「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

現実を見よ

2016年11月10日 |   中3 
先月後半に実施した模擬テストのデータが戻ってきました。
予想通り、点数上位と下位の差が開いてきていて
志望校に対する合格可能性%は現状維持という感じ。
問題が難しかった分、点数は下がっている生徒が多く
定期テストを前に意気消沈する生徒がけっこういました。
どうしたら数字が上向くのか、本気で聞きに来る生徒が何人もいて
受験生の顔になったなあと頼もしく思いました。
こういう生徒はこれからどんどん伸びていくから心配していませんが
模擬テストのデータは棚に上げ、目前の定期テストもそっちのけで
ゲームに夢中な一部の生徒が非常に心配です。
点数が上に凸の二次関数のグラフのように
「緩やかに下降」が「急激に下降」に転じてきているというのに
いつまで現実逃避を続けるのか…。
手遅れにならないうちに目を覚ましてほしいんだけどなあ。

チェンジ

2016年11月09日 | 今日のお仕事 
今日は朝から寒くて天気が不安定だったのですが
とうとう昼間にアラレが降りました。
本格的に寒くなりそうなので、部屋の暖房も
エアコンからガスヒーターにチェンジ。
これでまた今年の引きこもりがち生活が始まるんだなあ。

塾の方もエアコンから石油ヒーターにチェンジしました。
エアコンだと寒いというくせに
石油ヒーターをつけたら「暑い」と言って窓を開ける生徒がいて
ちょっとイラッとしました。
テスト対策期間中はストレスのせいか気が短くなってるあ。

次のチェンジはタイヤ。
いつも初雪が降ったあと、なんだけど
今年はいつ替えようかなあ。

あきらめモード

2016年11月08日 | 今日のお仕事 
定期テストまであと約1週間。
ここへきて、戦意喪失している生徒が出始めています。
どうやら、どの教科も「範囲の内容が難しい!」というのが原因らしい。

確かに、英語1つとってみても、どの学年もページ数は多くないけど
1年は新出疑問詞3つ代名詞三単現のS
2年は第3文型第4文型不定詞
3年は関係代名詞後置修飾
と、盛りだくさん。
そもそも国語が苦手な生徒には、単語を覚えているだけでは
高得点は望めない内容になってきています。

国語はどの学年も古文が中心。
これは出題される問題のパターンが決まってくるから
ワークを繰り返しやればチャンス!と言っているのに
「昔のコトバはわからない。」と
思考停止状態になっている生徒が多くてジリジリします。
話の内容はそんなに難しくないので、かいつまんで
わかりやすく説明すると「そういう話だったの!」と
くいついてくれるんですけどね。

それにしても、中2クラスで『枕草子』と『徒然草』と『平家物語』が
ごっちゃになっている生徒がかなりいて面食らいました。
「春はあけぼの」がどの作品の中のエピソードかわからないとか
『徒然草』の作者が「琵琶法師」と言い出したりとか
かなり基本的なところでつまずいている模様。

どう考えても次回のテストの方が範囲も広くなるし難しくなるハズなので
なんとか今回のテストで踏みとどまってほしいんだけどなあ。

食べられた!?

2016年11月07日 | 今日のお仕事 
ウチの塾は月謝は月謝袋に入れて納めてもらう古典的な方式です。
消費税が5%だったときに端数が出ないような料金設定だったのですが
8%に上がったときは、すぐに10%になるとふんで
基本の金額を変えなかったので、現在は端数がえげつないことになっています。
おつりが必要な生徒が毎月何人もいるし
硬貨を入れ間違った月謝袋を持ってくる生徒もたまにいます。
そして、なにより月謝袋本体の痛みが激しい!!
それなりに強化のための工夫をしているんですが
1年間でかなりヨレヨレボロボロになります。
端数が面倒だから、キリのいい数字になるように値上げする?
という話もあったのですが、「良心的」で売っているので
なかなか踏ん切りがつかず現状です。

そんなわけで、ここ数年、ボロボロの月謝袋を渡されることは
そんなに驚くことではなかったのですが、今日はさすがに驚きました。
1人の女子生徒が申し訳なさそうに事務室にやってきて差し出したのが
上半分がセロテープで貼り合わせられ、
開け口の部分が無惨に破れている
月謝袋。
「月謝袋、新しいのをもらえますか?犬にかまれちゃって…。
あらー。さすがにコレは初めての経験。
お母さんが犬に怒ってたって言ってたけど、犬に悪気はないだろうしなあ。
美味しそうなニオイがしていたわけでもないだろうに
いったいどんな状況だったのか、ちょっと気になります。

スピードは控えめに

2016年11月06日 | 今日のお仕事 
今日は休日返上で昼間から定期テスト対策授業をしました。

授業を始めようとした先から「範囲が短くなりました!」という報告を受け
出鼻をくじかれたりもしましたが、慌ててプリントを作り直して
なんとか今日のスケジュールをつつがなく終了できました。

科目によってはテスト範囲が短いようなのですが
私が担当する英語と国語は、範囲が広いというか内容が濃くて
予定しているコマ数では一通りさらうので精一杯。
もっと時間がほしいなあ…というのが授業に出てしまっているらしく
「センセー、進むの速い!!」といくつかのクラスで言われました。
ボンヤリしている隙を与えないように
ちょっとした場面で効率よく進めただけなんだけどなあ。
効率を重視して、急かしている感じになっちゃってたかも。
生徒たちのペースも尊重しつつ、時間を有効に使う工夫をしたいと思います。

現在10日前

2016年11月05日 | 今日のお仕事 
学校は定期テスト5日前から部活動停止になるので
まだこの土日は通常通りに部活動をしているところが多いみたいです。
それを見込んで、部活を引退している中3クラス以外は
明日は夜の時間に授業を入れました。
あんまり遅くなると体力的にキツイだろうとは思うのですが
塾でしか勉強できない生徒が増えていることを考えると
背に腹は代えられない…。

というわけで、今日授業があった中1クラスで
「明日も授業をやります!」と告知したら
「えー!明日はせっかく部活がないのに~。」とガッカリされました。
部活動がないんだったら、もっと早い時間からもっと長い時間やる?
と聞いたら「遠慮します。」という返事。
そしてさっそく朝から友達と遊ぶ計画を立てているあたり
やはりまだテスト前という自覚がないんだろうなあ。
本当にギリギリ直前にならないと
スイッチが入らないというか、エンジンがかからないというか…。

お願いだから、家でも勉強してください。
塾だけじゃ、勉強時間、足らないよ?

コピー機だって休みたい

2016年11月04日 | 今日のお仕事 
今回の定期テスト対策授業の1つ目の山を土日にひかえ
プリントを作ったり、印刷したりと、忙しさもピークです。
事務室にある印刷機とコピー機はどちらもフル稼働しているため
印刷用紙もインクもすごい勢いで減っていて
消耗品を注文している事務器機屋さんがビックリしていました。
この1週間、始業から授業開始までずっと動いている感じだもんなあ。

コピー機にとっては、授業が始まってから翌日の始業時間までが安息の時間
だったはずなのに、今日は授業終了後
塾生が「ワークをコピーしてください!」とやって来て
テスト範囲のワークの全ページをコピーしようとしたため、思わぬ大仕事。
ワークを繰り返してやる!という心意気はいいんだけど
1回目はノートにやるようにっていつも言ってるのになあ。
その提案は受け入れてもらえず、かなりの量をコピーすることになりました。

とりあえず、時間的に5教科すべてはムリだったので
2教科だけコピーして、残りは次回…ということにしたけど
あんまり酷使してコピー機の機嫌が悪くならないといいなあ。
この前も、長時間使っていたら紙詰まりを起こして
どんなに探しても詰まっている紙が見つからなくて
タイヘンな目にあったからさあ…。

傘は必需品

2016年11月03日 | 今日のお仕事 
今日は祝日でしたが、定期テストが近いため、いつも通りに仕事をしました。

関東では良い天気だったらしいですが、こちらは朝から大荒れ。
急にゴロゴロ始まってバラバラと叩きつけるような雨が降ったり
そんなことがなかったかのような青空がのぞいたり。
まさに冬の先触れといった天気。
それなのに、傘も持たずに自転車で塾に来た生徒が何人もいたことに驚きました。
アンタたち、何年ここで暮らしてるのよ…。
年間雨日数が全国上位の県なのに、これからの時期は晴れる方が珍しいのに
朝から雨が降ったり止んだりしてたんだから、傘くらい持ってこい。

案の定、授業中にも雷は鳴るしバケツをひっくり返したような雨が降るし
そのたびに外を気にして大騒ぎ。
怖がっている生徒もいましたが、喜んでいた生徒の方が多かったです。
「どうしよう。チャリで帰れるかなぁ。」「傘さしても壊れるんじゃね?
「センセー、音がすごいけど、アラレ降ってるか見てきていい?
って授業中でもお構いなし。
単に騒ぎたいだけっていうのがバレバレで
それくらいには、この天気に慣れているようです。

授業終了時には、ちょうど土砂降りのど真ん中で
送迎の車に乗り込むわずかな間にずぶ濡れの生徒が多数。
気温も低いし、カゼひかないといいんだけど。

これからは、ひと雨ごとに冬が近づいてくるんだなあ。
って、もう冬なのか!1年が早すぎる!

失礼しました

2016年11月02日 | 今日のお仕事 
月が変わって、新しく塾生が増えました。
同じタイミングで似たような背格好の生徒が別のクラスに入ったのですが
つい勘違いして「佐藤さん」を「小林さん」、
「小林さん」を「佐藤さん」と逆の名字で呼んでしまいました。
他の生徒のざわめきで気づき、あわてて謝ったけど
申し訳なかったなあ。
おまけに、どちらのクラスにも「佐藤くん」と「小林くん」が別にいて
「オレのことか?」とビックリした顔をさせたのも申し訳なかった。

最近、以前よりも名前を覚えるのが遅くなってきていて
これも加齢のせいか…とガッカリしています。
生徒たちにもこれ以上ガッカリされないように
気を引き締めなくちゃなあ。

難解なポエム

2016年11月01日 |   誤・迷答!
今日の中3英語では「関係代名詞(目的格)」を学習しました。
1文あたりが長くなるし、より複雑になっているから
和訳に苦労する生徒が多いです。
だからこそ、訳し方のコツを伝授しようとしているのに
半分も聞かないうちに「わかったー!」と言って撃沈。
だから、最後まできちんと聞いてよ…。

で、今日実施した小テストより。↓↓↓ 和訳の問題です。

擬人法と倒置法を使ってる!?
なんだか詩のようですが、全く意味不明。
後ろから訳そうと努力しているのがわかるけど、
残念ながら、この英文は後ろから訳すパターンのヤツじゃない。
(正解例は「私たちが公園で会った人々はとても親切でした。」)

今回の定期テストは関係代名詞をクリアしないと
どうにもならないっていうのに…。気が重いなあ…。