とんびの視点

まとはづれなことばかり

オリンピック終わってた

2021年08月11日 | 雑文
オリンピックが終わっていた(という感じだ)。
結局、最初のころ、バレー部の息子たちと男子バレーを2試合ほど見ただけだ。
もともとテレビをほとんど見ない。街にも外国人や国内観戦者もいない。新聞も7月いっぱいでやめた。
オリンピックをやっているという事実は認識しているが、実際の出来事はほとんど知らないままだった。

ステイホームで、さまざまな競技をテレビで見た人のオリンピックと、私のオリンピックはかなり違う。
にもかかわらず、どちらも「それ」を「オリンピック」と同じ言葉で指し示す。
言葉が同じでも、それが指し示す意味は人によりけり。
そんな人たちが「オリンピック」という言葉で「オリンピック」を語る。
いろんな意見が出てくるのも当然だろう。

「オリンピック」への自分の意見は、自分の見ている「オリンピック」についての意見。
「オリンピック」へのあなたの意見は、あなたの見ている「オリンピック」についての意見。
「オリンピック」への賛否や意見を尋ねる前に、確認しなければならないことがある。
「あなたにとってのオリンピックとは何ですか?」と。

異なる意見が出てくるのが当然だろう。
その異なりを親和的にやり取りできるのが、よいコミュニケーションなのだろう。
誰かが「成功」「失敗」を決めて、異なる意見を許さないのは恐いことだ。

大人は和して同ぜず、小人は同じて和せず、って、論語だった気がする。
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