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映画「泣く男」 それ程泣かないが、心で泣く

2014-11-10 10:09:48 | インポート
映画「泣く男」★★★★
チャン・ドンゴン、キム・ミニ、
ブライアン・ティー、キム・ジュンソン、
キム・ヒウォン出演

イ・ジョンボム 監督、
116分 2014年10月18日公開
2014,韓国,CJ Entertainment Japan
(原題/原作:No Tears for the Dead )



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「『アジョシ』のイ・ジョンボム監督の最新作。
チャン・ドンゴンを主演に迎え、
逃れられない罪を背負ったまま
任務に身を投じる孤独な殺し屋の
揺れ動く心の葛藤を描き出す。
男の熱いドラマはもちろん、
ドンゴンがアメリカ特殊部隊の
訓練に参加して体得したアクションや、
殺し屋たちの壮絶な銃撃シーンも見所。」

ぴあ映画生活 HPより


映画館でポスターを見た時
チャン・ドンゴンとは思わなかった、
イメージより体を絞って
無口な男は、イメージの「殺し屋」そのもの。



中国系マフィアの殺し屋の主人公は
仕事の最中に幼い少女を
誤って殺してしまい、
その罪から逃れようとするが
その事が彼の過去と結びつき
何とも言えない哀しい心情が描かれる。

そしてラストはお約束の
壮絶なそれは壮絶な戦いが待っていた。



もう韓国映画なのかどうか、
無国籍な感じがする、
冒頭の30分くらいを見ても
邦画は韓国映画にかなり
遅れをとってしまった感じがする。

エンタメとしての
割り切った分かりやすい演出、
見ごたえたっぷりの銃撃戦、
出来は良い。



母に捨てられた過去を持つが
それでも母との想い出の
廃業となった銭湯で
子供の頃を思い返す主人公、
感傷的すぎず、
数少ないセリフと印象的な描写で
雄弁に彼の心情を伝える、巧みな演出だ。



ラストの壮絶な銃撃戦は
物悲しくも感じる、

どうにもならない、現実
立ち向かうというより
流されるしかないのか、
出口が見えない。


いつまでも心に残る・・・とか
そういう事は無いけど、
良い作品を作ると言う
熱意が感じられ
楽しい映画体験だった



結構良い作品も目につく韓国映画
公開は限定的ながら
ここが踏ん張りどころ、
期待しつつ劇場に通いたいね。

★100点満点で80点

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