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映画「キャリー(2013」ジュリアン・ムーアのひとり勝ち

2013-11-19 08:17:37 | ミニシアター系映画
映画「キャリー(2013」★★★
クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア出演

キンバリー・ピアーズ 監督
100分、2013年11月8日より公開
2013,アメリカ,SPE
(原題/原作:CARRIE)




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原作はスティーブン・キングの同名小説。
映画化は2度目



「1976年のブライアン・デ・パルマ監督版から
37年経過し、そろそろリメイクの時期と思ったのか、
いじめられっ子の少女が、
プロムクイーンに選ばれるが
残酷ないたずらに抑圧されていた怒りを爆発させ、
会場は火の海と化す、
期待した怖さはもうひとつだったな」



寒くなってきました、
ストーブにホットカーペット
少しずつ冬仕度をしていると
こんなときは怖い映画が見たくなるってことで
「キャリー」の現代版を見てきた

昔の映画はTVでたぶん何度か見てる、
タイトルを聞いてすぐ思い浮かぶのは
頭から血をかぶってダラーッと垂れた血に驚く
キャリーの恐怖の顔。


視覚的に凄く怖いというより
心の底にうごめく訳の分からないものが
とてつもない力を秘めているかもしれないという
人間のこの割り切れない心、
もしかしたらその秘めた力が
何かの弾みで解き放たれたら・・・。

あのシシー・スペイセクの恐怖の顔と共に
ホント怖かった。


で、今回はどんなふうに現代に置き換えて
怖がらせてくれるのか
楽しみにしていた、
でも主役のクロエ・グレース・モレッツを見た瞬間、
これは違うなと感じた

可愛すぎる


うつむき加減で歩き
同級生達の虐めにあっても
不条理な出来ごとを募らせ
怒りを爆発させる、あのキャリーは
どうも彼女に重ならなかった。


ただし、この映画
本当に怖いのはキャリーじゃなく
その母演じるジュリアン・ムーアだった、

狂信的な彼女は娘の中に
何か異常なものを感じて
高圧的にキャリーを押さえつけ
常に神に祈りの言葉を捧げるのだが
キャリーの怖さは母親に乗り移ったようで
完全に母親の怖さ勝ちで勝負あり。



ラストのプロム会場のシーンは
なるほど最新の映像技術で
炎に包まれて視覚的には凄いシーンだけど

怒りに任せて全員皆殺しという
怒りの爆発じゃなく
割と人を選んで復讐しているようで
このあたりのどかこ理性的な部分も
こんじゃないだろ
怒り狂ったら、
どうにも物足りなかった。

ジュリアン・ムーアの怪演だけが
印象に残った。



★100点満点で75点


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