「悪の教典」★★★☆
伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、
林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、
山田孝之、平岳大、吹越満出演
三池崇史 監督、
129分、2012年11月10日より全国にて公開
2012,日本,東宝
(原題/原作:悪の教典 /貴志祐介)
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初登場2位発進、「のぼうの城」のV2を
阻むことは出来なかった。
「原作は文庫が出た時に読んだ、
とんでもない小説だなと思ったが
伊藤英明主演で映画化されると知って
大丈夫かなと思っていた、
映画を見て主演として違和感はないが
訳の分からない存在と言うのを
示すには彼はクリーン過ぎたようだ」
生徒から人気の高い蓮実聖司(伊藤英明)は、
学校で持ちあがっていた携帯による
カンニング対策にも積極的で
同僚からも一目置かれる存在、
しかし彼には裏の顔があり
他者への共感能力を持たないサイコパスだった。
底抜けに明るい顔で
残虐な行為を行う
その点では伊藤英明は適役だった、
「好感が持てる」
まさにそれを体現しているからね。
自分の過去が知られたことで
彼はクラスの全員を殺さなくてはと感じ、
文化祭の前夜にそれを実行する、
笑顔で生徒を皆殺しにする
まさに異常な世界を
美しい音楽でも聞くように
なんのためらいもなく撃って撃って撃ちまくる。
小説で読んだときには気にならなかったが
生徒を校舎の上の階に足止めして
猟銃で順番に撃ち殺すという行為は
映画的には間延びした感じがした、
殺されるのを待ってないで
高校生ならなんとか出来るだろう、
視覚的に逃げ場が多すぎて
このあたりは映像の持つ力だ、
ここで納得させてくれないと
目の前で繰り広げられることが
胸に迫って来ないのだ。
しっかし「海猿」でヒーローを演じておいて
よくこの役を引き受けたなと思った、
まさに対極
イメージさえ壊しかねないというのに
でも役者ってこういう役をやりたいのかも、
ただ世の中には常識では測れない
「悪」が存在するんだろうなと
納得は出来なかった
映像的な「狂気」は
目の前で生徒がバンバン殺されていくという
むごたらしい惨殺シーンだけで
そこから発散されるべき狂気は感じなかった。
やはりクリーンな伊藤英明は
訳の分からない絶対的な「悪」を
演じきることは出来なかったようだ、
ただひとつの挑戦であるなら
結構頑張っていたことは確か、
続編もあるようだ
次に期待したい。
★100点満点で75点★
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阻むことは出来なかった。
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とんでもない小説だなと思ったが
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大丈夫かなと思っていた、
映画を見て主演として違和感はないが
訳の分からない存在と言うのを
示すには彼はクリーン過ぎたようだ」
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学校で持ちあがっていた携帯による
カンニング対策にも積極的で
同僚からも一目置かれる存在、
しかし彼には裏の顔があり
他者への共感能力を持たないサイコパスだった。
底抜けに明るい顔で
残虐な行為を行う
その点では伊藤英明は適役だった、
「好感が持てる」
まさにそれを体現しているからね。
自分の過去が知られたことで
彼はクラスの全員を殺さなくてはと感じ、
文化祭の前夜にそれを実行する、
笑顔で生徒を皆殺しにする
まさに異常な世界を
美しい音楽でも聞くように
なんのためらいもなく撃って撃って撃ちまくる。
小説で読んだときには気にならなかったが
生徒を校舎の上の階に足止めして
猟銃で順番に撃ち殺すという行為は
映画的には間延びした感じがした、
殺されるのを待ってないで
高校生ならなんとか出来るだろう、
視覚的に逃げ場が多すぎて
このあたりは映像の持つ力だ、
ここで納得させてくれないと
目の前で繰り広げられることが
胸に迫って来ないのだ。
しっかし「海猿」でヒーローを演じておいて
よくこの役を引き受けたなと思った、
まさに対極
イメージさえ壊しかねないというのに
でも役者ってこういう役をやりたいのかも、
ただ世の中には常識では測れない
「悪」が存在するんだろうなと
納得は出来なかった
映像的な「狂気」は
目の前で生徒がバンバン殺されていくという
むごたらしい惨殺シーンだけで
そこから発散されるべき狂気は感じなかった。
やはりクリーンな伊藤英明は
訳の分からない絶対的な「悪」を
演じきることは出来なかったようだ、
ただひとつの挑戦であるなら
結構頑張っていたことは確か、
続編もあるようだ
次に期待したい。
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