今年最後の平成の名勝負

昨日は、大リーグで今シーズン最後の見納めになるシーンがありました。マリナーズのイチロー選手とレッドソックスの松坂投手の勝負です。二人の対決は、日本でもオリックス対ライオンズで何度も行われていましたが、平成の名勝負と言われるほど、注目されていました。今回は、珍しく４回も二人のガチンコ勝負がありました。

初回だけは、松坂がイチローを凡打に抑え勝ちました。しかし、２＆３回目は四球とし、４回目は直球で真ん中の低めの球を見事にバットコントロールされ２塁打とされました。結局は、イチローの２打数１安打という結果でしたが、あの４打席目がなければ松坂は８回途中で岡島に代わらず、今季初の完投を目指したことでしょう。

見事に今季１１勝目を飾った松坂ですが、イチローとの勝負には前回同様に負けたという印象をぬぐいきれません。相手を意識しすぎての四球でしょうが、結果はどうなろうと普通に２＆３回目も勝負して欲しかったです。これで、二人の勝負は来年まで見られませんので、今回の試合はしばらく消さないで残しておこうと思います。