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「96時間」誘拐犯も相手が悪かった、究極の親バカが行く!

2009-08-28 00:09:38 | 大作映画ハリウッド系
「96時間」★★★★
リーアム・ニーソン、マギー・グレイス主演
ピエール・モレル監督、93分、アメリカ、2009年




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全米では2009/2公開、初登場で首位を飾り、
9週チャートイン、1億4千万ドルの大ヒットとなった。

「主人公の17歳の娘が友人とパリ旅行へ行き、
そこで何者かに誘拐されてしまう、
普通なら親には身代金を払うくらいしか
することは残されてないが、
誘拐者にとって不幸なことに
主人公はかつて政府の秘密工作員だったことだ、
父親の孤独で冷酷な奪回作戦が始まる」



娘を取り戻すという目的のためには
手段は選ばない、
相手の命を奪うことに微塵の躊躇もなく、
わずかな手がかりから
核心へと迫っていくのは見ていて気持ちいい、
「ここまでやるか」とも時折感じるが
細かいことは気にしないで楽しみたい。

先日読んだ「BOX 21」というサスペンス小説でも
同じような女性を狙った人身売買が描かれていたが、
その目的を見せられると、
パパの怒りにこっちも同調して
蹴散らされる悪い奴に同情なんてしない、
しかし秘密工作員ってこんなに強いのか。

イメージとしてはマット・デイモンが演じた
ボーンが子供を持つ親となったら
こんなふうになりそうとふと思った。


もう少し、敵に強いのがいて
ラストにスカッとさせてくれたら文句なしの
エンターテイメントとして成立したが、
主人公の強さが際立っていて、
少し物足りなかった、でも見て損のない出来だ。

カーアクションに肉体を駆使して走る走る、
犯人たちにしてみたら、狙った相手が悪かった、
そんな組織的な犯罪が行われていることを知っても
娘を奪い返したら、それで終わりってのも、
自分本位過ぎでご都合主義とも思えるが、
これだけやってもらったら、却って娘にとっては
負担になるかも、
次は彼女の結婚までのストーリーも面白いかも、
強いだけじゃなく、コミカルな面も見られそうだ。

リーアム・ニーソンがいつものイメージと全く違っていて
さすが役者だ。
タイトルの96時間というのは、誘拐された女性が
他の組織へ売り飛ばされるリミットを現わしている。

★100点満点で80点


soramove
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この映画もリュック・ベッソンの製作、
監督としては「レオン」がピークだったが、プロデューサーとしては乗っている。

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