とんびの視点

まとはづれなことばかり

佐藤優氏から学んだ「書き抜き」、そして【2014.1.19東京新聞】より

2014年01月22日 | 雑文
「書き抜き」という手法をとることにしたのは、佐藤優氏の『読書の技法』を読んでインパクトを受けたからだ。佐藤さんは月に300冊以上の本を読む。読み方には5分の速読、30分の速読、そして精読と3種類があり、自分の興味と理解に合わせてそれらを組み合わせている。大切なところはノートに「書き抜き」する。そうやって読んでいると、半年位すると熟成された知識になるらしい。なので僕も新聞を「書き抜く」というやり方をとることにした。半年くらい経ったら、少しは知識が増えているかもしれない。(本当は新聞以外の分野もこれをやりたいのだが……)

2014.1.19㈰

【東海第二や浜岡 30㌔圏避難に2日以上 原発事故 民間団体試算 道路寸断ならさらに遅れも】
原発で重大事故が起こったとき、周辺住民をいかに早く避難させるかが重要な課題となっている。交通や環境問題に取り組む民間団体「環境経済研究所」が、バスやマイカーで原発30㌔圏外に脱出した時間を算出したところ、すべての道路が使えるとの想定でも、日本原子力発電東海第二原発(茨城県)や中部電力浜岡原発(静岡県)などでは、2日かかっても周辺住民の避難が終わらないとの結果が出た。……試算は、高速道路を含むすべての道路が地震や津波の被害を受けても通れることを前提とした。

→原発事故の場合、放射性物質の影響があるから断言できないが、災害時に車を使うのはあまりよくなさそうだ。関東大震災で死者が多かったのも、大八車に荷物を載せて人々が避難しようとしたからだと聞く。大八車で道路が渋滞し、人々の移動が滞ったのだ。江戸時代にはその当たりは徹底されていて、家事の時には手ぶらで逃げる、という意識が共有されていたらしい。近い将来に想定される首都直下型地震もそうだ。避難時に車を使うと、必ず渋滞する。結局人々は車を捨てて逃げる。車は幹線道路に並ぶ。すべてガソリンを積んでいる。一台、一台引火して、結局、火の海になる。不謹慎な言い方かもしれないが、30キロなら3時間も走れば移動できる。日ごろから足腰を鍛えておくのも必要かもしれない。自分の足で逃げれる人はそのほうがよいかもしれない。

【社説 第一次世界大戦の源泉とは】
サラエボ事件が発端となった戦争は、二重帝国とも呼ばれたオーストリア・ハンガリー帝国を支持するドイツ、イタリア側の三国同盟と、セルビア側に立ったロシア、英国、フランスの三国協商の対立を軸に、中東、中国、米国、そして日本をも巻き込む世界大戦に広がる。5年後パリで開かれた講和会議で終息するまで、死者は兵員だけで一千万人に達したとされる。
開戦に至る国際社会は、欧州をめぐる四つの超大国が黄昏を迎えた時代でした。ビクトリア女王後の大英帝国、革命前夜のロシア帝国、神聖ローマ帝国を継いだ二重帝国、そして解体寸前のオスマン・トルコ帝国です。力の空白を埋めるかのように台頭したのがプロイセンを中心とする統一ドイツでした。
第一次世界大戦の負債をドイツが完済したのは、今からほんの四年前のことです。

→この記事の書き抜きは完全に自分のノートだ。書きながら世界史の知識も断片的なままだと分かる。ただ、この記事を書き抜いても断片的な知識を上書きすることにほかならない。世界史をおさらいすること、というのが次の課題となる。そんな時間がとれるのだろうか?
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