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映画「マネーボール」自分の考えを貫くことの厳しさと喜び

2011-11-27 19:09:45 | 大作映画ハリウッド系
「マネーボール」★★★☆
ブラッド・ピット、ディミトリ・マーティン、
フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト 出演

ベネット・ミラー 監督、
133分、 2011年11月11日公開
2011,アメリカ,SPE
(原題:Moneyball )







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日本では公開2週連続3位、
興行収入10億くらいか。


「ブラビが家族で来日した報道で
この映画の宣伝は完了、
でも美しいブラビを見に行った女性客は
この映画をどう感じただろうか、
実際のモデルとなったGMは
今もアスレチックスでその職に就き
日本では松井秀喜をエンゼルスから呼び寄せたことで
話題となった、
視覚的に大いに盛り上がるシーンなど
登場しないが
周囲の取り巻く状況を踏まえ決断することや
自分にとって何が大切なのか
改めて考えさせてくれる映画だった」



育て上げた主力選手を高い契約金で引き抜かれ
少ない予算でどんな補強が出来るだろうかと
ジェネラル・マネージャーの
ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は
プロのスカウト達の意見を聞くが
そのどれもが「もし予算があれば」という
空論にすぎず
ではどうしたらいいか迷っていた、
そんな時、選手を補強する話をしにいって
データ分析が得意なピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)に出会い
彼を引き抜き新しいチーム作りを始めた。


「マネーボール理論」と名付けられたそれは
1勝するために何が必要か
また優勝する為には何勝が必要で
そのためにはどんな選手が最適かを
データから割り出すことで
実績や名のある選手より
全体のバランスには欠けていても
勝つために必要な能力をもっている選手を
安い契約金で集めるというもの。


最初はうまく機能しなかったが
徐々に効果をあげて
アスレチックスはプレーオフに進出するが
惜しくもそこで敗退してしまう、
現実は映画じゃないから
最高の成績を手に入れハッピーでしたとはいかない、
けれどビリーは、その手腕を買われ
レッドソックスから巨額のオファーを受けるのだ。



何より結果にこだわるビリー
「良くやった」ではだめなのだ、
最高の勝利を掴まなければ意味は無い、
何度か繰り返される言葉

では良く頑張ったというのでは
本当にダメなのだろうか、
実生活では夢の実現や理想は
ほとんどの場合遥か遠くにあり
常に焦がれ続けてはいるけれど
手に入らないことをどこかで分かっているような
それが現実と言ってしまえばおしまいだが
それでも頑張る背中でいたい。


スポーツ選手の現役生活は短い
契約を切られて次が無く
不安な現実と向き合う選手を
良い面を見つけてチームで働いてもらうが
他の良い選手を獲得すれば
バッサリと切ってしまう冷酷さも見せるが
彼の思い描くものは最高の勝利
ならばそれは仕方のないこと。


最高額のオファーを断り
今のチームで自分の理論を実証しようと
今も奮闘する実在の人物
いかに生きるか
どう仕事と向き合うか
考えさせてくれる映画だった




★100点満点で75点


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フィリップ・シーモア・ホフマンは監督役で出演していたが
彼を起用したのはあの体格だからだろうか?
もうひとつ意味が分からなった。

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