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読書と旅行と柴犬のブログ
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書籍「暗殺者グレイマン /マーク・グリーニー (著)」久し振りに時間を忘れて読んだ

2017-10-23 09:27:48 | 読書の時間
書籍「暗殺者グレイマン /マーク・グリーニー (著)」★★★★★
出版社: 早川書房 (2012/9/21)
473ページ、1.015円

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「身を隠すのが巧みで、“グレイマン
(人目につかない男)”と呼ばれる
凄腕の暗殺者ジェントリー。
CIAの特殊活動部に属していた彼は、
突然解雇され命を狙われ始めたが、
追跡を逃れて今は民間警備会社の
経営者から暗殺の仕事を受けている。
だがナイジェリアの大臣を暗殺したため、
兄の大統領が復讐を決意、
やがて様々な国の暗殺チームが
グレイマンを標的とする死のレースを開始した!
激烈な戦闘が連続する冒険アクション。」

(出版社HPより)


何か心躍る海外ミステリー作品は
ないものかと検索して
この作品が気になったので
さっそく読み始めた。
2012年文庫化なので
後追いする形だ。

ジェントリーの仕事は
民間警備会社の経営者から
極秘の暗殺指令を受け、
ほぼひとりで行い、高額の報酬を得ている、
そんな人がホントにいるなら
どこかの国の独裁者は
すでに暗殺されているだろうが
そうでもないということは
「007」も本書の主人公も
やはり空想上の人物。



そうは思っても、
後半の追い詰められ、
そんな中でもわずかな希望の光を
見出して反撃し
ボロボロになりながらも
自らの決意を貫徹する様は
なんとも心地いい。



ほぼ不可能というような
状況に何度も遭遇しながら
切り抜けるが
その状況が文字を追いながらも
頭の中でリアルに想像できる、
それほどテンポよく
翻訳もうまいんだろうな

しっかりそのスピードを維持、
狭く暗い道から
明るい道に一気に出たような爽快感を味わえる。

普通のサスペンスものの
クライマックスが
3度4度とあるので
本を読みながら
残りのページを見て
ここでこんなボロボロで
ラストまで持つのか?と心配に成る程。



ラストは少し苦い思いもあるが
新しいヒーローの誕生を
やっと読み終えた。

同じ主人公のシリーズを
既に4冊買っているので
しばらくは楽しめそうだ。

★100点満点で100点!

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