走快エイトの気まぐれ人生

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イチローが挑む前例のない記録

2006年09月23日 18時29分28秒 | アメリカ大リーグ
昨日の大リーグで、ナショナルズのソリアーノ選手が40-40(40本塁打と40盗塁)を達成したとニュースがありました。この記録を達成したのは過去に3人だけであり、偉大なカンセコ・ボンズ・A.ロッド選手と肩を並べたことになります。しかし、イチローファンの私には、次の記録こそ凄いと思います。

それは、3割の打率・200本安打・100得点・30盗塁・球宴(オールスター)出場・ゴールドグラブ賞受賞です。イチロー選手は、これらの記録を大リーグに渡ってから5年続けており、今年も達成する可能性が濃厚なのです。(今季の打率3割は、現在の調子ならほぼ確定的であり、オフに選出されるゴールドグラブも受賞が濃厚と言えます。)

実績を積み重ねるほど高まる周囲の期待に、さすがのイチロー選手も「しんどいです」と正直な気持ちを漏らしたことがあるとか。打率は規定打数を確保すればなんとかなっても、その他の記録は多くの試合に出場しなければ不可能なものばかりです。彼が、いかに日常生活から自己管理を徹底し、試合に集中しているか、凄すぎて想像がつきません。

前例のない.300(3割)-200-100-30+αという複合連続記録に伴う栄誉と苦しさ。「それはもう、宿命ですよ。そういう意味では、自分で自分の首を絞めている。しょうがない。」と彼自身インタビューで漏らしていたそうですが、それは、彼だけが受けることが野球の神様から許された特権とでも言えるのでしょうね。


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