少し古い話になるが、有楽町マリオンが阪急Men's TOKYOと有楽町ルミネに生まれ替わった。西武百貨店と阪急百貨店が仲良く並んでいて、繁盛していると思っていたのだが、開業してから一度も黒字になったことがないというのを聞いて驚いた。東京でもこういうことがあるのだから、地方都市でショップが撤退するのはもう仕方ないことのようにも思う。
今回、東京に行った機会に、どう変わったのか一応チェックしておこうと思い、行ってみると、阪急Men's TOKYOは、「世界が舞台の、男たちへ。」というコンセプトになっており、本来ならば自分とはまったく関係なさそうな話なのだが、地下にある「伊東屋withユナイテッドアローズ」という店に興味がわいたのでそこだけ行ってみた。
なんとなく、伊東屋のステーショナリーにアローズの感性を取り入れた商品が並んでいるのかと勝手に思っていたのだが、見た限りではどうもそうではなくて、伊東屋のステーショナリーとアローズのグッズがそれぞれ並んでいるだけのようだ。せっかく来たので美しいノートを求めてみたが、後日、福井の「伊東屋」である「ホリタ文具店LABO」をのぞいてみたら、同じものが売っていた。
ルミネの方ももちろん本来ならば自分とはまったく関係ないファッションビルであるが、一つだけ興味があったのは、予約しないと買えない銀座の「空也」が、新しい形態のショップを出したらしいということ。「空いろ」という名前である。こちらも、空也のもなかは最高に美味なのに、残念ながらこちらの意欲的な作品はまあ普通かなという程度であった。
いずれにしても、高級感のある銀座(銀座のエリアにはいるかどうか微妙ではあるが)もルミネやマルイが進出、格安のユニクロやH&Mなどもできて、時代とともに変わりつつあるのは確かなようである。ただ、変わり方が地方都市とくらべると圧倒的に早く、次に訪れたときには必ず何か変わっているので目が離せないのである。
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