とんびの視点

まとはづれなことばかり

ランニングを再開する

2021年11月07日 | 走ること
11月に入り毎朝5kmのランニング(というよりはジョギング)を再開した。9月10日にモデルナワクチンの2回目を接種後、足首から下が腫れたり、痛みが出たり、内出血したり、とても大変だった。半月近くまともに歩けなかった。さらに半月ほどは痛みを感じながら、脚を引きずって歩いていた。何とか普通に歩けるようになったのが10月半ば。そこから散歩したり、20分程度の軽いジョギングを始めた。そしてやっと、今月から毎朝5キロのランニングを再開した。しかしまだちょっとした痛みは残っている。

今年は年間のランニング目標を1500kmにしていた。1ヶ月当たり125km。それほど大した距離ではない。走れない時期が続いても、埋め合わせが出来る目標だ。実際、ワクチン前には月150kmペースで走っていたので、だいぶ距離を稼いでいた。しかしワクチン後、走れない日々が続き、気持ちも落ち込み、目標は意識から遠ざかっていた。

走っていない時期が続くと、気分が落ち込み、メンタル的にやられてしまう傾向がある。最低でも週に4日、30分以上、出来れば1時間くらい走らないとダメだ。それが出来ると、心身ともにリセットされて、多少はまともな人間になれる。

ワクチン接種後、走れないことでメンタル的にも落ちていた。やる気、元気がなくなる。妙な不安感がつねにつきまとう。「まずいな、走れなければ」と思い、今年のランニング距離を計算した。1201kmだった。残り、2ヶ月で300km走れば一応、目標達成できる。単純計算で1日5km走ればよい。距離としては大したことはない。こういう時は、目標を設定して、ちょっとがんばる方がよい。走れば確実に痛みは出るだろう。でも、とりあえず走ってみることにする。多少の痛みはあっても、メンタル的には調子が良くなる。今の段階ではその方がメリットがあるだろう。

そんなわけで、1週間ほど早朝に5kmほどランニングをしている。日の出の時間が遅くなったので、走り始める時間も少し遅くなる。太陽の昇る場所が変わっていることに気付き、ちょっと驚いたりする。土手の風が冷たく乾いたものになっている。土手の草に水気がなくなり、揺れ方からしなやかさがなくなる。猫たちが少し縮こまっている。そんなひとつひとつを見ていると、自分にとって走ることが必要なのだとあらためて気付く。そういうひとつひとつが、少し自分を元気にする。足がこのまま問題ないとよいと思う。とりあえず、ランニングの再開だ。

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