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つぶよりのつぶやき The Twinkling Twitter

福井を愛するがゆえに、地域や身の回りのいろんなことに勝手にコメントしています。

はじめに

福井を中心に、地域や身の回りのことに勝手にコメントしています。話題はいろいろですが、基本は福井への愛です。福井とあまり関係ない話もありますが、それは福井人としての視点ということでご了承ください。 なお、当然ですが、このブログの内容については、stanzaが所属する組織(公表していませんが)の考え方とは無関係です。 ブログランキング参加中=いいね!と思っていただけたらクリックをお願いします

福井・竹田のしだれ桜と油揚げ

2012-04-23 | まちづくり






福井県の北部、坂井市の東側の山あいに、「竹田」という小さな集落がある。福井から石川県の山中温泉に行く山越えの近道があり、その途中にある集落である。丸岡の方から谷沿いに行くこともできる。この竹田、あまり知られていないが、しだれ桜の名所である。考えてみたら一昨年もこのことを書いていた。

先週末に訪れたが、今年はやはり桜が遅く、ソメイヨシノは満開だが、しだれ桜はもう少しというところである。かなりの人出で、遠くの小学校に臨時駐車場が用意されており、シャトルバスが運行されている。川に沿ってしだれ桜の並木が続き、その奥の広場には、しだれ桜の濃いピンクとソメイヨシノの薄いピンクが、山の緑に映えて美しいコントラストを描いている。

ちなみに、竹田といえば、やはり油揚げが有名である。谷口屋という店が作っているのだが、普通の油揚げとはかなり違って独特のうまさである。ただ、最近は豆乳を使ったロールケーキやシュークリームまで発売したりして、店内はお菓子屋さんのようである。また、商品も県内多くのスーパーで販売されたりしていて、ちょっと手を広げ過ぎの感がある。

ところで、一昨年のブログでは、地域にお金が落ちる仕組みがないと書いたが、今年はクラフト展などもあったし、そばや焼き鳥、コロッケの店など飲食店もたくさん出ている。ところが、そばを食べてみたが、ソフト麺のような麺でそばの味もあまりせず、県外の方にこれを越前そばと思われるとイメージダウンである。手作り感は満載であったが、次なる課題は品質向上ではないだろうか。

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福井の桜も満開に

2012-04-18 | まちづくり






先週末、やっと福井の桜も満開になった。今年は全国的に1週間ぐらい進行が遅いようだが、福井市民のオアシス足羽山や足羽川は満開の桜が咲き誇り、多くの人でにぎわった。

土曜日は福井駅前周辺で「越前時代行列」もあり、あまりいい天気ではなかったが市街地は賑わっていた。もっとも、その後、大飯原発の再稼動の問題で枝野大臣が県庁に来ることになり、県庁周辺はデモ隊などでまた別の賑わいを見せていたようだが。

一方、日曜日は好天に恵まれ、福井にこれだけ人がいたのだろうかと思うぐらいの人出であった。車も、足羽山への上り口や足羽川周辺は大渋滞である。いずれにしても、めずらしく街に活気があるというのはいいことではある。県外ナンバーの車も結構走っている。桜百選に選ばれた足羽川の桜並木はさすがに美しく、京都の桜に劣らない福井の自慢だ。

ところで、その足羽川のほとり、歴史ある浜町で、「こみちこまち浜町」というイベントをやっている。料亭でのトークショーや音楽会などおもしろそうな企画もあったが、時間・料金両方で折り合わず、オリジナル花見弁当などが売っているという「いっぷくステーション」かいわいに行ってみることにした。

ところが、行ってみると、桜満開だというのにそこにはほとんどだれもいない。本当にここかと心配になるほどだが、いくつかのテントと暇そうなスタッフがいるだけで、ちょっと近寄りがたい。どうもちょっと詰めが甘い。こんなに美しい桜に多くの人出。舞台も観客もそろっている。もっとみんなが楽しめる仕掛けがほしいと思う。

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ステキな電子マネーで「イコウサ」

2012-03-30 | まちづくり

福井市民でもほとんどの人は知らないと思うが、福井に電子マネー「イコウサ」というものがある。決して「イコカ」ではない。ホームページを見ると、「コミュニティバス「すまいる」や提携ショップでの支払いにも使える“福井初”の電子マネー機能付ICカード」となっている。1年前にできたようだ。

知られていないわけがある。まず、買うためには住所、氏名、年齢、職業、電話番号などを記入した申込書を提出しなければならない。しかも買える場所はたった4箇所しかない。これはまずハードルが高い。駅の券売機で買えるsuicaやicocaとはエラい違いである。

買ってしまいさえすれば便利かというと、どうもそうではない。すまいるバスと駅前の提携ショップだけでしか使えない。すまいるバスは福井市内に4系統だけあるコミュニティバスで、それはそれで利用価値があるが、一方、市内に多くの路線を持つ京福バスや福鉄バスには使えず、もちろん電車にも使えない。

駅前の提携ショップってどこだろうと思ってみると、4つしかない。普通、西武百貨店とかミスドとか勝木書店とかコンビニとかをイメージするだろうが、福井県産品を売るショップが3つとあとはスーパー1軒だけ。もう少し協力は得られなかったのだろうか。石川や富山もローカル電子マネーだが鉄道会社のエリアが広いのでまだ使いやすい。

この事業、「地域雇用創造ICT絆プロジェクトによる」となっており、わけのわからない補助金を作る方も悪いが、食う方も食う方である。suicaかicocaを使えるようにした方がよっぽど簡単で利用価値がある。suicaとicocaも統一してほしいぐらいなのに、ローカルカードなどまったくの逆行である。もっとも、統一するとETCカードのようにまた役人の天下り団体ができたりするのだが。

「利用者1万人を目指す」となっているが、このカード、買った人ははたしているのだろうか。現在、このカードを使って買い物をすると150名に賞品が当たるというキャンペーンをやっているが、これはたぶん史上最高に当選可能性が高いキャンペーンだと思う。福井の足を引っ張るつもりはないが、駅前に「プラネタリウム」を作るとか、最近ズレまくりである。

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有楽町マリオンが生まれ替わって

2012-03-07 | まちづくり




少し古い話になるが、有楽町マリオンが阪急Men's TOKYOと有楽町ルミネに生まれ替わった。西武百貨店と阪急百貨店が仲良く並んでいて、繁盛していると思っていたのだが、開業してから一度も黒字になったことがないというのを聞いて驚いた。東京でもこういうことがあるのだから、地方都市でショップが撤退するのはもう仕方ないことのようにも思う。

今回、東京に行った機会に、どう変わったのか一応チェックしておこうと思い、行ってみると、阪急Men's TOKYOは、「世界が舞台の、男たちへ。」というコンセプトになっており、本来ならば自分とはまったく関係なさそうな話なのだが、地下にある「伊東屋withユナイテッドアローズ」という店に興味がわいたのでそこだけ行ってみた。

なんとなく、伊東屋のステーショナリーにアローズの感性を取り入れた商品が並んでいるのかと勝手に思っていたのだが、見た限りではどうもそうではなくて、伊東屋のステーショナリーとアローズのグッズがそれぞれ並んでいるだけのようだ。せっかく来たので美しいノートを求めてみたが、後日、福井の「伊東屋」である「ホリタ文具店LABO」をのぞいてみたら、同じものが売っていた。

ルミネの方ももちろん本来ならば自分とはまったく関係ないファッションビルであるが、一つだけ興味があったのは、予約しないと買えない銀座の「空也」が、新しい形態のショップを出したらしいということ。「空いろ」という名前である。こちらも、空也のもなかは最高に美味なのに、残念ながらこちらの意欲的な作品はまあ普通かなという程度であった。

いずれにしても、高級感のある銀座(銀座のエリアにはいるかどうか微妙ではあるが)もルミネやマルイが進出、格安のユニクロやH&Mなどもできて、時代とともに変わりつつあるのは確かなようである。ただ、変わり方が地方都市とくらべると圧倒的に早く、次に訪れたときには必ず何か変わっているので目が離せないのである。

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黒壁と門司港から考える敦賀の可能性

2012-02-01 | まちづくり






先日、長浜にある「黒壁スクエア」に行ってきた。行ってきたといってもそれが目的だったわけではなく、もう少し先に用事があって、時間と場所がとても都合がいいため、昼食に立ち寄っただけなのではあるが。

黒壁は、和風の情緒ある町並みと古建築を活用した美術館、ギャラリー、工房やレストラン、カフェ、ショップが集積するエリアで、第三セクターでの開発の成功例として有名である。休日のにぎわいとは比較にならないものの、地方都市の平日の昼だというのに、まあまあの人出である。シャッター通りを見慣れている目には新鮮で、うらやましい。

県内の町に当てはめてみると、基本的に「歴史や文化の薫り」が必要なので福井市にはちょっと無理だが、越前市(武生)の「蔵の辻」や小浜市の「三升町」など、規模は小さいものの、コンセプト的には「ミニ黒壁」になれる可能性はあると思う。

ところで、歴史や文化があり、さらに港があるのが敦賀市である。港といえば、北九州に「門司港レトロ」という地区がある。何度か訪れたが、国際貿易港として栄えた門司港一帯には、JR門司港駅はじめ当時の面影を偲ばせる古い街並みが残されており、関門海峡の美しい景観と相まって多くの観光客でにぎわっている。

敦賀もまさに同じようなリソースがある。敦賀は歴史ある港町であり、海も山も美しい。なんといっても、かつては欧亜国際列車が出発していたのだ。敦賀港駅舎、赤レンガ倉庫など、当時をしのばせるノスタルジックな建造物も数多く点在しているし、舟溜り、魚市場など観光資源もたくさんある。ポテンシャルは高い。

しかし、以前から指摘されていることではあるが、敦賀はそれぞれの資源が点になっていて、回遊性が今一つないのだ。歩いて行くにはちょっと遠かったり、そのつど車を停めなければならなかったりして不便なのである。黒壁や門司港のように、エリアとして観光客を呼び込むことができればいいのだが。

敦賀は原発がある町であり、これまで原発で十分潤っていて、観光客を増やす努力というのが足りなかったのではないだろうか。否応なく新幹線は来るだろうし、駅前の再開発や市立の看護大学もできるそうで、これからますます交流が盛んになる。今後、観光で生きる道を真剣に考えておかないといけない。(写真は上から、黒壁スクエア、門司港駅、敦賀港駅復元駅舎。こうして見ると若干見劣りはするけどね・・・)

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アオッサ駐車場の不都合な真実

2012-01-28 | まちづくり

今日の福井新聞に、福井駅前の再開発ビル「アオッサAOSSA」の駐車場が通勤客で満車になり、アオッサの利用者が困っているとの記事があった。通勤で使うヤツが悪いという論調で、利用者に意地悪なインタビューをしたり、朝から晩まで車の台数を見張っていたりと、珍しくなかなか念の入った取材である。自分が車を停められず困ったのだろうか。

この駐車場はアオッサ専用ではなく、公共駐車場であり、当然だれが停めてもいいわけで、しかも駐車時間の制限もない。なのに料金を払って停めて文句を言われるのではおかしい。1日停めると1000円というだれが見ても近隣の通勤者や駅からの出張者向けの料金設定をしているのだから、この季節、満車になるのは当たり前であろう。アオッサに用のない車は「遠慮」せよ、という看板が出ているが、勝手な話である。

しかも、新聞では県職員や福井市職員が停めているのがけしからんとのこと。インタビューされた職員たちは犯罪者のように扱われ、なぜか謝っている。別に公務員が利用を優先されているわけではなく、言いがかりもはなはだしい。アオッサ専用の駐車場ならあんなに朝早くから夜遅くまで開く必要もないし、1日ずっとアオッサに用のある人など関係者以外いるわけがない。

論旨がはっきりしないが、どうやら福井新聞は、朝早く起きて会社の通勤に利用する人より、平日の昼に生涯学習の講座を受講したり、図書館で1日雑誌を読んでいる人の便利さを優先すべきという主張である。そういう駐車場もあっていいとは思うが、それならそういう利用を促すような制度設計をしないといけない。

制度設計のお粗末さの代償を、利用者のモラルに求めてはいけない。民主党政権になってからの高速料金免除の「不正」利用や、センター試験の「裏ワザ」など、みんな制度設計のレベルが低いからである。アオッサで言えば、大きな会議やイベントで参加者がみんな車で来てすぐに満車になってしまい、図書館に行こうにも停められないことが何度もあったが、そっちの対策の方がむしろ問題であると思う。

通勤者を締め出したいなら、1日料金を廃止するのもアリだが、一番簡単なのはオープンを遅らせて朝9時からにすることだ。普通の通勤客は出勤に間に合わないのでほとんどいなくなるだろう。そんなにのんびり出勤できるのは新聞記者さんぐらいだろうか。これで福井新聞の考えるアオッサ利用者のみなさんに最適の制度になるわけである。

ということで、そういうふうに変更すると、今度は収入の大部分を担っている長時間停める人がいなくなって、たぶん経営が成り立たなくなるのだ。そうすると今度は多額の税金をいれて作ったのにガラガラでけしからんという記事になるわけである。アオッサはとても便利な場所にあり、公開講座や図書館なら必ずしも車を使わなくても、電車やバスでゆっくり行けばいい。一部の声の大きい利用者の意見だけで記事を書かないでいただきたい。

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福井駅前は本当にどうなってしまうのだろうか

2012-01-16 | まちづくり

先日の新聞に、第三セクター(TMO)「まちづくり福井」が学生を対象に実施したアンケートの結果が掲載されていた。このアンケートは、福井駅前に新しくできた専門学校(大原学園福井校)の学生を対象に、福井駅周辺エリアに対する満足度を調査したものである。

わかりにくいまとめ方(わざとかも?)になっているが、たとえば、「新しい発見や感動がある。」については、満足度DI値が-53.8となっている。ざっくり言うと、これは満足している人の割合と満足していない人の割合が50ポイント以上違うということであり、要はほとんどの人が「そう思わない」という結果であったということである。

そのほかの、「ウインドウショッピングや散策などが楽しめる。」、「新しいまちづくりに期待が持てる。」、「にぎわいがある。」などについても、数値はそれぞれ違うもののほぼ同じ結果である。まあ、予想を裏切らない結果ではあるが、悲しい。駅前に大原タワーができると聞いたときは、これで少しは駅前もにぎわうかなと期待していたのだが。

有名な高松の丸亀町商店街の再開発を見てみると、地元の店に加え、全国的に名の通ったショップやレストランがたくさん入居している。若い人たちはそういうものを求めているのに、福井は既得権益が強いのかよそからの店をなかなか受け入れない。アオッサの例でもわかるように、商業エリアに成否がかかっている。再開発を機に、市と民間が一体となって誘致する必要があると思う。アンケートなどするまでもない話である。

新幹線はどうやら来るようだが、駅前再開発はまだ霧の中である。市議会の一部から「農水産物直売所」という案が出された。内容はよくわからないが、市では商業エリアについては関知しないということで否定的である。県も市も真剣に考えないと本当に駅前は終わってしまう。のんきにプラネタリウムなど作っている場合ではないと思うが。

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ご当地ワオン(waon)に思うこと

2011-12-12 | まちづくり




少し前の日本経済新聞に、「ご当地ワオン(WAON)」の広告が載っていた。WAONというのは、ご存知イオングループ発行の電子マネーなのであるが、既出のように福井にはイオンがないため、県内ではセブンイレブン(セブンは福井にもかろうじてあるのだ。)の店舗以外、あまり浸透していない。

広告には、全国各地のWAONが地図と写真入りで掲載されているが、ほとんどの都道府県でご当地WAONが発行されている。ないのは、東京、長崎、佐賀、和歌山、高知以外の四国(四国は四国全体のものがある。)、そしてわが福井である。石川、富山はそれぞれあるが、福井にはない。

ご当地WAONは、全国どこで利用しても収益の一部がその県に充てられる。たとえば、石川WAONは、石川県の里山里海保全活動に役立てられ、富山WAONは、富山県のスポーツ競技力の向上や生涯スポーツの振興のための元気とやまスポーツ応援基金に寄附されるとのことである。

「ふるさと納税」もまあ悪くはないが、自己負担額が多いし、寄付金や税金という堅苦しい形だと敷居の高い人も多いだろう。こちらは、特に負担もなく、知らず知らずのうちにうちにふるさと(あるいは好きな地域)に貢献できる。すばらしい発想である。

こうしてみると、かつて鯖江進出計画を地元商工業者に妨害され、いまだにイオンのない唯一の県であるのも致命的だが、ご当地WAONのないのも結構つらいものがある。この新聞広告でかなりのイメージダウンになっているばかりか、寄付金の逸失という実際の損失もあるのだ。代わりにご当地edyでも発行してもらわないといけない。

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福井県が幸せ度ランキングで1位に輝く

2011-11-09 | まちづくり

法政大学大学院政策創造研究科の坂本光司教授が学生と行った47都道府県の「幸せ度」に関する研究の都道府県ランキングで、福井県がみごと1位に輝いた。福井県民として大変喜ばしい。福井県をトップに北陸3県がベスト3を占め、最下位は大阪府である。橋下知事の顔が見たいものだ。

報道によると、「幸せ度」という視点で抽出した40の指標を「生活・家族部門」「労働・企業部門」「安全・安心部門」「医療・健康部門」に分け、それぞれの指標の順位による10段階評価の合計から「総合平均評点」を計算しランキングしたそうだ。

現段階で原典で研究成果を確認できないのだが、報道を総合すると、保育所の待機児童ゼロなど、特に子育て環境が高く評価されたほか、企業や労働、犯罪の少なさなども高く評価されたらしい。こうした分野では確かにそのとおりであることは福井県民として実感することができる。

しかし、ネットではどうも評判がよくないようで、「なんで福井?」みたいな反応である。まあ、昔からある生活満足度ランキングのようなもので、子育てとか介護とか、安心して暮らせる指標が多く、民放が2つしかないとか、商店街が寂しいとか、若い世代が求めるような指標はたぶん少ないのだろう。

ところで、この坂本教授といえば、7~8年前まで福井県立大学の地域経済研究所に在籍し、「大学はもっと変わらないと!」的な発言(世間的には真っ当な発言!)で学内の保守的な教授などからは煙たがられていたが、企業関係者をはじめ、学内外にファンも多かったようだ。かつて暮らしていた福井で幸せな生活を送っていたのか、それとも少し甘い点をつけていただいたのだろうか。

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西武百貨店福井店「ふるさと逸品フェスタ」

2011-11-04 | まちづくり

新聞の折込みで知ったのだが、西武百貨店福井店で、「ふるさと逸品フェスタ」というものをやっている。これまで北海道物産展とか九州物産展とかはよく行われてきたが、福井県内のおいしいものを集めた物産展のようなものは(あるのかもしれないが)県内では意外にあまり見かけなかった。期待できそうなので内容をチェックしてみた。

チラシでは、「福井県の豊かな自然と繊細な創作意欲が出会いました。」となっている。「ふるくて、あたらしい」ものを集めたらしい。出展者を見ると、西洋菓子倶楽部やエスポワールも参加しており、新商品も出している。阿んま屋やラブリー牧場やエグエグもある。話題の?サバエドッグもある。

とりあえず、行ってみた。もちろん休日なのだが、それにしてもかなりの混雑である。いつも思うのだが、この西武福井店の催事場、普通のリビング商品売り場と同居しており、キッチン用品などを見ていても隣から匂いが漂ってくるのである。

それはそうと、なにか物足りない。買いたいものがあまり見当たらないのに加え、具体的な名前は書かないが、福井となれば当然あってもよさそうなショップがない。一方で、え、なに?、と思うものがいくつも入っている。NPOはまだいいとして、彫刻やメガネ、越前焼、若狭パールまであるぞ。なんか観光会館や産業会館の展示のようだ。

よくよく見ると、西武百貨店の主催ではなく、主催が「ふるさと逸品フェスタ実行委員会」となっていて、市町村の商工会などが共催として名を連ねている。ネットで調べてみたら、どうも県の事業で、県の商工会連合会にやってもらっているらしい。たぶん地域バランスとかに十分に配慮したのだろう。お客さまのニーズ関係なしの官製イベントということである。

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