The Storyteller II

2006-10-28 13:35:44 | Book
東京国際ブックフェア2006に行った時、安めの洋書を探していたら、最終日のため500円という安さ(Amazonだと3千円もする!)で売っていたので購入したが、読破まで4ヵ月近くかかってしまった。

3編からの独立したショートストーリーから構成されている。

書かれている英語は、それほど難しくないレベルだと思うが、最初の20ページほどは、なかなか先に進むことができずに読むのに3ヶ月近くかかってしまったが、慣れて来た後は、一気に読むことができた。

* The Heart of India
- あらすじ
昼は宝石鑑定人の顔を持つ宝石泥棒が、「The Heart of India」を宝石店から盗み出すが、宝石店オーナーの妹に恋をしてしまう。兄は、宝石鑑定人の正体は泥棒だと暴くが、証拠がなく、妹には信じてもらえない…。
- 感想
かみ合わない会話のドタバタ劇。ラスト付近では、アクションで盛り上がって、最後はハッピーエンド。最初の英語の壁さえ超えられれば、一気に最後まで読める。三作の中では一番面白い。

* Going Back
- あらすじ
自動車事故で瀕死にあった主人公が、自分の過去を振り返る映画を見せられる。映画が終わり、あの世へ向かう時、ある選択肢を与えられ…。
- 感想
ラストは予想通り。32ページの短編なので、英語の勉強にはいいかも。

* Min, 45 Sec
- あらすじ
海軍で極秘任務に着いた後、行方不明になっていた兄を映したビデオテープが見つかった。兄は水も食料も乏しいボートで漂流していたが、そこには不思議な映像が映し出され…。
- 感想
辞典を使って何度か読み直したが、イマイチ内容がわからない。SFというには説明不足。自分の語学力の問題なのか、それとも、作品が悪いのか、結局、何が言いたいのか不明。

販売元のホームページ

The Storyteller
The StorytellerMartha Whittington

Authorhouse 2006-02-28
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審判

2006-10-22 20:19:08 | Book
幼女誘拐事件の犯人として、15年の懲役に服した柏木は、出所後、自分の無罪を証明するため活動を始める。柏木ははたして無実なのか?

ラストのどんでん返しを書くためか、事件で人生を狂わされた人々の心理描写が中途半端なため、ミステリーと社会派小説の二兎を追ったような感じで若干中途半端。後一歩で化けそうな作家。

審判
審判深谷 忠記

徳間書店 2005-04-16
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おすすめ平均 star
starもうひと頑張り
starおもしろい!けど・・・
star本年度の最高作か

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高松建設の優待

2006-10-21 12:50:10 | Stock
高松建設の優待がゆうパックで到着。3月に権利確定し、いつ来るのかと思っていたが、南魚沼産コシヒカリの新米が今日届いた。
これと同じものなら4,620円相当。自腹じゃ買わないと思うので、うれしい優待だ。


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スローフード 小杉

2006-10-20 23:36:05 | Gourmet
前の職場の同期がアメリカに転勤とのことで送別会で利用。

幕張本郷から徒歩3分ほど。焼き物がおいしかった。かなり飲み食いして5千円/人ほど。

アットホームな店で、送別会の様子が、お店のホームページに掲載された。緑茶梅酒、秘蔵苺酒など、かわった酒もある。
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クラッカー

2006-10-19 23:09:16 | Book
デッドラインの建倉圭介のデビュー作。

定年を控えた元エンジニアが、自分を左遷させた上司や同僚に一泡ふかせるために、横領を計画するが、何故か計画がばれていた。予想外の殺人が起き、自体は予想していかった方向へ動いて行く…。

デッドラインと比べると、完成度は落ちるが、同じ作者のテイストは感じられる。著者は元エンジニアとのことで、システム開発の描写はリアルで、横領する際のテクニックは、ご都合主義ではあるが不可能な方法ではない。

デビュー以来、10年で3作しか発表していないようだが、量より質の作家。

クラッカー
クラッカー建倉 圭介

角川書店 1997-08
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おすすめ平均 star
star10年先を行っていたんだなぁ

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CANAL CAFE

2006-10-18 23:19:43 | Gourmet
会社が何かの賞を受賞したとのことで、バーベキューパーティーが開催された。
幹事が頑張って、川辺でバーベキューという、しゃれた企画を立ててくれた。
http://www.canalcafe.jp/
しかし、この会社は飲み会が多いな…。
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デッドライン

2006-10-09 11:53:05 | Book
舞台は第2次大戦末期。日系人で構成され、ヨーロッパで戦果をあげた442部隊出身のミノルは、世界初のコンピューター、エニアックの開発プロジェクトに参加するが、原爆が開発され日本に投下されるとの情報を掴む。ミノルの家族は捕虜交換で、原爆の投下目標にされた都市に戻っており、ミノルは、日本政府に降伏を勧めるため日本へと向かう。戦後の影響力を確保するため、何としても原爆を落としたいアメリカは、投下前に日本が降伏する可能性を防ぐため、ミノルを殺すための追手を差し向ける。

エニアックやフォンノイマン、マンハッタン計画等の伏線をからめながら、第二次大戦中の日系社会の描写や、迫力ある戦闘描写など、500ページ近いハードカバーにも関わらず一気に読ませる。後半の展開は早く、一巻では物足りないぐらい。

アマゾンでは、まだ誰もレビューを書いておらず、世間では、ほとんど注目されていないようだが、今年出版された冒険小説で間違いなくベスト。個人的にはホワイトアウトと同レベルの面白さであり、埋もれて欲しくない作品。

デッドライン
デッドライン建倉 圭介

角川書店 2006-08
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幕末機関説 いろはにほへと

2006-10-07 23:55:15 | Weblog
ボトムズ、レイズナー、ガリアンの高橋良輔監督のオリジナル作品。
江戸時代を舞台に、永遠の刺客「秋月耀次郎」が、戦乱を巻き起こす「覇者の首」を封じるために戦う。

今週からGAOで始まったが、かっこいいオープニング(FictionJunction YUUKA)と、スピード感ある演出で、一気に引き込まれる。
今までは、完成度の高い作品を作ってきたにも関わらず、不幸にして打ち切られる事が多かった高橋作品だが、今回はGYAOによるオリジナル作品なので、今度こそ最後まできっちり、放映してくれるに違いない。USENがいきなり潰れたりしないことを願うのみ。
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日本の「戦争力」

2006-10-07 00:47:22 | Book
著者のモットーである、具体的な事実と数字で、日本の戦争力を解説した本。「さおだけや…」と同じで、タイトルで勝っている。

自衛隊の戦力を、具体的な数字で分析した、一章の「自衛隊の戦争力」は読む価値あり。自衛隊の編成、装備とも、防衛と支援にいびつに特化しており、単独では戦争しようと思っても絶対できないという説明は非常に説得力あり。しかし、だから自衛隊は平和主義の象徴だという著者の主張は、米軍とセットだったらどこでも行けるのだから、イマイチ納得がいかない。

第二章の「アメリカへの戦争力」では、日本が完全にアメリカの支援基地になっていて、アメリカがいかに得をしているかが、具体的な事実と数字で示される。

後半の、イラク戦争や日本国憲法の話になると、著者の主張する事実と数字に基づいた分析から、だんだん主観的な分析になっていくが、全体的に読んでためになったと思わせる本。

日本の「戦争力」
日本の「戦争力」小川 和久

アスコム 2005-11-21
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おすすめ平均 star
star日本の安全保障の指南書
starつまり、日本は戦争できるのか? という話ですね。
star無関心は許されない

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ドスパラ Galleria HG

2006-10-04 22:20:39 | Weblog
Vistaの開発用に、Aero Glass(エアログラス? or アエログラス? どっちが正しい読みか?)が動くPCが必要になり、秋葉原へ買い出しに行った。

現在、VistaはRC1のため、ドスパラの店員に、Vistaが動くPCが欲しいと聞いても、絶対動くとは保証してくれない。512MBのビデオメモリーを搭載したグラフィックカードが望ましいとの事だが、さすがに高すぎるため、256MBで、そこそこ高スペックなものということで、Galleria HGを購入した。

職場に戻り、RC1インストール後、Aero Glassが快適に動くことを確認。3Dのウィンドウは使わないと思うが、思っていた以上にGUIの変更が気持ち良い。Appleが、Windowsを作ったようだ。
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