soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ザ・ファイター 」自分の出来ることをやり遂げる人は少ない

2011-04-05 17:30:51 | 大作映画ハリウッド系
「ザ・ファイター 」★★★★
マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベイル、
エイミー・アダムス、メリッサ・レオ出演

デヴィッド・O・ラッセル監督、
110分、2011年3月26日公開
2010,アメリカ,ギャガ
(原作:原題:The Fighter )





                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい



アカデミー賞の6部門ノミネート、
クリスチャン・ベイルが助演男優賞を
メリッサ・レオは助演女優賞受賞した。
マーク・ウォールバーグはどんなに頑張っても賞に届かないのか。



「1985年にデビューし、2003年に引退するまで
数々の名勝負を残した、
ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)。
彼と彼の兄の元ボクサー、
ディッキー(クリスチャン・ベイル)の
確執や葛藤と大家族の交流を描いた、
ラストの試合はやはり盛り上がり
心を熱くさせてくれた」



ボクサーはボクシングだけに専念出来るのが理想、
けれど現実はそうはいかない、
過去の栄光に縛られる兄、
勝ち始めた主人公のマネジメントを離そうとしない母親、
大家族の姉妹たちが好き放題に
あれこれと口を出す始末。
これでは練習と試合になかなか集中できない、
恋愛もうまくいくように思えたが
なかなか大変そうだ。



彼のそんな状況を映画は一気に見せた後で
そんな状況に悩みつつも
なんとか全部をうまくやろうと
心を砕く父親と主人公をうまく引き出している。



クリスチャン・ベイルはまたまたガリガリになって、
ジャンキーなダメダメ兄貴を熱演、
自分はこういうやり過ぎなのは好きじゃないが
やはり男優賞ってこのくらいやらないと
もらえないようで、
数年前のシャーリーズ・セロンを思い出した。



実在の人物の映画化に熱を入れ
製作にも加わったマーク・ウォールバーグは
心優しいボクサーを等身大で演じていた、
でもこれじゃあ男優賞はもらえない、

そう思うとなかなか難しいものだ、
けれど自分達観客はそんなご褒美はどうでもいい、
主人公が自分の力量を自ら計り、
その中でいかにチャンスを生かすか
そんな成功の瞬間を一緒に見られたらそれで満足だ。


実在の人物を描いているので
結果を変えることはできない、
勝利で終わった映画も
現実は自分達の知るような世界戦からは
ランクが落ちるタイトルらしい、
でもだからと言って価値が下がるものではない、
誰もがそう簡単に自分の望むものを
手に入れられるわけではないと知っているから。


ことさら盛り上げるような
過剰な演出もなく
華々しさから一歩引いたような映画だったが
それが却って清々しい気分を与えた、
さあ、オレもガンバルか、
心をちょっと熱くさせてくれた
やはり映画館通いはやめられない。



★100点満点で85点

soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

エイミー・アダムスは結構いろんな役を演じている
これからも楽しみな女優だ。
2008年「魔法にかけられて」 「ダウト~あるカトリック学校で~」
2009年「サンシャイン・クリーニング」 「ナイトミュージアム2」 
「ジュリー&ジュリア」


★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか



最新の画像もっと見る