ドバイ・アブダビツアー 3日目

2012-02-27 22:11:21 | Travel
2012.2.11 Sat 天気晴れ

まだ日が短いせいか、6時過ぎではまだ暗く、7時過ぎてやっと明るくなった。部屋にはバルコニーがついており、バルコニーからの眺めが良い。昨晩、書いてもらったヘナもまだ残っている。8時過ぎに朝食を食べに行く。5つ星ホテルだけあり、朝食バイキングは豪華で、オムレツを作ってくれるサービスもある。マッシュポテトがおいしかった。朝食後にホテル内を散歩しプールに行くと誰もいない。プールからはパブリックビーチに出ることも出来、外からホテルと眺めると結構豪華である。









午前中はゆっくりし、11:45にロビーに降りていった。既にガイドさんが来ておりバスに乗り込み、マジェスティックで残りのツアー客を拾った後、ドバイ博物館へと向かった。ドバイ博物館では、煙突を利用して風の通り道を作って部屋を涼しくした伝統的な家や、蝋人形によるドバイの昔の暮らしを再現、ドバイ発展の歴史のビデオ等を観たり、お土産ショップで、ラクダの置物を買ったりした。博物館を出て昼食を食べたが、予定していたアラブ料理の店の評判がいまいちだったとの事で、中華料理(Arabian Courtyard Hotel & Spa)に変更になった。こちらの中華は、若干スパイシーで、やはり豚肉を使っておらず、豚肉なしの中華はどうも味気ない。昼食後に、ドバイメトロでドバイモールへと移動した。ドバイメトロは世界一長い無人鉄道との事だが、日本のラッシュ並に混んでいた。







メトロでドバイモール駅で降りると、目の前にバージュカリファの天を突くようにそびえていた。身震いするほどの凄さで、高さ828mと人類が建造した最大の高さの建物に興奮した。ビル風の影響を小さくするためのらせん状のシルエットも美しく、ドバイまで来たかいがあった。メトロ駅から歩いて10分ほどで世界最大のショッピングモール、ドバイモールへと到着する。モール内には、ちゅら海を超える巨大アクリル水槽の水族館もあり、一部は水族館に入らなくても観ることができる。ちゅら海の方が魚が豊富でなんとなくいまいちだったので、当初予定していた自由行動時間での水族館行きは辞めることにする。バージュカリファのチケット売り場に行くと、当日券はもとより翌日の券も全てSold Out。ツアーでよかったと実感する。エレベーターに乗って展望台に着き、外を眺めると、ものすごい壮観な眺め。天気が良いため、かなり遠くまで見通すことができる。さすがに人工島は遠くて良くわからないが、バージュアルアラブの向こうに、パームアイランドをかすかに見ることができた。展望台には、良くあるメダルの自販機の代わりに、金板の自販機があったのが、ドバイらしかった。











展望台を満喫してドバイモールへと降り、18:00からのドバイファウンテンを見に行った。高さ150mまで水が上がるがいまいちで、ツアー客によると、18:00のショーが一番しょぼく、後の時間の方が面白かったとのこと。ここで、自由夕食の時間となり、20:50再集合となったが、せっかくドバイまで来たので、承諾書にサインしホテルまで自分で戻る自由行動にした。キャメルバーガーを食べるため、ガイドブックに乗っていたバスタキヤ地区へとメトロで最寄り駅まで行き、タクシーを拾おうとしたが、どのタクシーも店がわからないと乗車拒否にあった。30分ほどタクシーを捜したが駄目だったので、バスタキヤ地区はあきらめ、ドバイモールへと戻ることにした。メトロの駅から出ると、夜空にバージュカリファがライトアップされていて綺麗だった。ドバイモールで、Switchというカフェで、念願のキャメルバーガーを食べることができたが、癖のない味で普通のビーフと違いがわからなかった。ドバイ・モールには戻ったが、既に集合時間を過ぎていたため、モール内をゆっくりと見ることにした。持ち金が少なくなったため、ATMからお金を下ろそうとしたら、画面の切り替えが遅く、間違ってボダンを押してしまい、600ディルハムも下ろしてしまった。海辺を散策するためのビーチサンダルや、お土産用の雑貨を買ってもとても使い切れず、レバノン王室御用達のパッチの高級チョコを買うことにした。店には他に客がおらず、試食をしながらチョコを選んでいった。独特のテイストだが、非常においしく、一つ一つボリュームもあり、結果的にお土産として最適だった。種別はわからなかったが、自分用に確保した若干スパイシーな味が絶品だった。他に、らくだミルクを使ったアル・ナスマのチョコを買った。デーツはスパイススークでの試食から日本人向きではなさそうなので買わなかった。チョコの袋をぶら下げ、タクシーでホテルに帰ることにしたが、ここでもホテルがわからないドライバーが多く、3台目のタクシーでやっと戻ることができた。ドライバーはパキスタン人で、多くのパキスタン人がドバイで働いていることや、ドバイには四季がないがパキスタンには四季があって綺麗だ等と話しながら、30分ほどでホテルに到着した。ホテルでは、また、コンタクトがなかなか外れず、空港でレンズが外れないと困るため、最終日は眼鏡を使うことにした。









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ドバイ・アブダビツアー 1・2日目

2012-02-26 22:04:29 | Travel
世界一高いビル、砂漠サファリ、見所一杯のドバイに行ってきました。

2012.2.9 Thu 天気晴れ/2012.2.10 Fri 天気晴れ

17:00に会社を出て、京成特急で成田空港へと移動した。直前に、アクセス特急が出発してしまい1時間40分かけて成田へ到着した。今回は、クラブツーリズムのツアーを利用したため、集合時間が出発の2時間前ということで、空港ではかなりの待ち時間があった。ツアーは総勢27名で、久しぶりに大人数での旅行となった。今回も、セゾンプラチナの荷持宅配サービスを利用して、スーツケースを空港まで送っておいた。空港での待ち時間は、プライオリティパスを使って第一ターミナルのラウンジ「ユナイテッドクラブ」で時間をつぶした。体調がベストではなかったのでアルコールは取らず、オレンジジュースを飲みながら、iPhoneの充電をした。ラウンジは広く快適で窓からの眺めも良かったが食べ物はなかった。セゾンプラチナは、宅配サービスやプライオリティパス等頑張っているが、もうちょっと海外保険も充実させて欲しい。念のため今回はAIUの保険をかけたが、カード付属の疾病治療が300万円でキャッシュレス治療も弱く、結局、別の保険が必要となってしまう。カード付属でまともな保険は、ブラックカードクラスが必要では、あまりにもコストパフォーマンスが悪すぎる。年間プラス一万円ぐらいで、旅行し放題の保険がつけられないものか。



21:20のエティハド航空EY871でドバイに向けて出発した。機内サービス充実のエティハドだが、やはりエコノミーは狭い。若干、他よりも1~2cmましなような気もするが、航空会社全般としてどうにかならないものだろうか。離陸後、機内サービスの映画を観ようとしたが音が出ない。使い方が間違っているのかと思い、アテンダントを呼ぶと壊れていたようで、席の移動を勧められ、2列シートを1人で使うことができラッキーだった。一回目の機内食は和食と洋食が選べ、洋食のパスタにしたがなかなか美味しかった。機内では、コンテイジョンとカウボーイアンドエイリアンを観たが、どちらも半分寝ぼけながら観ていたため全然話がわからず。結局、寝付かれないまま、2回目の食事となり、到着予定時刻5:10よりも30分ほど早くアブダビ空港に到着した。



アブダビ空港に到着し、入国手続きをとり荷物を受け取った後、ツアー客がロビーに集合した。6時過ぎないと朝食のレストランが開かないとのことで、暫く時間をつぶした後、朝食のレストランへと移動した。近くでF1のグランプリも行われる、アブダビの振興開発地域 Yas Island にあるRadisson Abu Dhabi Yas Islandで、モダンな内装で料理もおいしかった。ハムやソーセージが鶏か牛か羊で豚肉がないことで、イスラム圏にきたことを実感する。



アブダビを出発し、1時間ほどかけてドバイへとバスで移動する。疲れと満腹感で熟睡し、気が付くと最初の観光スポットであるエミレーツモールに9時過ぎに到着した。モールが開くのが10時との事で店がほとんど開いておらず、することがない。モール内にあるザウス(船橋に会ったが閉鎖)を参考に開発した室内スキー場を観たり、ATMでお金を下ろしたりして、時間をつぶした。



次に、7つ星ホテル「バージュアルアラブ」の写真スポットへと移動した。6つ星を飛ばして、一気に7つになるだけあり、生で見ると優雅な姿が海に映え、さすがの美しさだった。



海沿いをバスで移動し、ゴールドスークに行ったが、世界最大のゴールドの指輪を展示している店が休みだった。金曜日は休みとの事で、通り全体が閑散としている。スパイススークで、ダーツやナッツ類を試食して時間をつぶし、アブラ船に乗船した。小ぶりな船で柵も無く、水面の上をすべるようで気持ちが良かった。





対岸に渡り、アラブの要塞跡の建造物を見ながら昼食のレストランへ(Kan Zaman)と移動した。初の本格的なアラビア料理だが、最初にサラダ類が提供され、次に鶏のレバーが出てきてこれがメインだと思って食べていたら、本当のメインのケバブが出てきたが、メインのケバブをしっかり味わう前に満腹になってしまった。最後にお菓子とフルーツと全体の1/3も食べられないほどの大量の食事が出てきた。食べきれないほどの量を残すのがこちらの流儀のようで、日本人からすると非常にもったいない。食事後、ホテルへと移動したが、ほとんどのツアー客がマジェスティックに宿泊し、アムワジロタナにアップグレードしたのは、自分を含めて二人しかいなかった。





ホテルで一休みした後に砂漠サファリに行きたかったが、部屋が清掃中との事でチェックインできず、チェックイン待ちしている間に砂漠サファリの車が来てしまった。チェックイン可能となった後、部屋に荷物だけ置いてコンタクトを外す暇も無く、すぐにロビーに戻って出発する羽目になった。砂漠まではホテルから車で一時間ほどかかり、砂漠に入る直前で、一度、タイヤの空気を抜いた後、砂丘を4WDで駆け抜ける。あまり無理をしないドライバーだったが、砂丘のアップダウンに合わせて車が傾き、同乗者のデンマーク人親子も楽しんでいた。車が列を成して走る中、かなり派手な運転をしている車もあり、乗る車によってかなり揺れ具合が違っていたようだ。キャンプ場につくと、ラクダに乗ったり、ヘナペインティングや、サンドアートの実演販売を見て楽しんだ。もともと喫煙はしないので、水煙草はやらなかった。日が暮れると、ビュッフェディナーが始まったが、昼食の量が多かったため、あまり食欲がなかった。最後に、ベリーダンスのショーが始まり、盛り上がった後、ホテルに戻った。







砂漠では、砂のせいで、コンタクトがかなり辛く、目に負担がかかり涙がでたせいか、コンタクトが目に張り付いてはずせなくなり、シンクに水をためて水中でまばたきを繰り返すことで、やっと外すことができた。部屋には大型の液晶テレビがあったが、NHKが写らないため、お風呂に入って寝た。

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マシンガン・プリーチャー

2012-02-19 22:01:55 | Movie
突然キリスト教に目覚めた前科者サム・チャイルダースが、スーダンの惨状を目にしたことで、私財をなげうってスーダンに孤児院を作る。しかし、テロ組織LRAによる襲撃をさらされ、自ら銃を手に取り、戦う神父としての活動に身を投じる。
実話に基づいた映画であり、綺麗事では済まない現実を見せつける。
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ダイナー

2012-02-19 19:20:50 | Book
ハードボイルドタッチのサド文学だが、面白くない。

ダイナー
ダイナー平山 夢明

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キングとジョーカー

2012-02-05 10:19:42 | Book
架空の英国王室を家系図付きで創作し、1977年に王室内で起きた事件を描くという懲りようだが、いまいち面白くない。これが、日本の皇室だったら出版できないかもしれないので、イギリス内ではインパクトが大きかったのかもしれない。
この作家は、どの作品でも詳細まで凝りに凝った架空の世界を独自に作りあげるという稀有な才能があるが、エンタメとして昇華されているものとされていないものの差が激しい。

キングとジョーカー (扶桑社ミステリー)
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ローマ人の物語 ローマ世界の終焉

2012-02-02 22:18:24 | Book
最初の頃は、ハードカバー版を発売日に買っていたが、帝政になった頃からつまらなくなり、その後は、図書館で借りながら、やっと全巻読み終わった。

一個の生命しかり、国家しかり、企業、コンピューター等々、システムというもの自体が、たとえどんなに優れたものであっても、必ず寿命があり、遅かれ早かれ終焉する時が来るというのは、何故なのだろうか。

それなりに優秀な人材がその時々で、ベストと思われることをしているにもかかわらず、自滅していき、それほど優秀と思われない存在に取って代わられる。ローマは、結局、少しづつ進んだ軍事への忌避や、共同体意識の低下が、最終的には引き金になったのだろう。一度、出来上がった空気(=文化、価値観、習慣等)は、目の前に滅びが見えても、よっぽどのことが無い限り変えられないというのは、身につまされる。

また、このシリーズではローマの歴史を学ぶと同時に、塩野七生の上から目線のアクのあるキャラクターにより、これだけの偉大な作品を残すためには単なる良い人では駄目で、癖のある人でないと到底成し遂げられないという世の中の理を、心底思いつまされた。内容、執筆スタイルともに歴史に残る本である。

ローマは滅びても、ローマの生み出した数々の発明や思想、哲学(都市に水道を引く、都市を道路で結ぶ、知識のマニュアル化等々)は、しっかりと生きており、日本も先はなさそうだが、仮に日本が滅びても、数々の日本の良さ(風呂、もったいない精神、ウォシュレット等)は、きっと後世に伝わるに違いない。

ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)
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