とんびの視点

まとはづれなことばかり

環境にやさしい

2019年04月30日 | 雑文
心が狭いのか、いろんな言葉に引っかかる。

たとえば「環境にやさしい」。

そもそも環境を汚染しているのは我らだ。
欲しいものは奪い取り、いらないものは垂れ流す。
環境が弱ってきたので、我らは「環境にやさしい」と言う。

そう言えば、殴ってからやさしくする人がいるそうだ。
お前のことを思っている、お前なしではダメだ、とか言うそうだ。
暴力的なのか、優しいのか、分裂しているのか。
我らの自己認識はいかに。

環境を擬人化して「環境にやさしい」などと言っているなら、
その失礼な言葉づかいに対して、何らかの怒りを表明されても仕方ない。

荒ぶる環境。