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「トリスタンとイゾルデ」古典的な悲恋ものを今作る意味は?

2006-11-03 18:41:56 | 大作映画ハリウッド系
「トリスタンとイゾルデ」★★★劇場にて
ジェームズ・フランコ 、ソフィア・マイルズ主演
ケヴィン・レイノルズ 監督、2006年アメリカ

ローマ帝国衰退により
群雄割拠状態のイングランドは
独立を守ったアイルランドの
強大な力の前に
属国のような扱いを受けていた。

扮装ものは余り好きではないが、
かつては戦いも随分生々しかったし、
力の勝負は単純で
分かりやすかったと認識する。

今ではボタンひとつで戦争が始まり
終わるような時代。
目に直接見えない分、甚大な被害も肌では分からない。

古典的なストーリーと
勧善懲悪な登場人物、
分かりやすい、
分かりやすいからこそ、人間の感情がストレートに
伝かつてわることもあるのだ。

今、何故この映画なのかは分からないが、
かつてはこんなふうに建国に情熱を持った時代もあったのだ。

スパイダーマンでは、単純な役のジェームズ・フランコも、
忠誠と恋の間で苦悩する、いい役をもらっている。
イゾルデ役のソフィア・マイルズは、
ふくよかな美人で視線の絡み合うシーンや
それでも自分を押さえられないところなど、
ハラハラしながら彼女の行動を目で追った。

出来はまあまあ、この一本という気合で見に行くほどの
映画じゃないが、
時間があれば見ても悪くない。

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