ、かなりの恐怖感。周りを見る余裕も無く、ひたすら前に進むと、中間地点の看板があり、さらに進むと、壁が前をさえぎっており、良く見ると床下から1mほど空間が空いている。体をかがめ這うようにして進むと、やっとゴールにたどりついた。ここで、ライトの電池が切れたり、地震が起きたらと、嫌な想像が頭をよぎり、逃げるようにして、もと来た道を戻り、ライトが見えてくると安心した。面白いかどうかは微妙だが、貴重な体験をすることができた。

鍾乳洞を出ると、紙芝居のコーナーがあった。山口どこでも紙芝居という催しをやっているらしい。「景清洞の生目八幡」という話で、壇ノ浦の決戦で平家が負けた後、平景清が落ち延びて、景清洞にしばらく身を隠していたが、源氏につかまってしまい、自分の目をつぶして、これ以上戦う意思がないことを示し、命を助けられたとのこと。

次に、日本の水百選に選ばれた湧き水が出る別府弁天地へと移動した。弁天池水源は、非常に透明度が高い。事前にペットボトルを買っていなかったため、ボトルを購入して水を汲み、養殖されている鱒のから揚げで、昼食を食べた。

出発前は、この後、竜宮の潮吹きから千畳敷へと行く予定だったが、既に2時半をまわっていたため、千畳敷は諦め仙崎へど移動した。仙崎に着き、せっかく車を借りているので、青海島まで車を走らせることにした。青海島の先端まで行って戻り、青海島観光汽船で島巡りをした。天気が悪く日本海には出られないとの事で、島を一周することは出来なかった。日本海に出る直前まで行くと、波が高く、転覆するのではないかと思うぐらい船が揺れ、鍾乳洞探検とは違った、別の恐怖を感じた。



島巡りを終えると5時になり、金子みすず記念館は既に終了していたため萩へと移動した。カーナビでは1時間の予定となっていたが、カーナビにはない自動車道が開通しており、30分ちょっとで萩城跡に到着した。萩城で夕日を見た後、古い町並みを抜け、松蔭神社へと移動した。松蔭神社には、当時の姿で松下村塾も残っており、近代日本が始まった場所だと思うと、なかなか感動する。松蔭神社で、おみくじを引くと大吉だった。

車の返却時間の30分前になり、ガソリンを入れると10Lと、燃費のいいビッツの割には、結構消費していた。車を返しホテルにチェックインすると、近くに食事が出来るところは、ホテルのレストランしかないとのこと。選択肢がないので仕方ないが、割高な夕食となってしまった。ホテルには大浴場が付いており、部屋は、シャワールームとトイレが別になっていたり、かかっている時計のデザインがこっていたりと、値段の割りに設備が充実していた。



■9/21の出費
レンタカー 5300円
ガソリン代 1690円
朝食(ひれかつサンド) 580円
秋芳洞駐車料金 400円
秋芳洞入場料 1200円
夏みかんソフト 300円
景清洞入場料(冒険コース) 1300円
別府弁天地ボトル 150円
昼食(鱒から揚げ) 600円
青海島観光汽船 1200円
萩城跡 210円
夕食(ホテルレストラン) 2600円
宿泊費(萩ロイヤルインテリジェントホテル) 5900円
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パコと魔法の絵本

2008-09-20 19:11:51 | Movie
今年見た映画の中で一番面白かった。
どぎつい配色と、突然挿入されるCGは、下手に作ると興醒めだが、下妻物語→松子の一生→パコと魔法の絵本と、着実に完成度が高まった巧みな演出と、役者の熱演で、すばらしい出来となっている。
スタッフロールにも手抜きが無く、スクリーンが上がる最後まで楽しむことが出来た。
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天使になりたかった少女

2008-09-15 00:47:13 | Book
天使になるため食べ物を食べなくなった主人公。両親に拒食症を治療するクリニックに入れられてしまうが、不思議な事件が起こる。

森絵都の作品と雰囲気が似ているが、今ひとつ面白さが感じられなかった。

天使になりたかった少女
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ウォンテッド

2008-09-15 00:37:13 | Movie
特に観たい作品も無かったが、TOHOシネマズデー1000円だったので、観に行った。

意外な敵の正体は、意外ではなくよくあるパターン。
意外なラスボスも、意外ではなくよくあるパターン。
銃撃シーンの演出は、なかなか良かったが、動きまくりの映像と、痛そうなシーンの連続は、観ていて疲れた。
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禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン

2008-09-07 01:50:07 | Book
全体的に難しいが、自分の理解できた範囲では、
・市場の揺らぎが正規分布ではなく、べき分布になる
・分布がフラクタル構造をもつ
つまり、現実の市場に当てはまると、
・正規分布では到底おきないはずの、暴騰/暴落がかなりの頻度でおきる。
・宇宙の星の分布が均一でないのと同じように、株価の分布も一様でないため、単純な平均値には意味がない。
ということらしい。

実際の運用に応用すると、
・上がるか下がるかは予測できない。(効率的市場仮説と同じ)
・分散は予測できるかもしれないので、暴騰/暴落は回避できる可能性がある。(効率的市場仮説は正規分布なので、そもそも暴騰/暴落はおきない)
となる。

過去のデータを分析すると、想像以上に、暴騰/暴落があり、穏やかな時は穏やかな動きが続く傾向があり、荒れ始めると荒れ続ける、ということが、フラクタル構造に綺麗にはてはまる、という主張がグラフを使って説明されており、わかりやすい。

結局、上がるか下がるか、幅は予測できても向きは予測できない、という結論なので、市場で勝つには、直感に頼るしかない。

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star題名が良くないが珠玉の傑作。名著。
star非常にイイ 誰もが読んだほうがいいです
star含蓄のある書籍のようですが。。。

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ハンコック

2008-09-01 23:31:35 | Movie
面白かった。
強盗は助けるが街は壊す、子供にバカにされムキになる等、嫌われ者のヒーローをうまく描いた序盤、更正して人々から感謝され本当のヒーローになる中盤、意外な正体がばれる後半、シリアスに決めるクライマックスと、全体の構成がうまく出来ており、出来のいいSFXと組み合わせ、爽快感のあるヒーロー物となっている。一昔前の典型的なハリウッド映画の良さがある。
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