「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

参加するわけない

2015年04月30日 | 今日のお仕事 
今年はなぜか休憩時間のたびに事務室に入り浸る生徒がいません。
まあ、それが普通なんでしょうけど
今までは男子生徒が入れ替わり立ち替わり用もないのに遊びに訪れていたので
今年は静かでいいわ~。

…と思ったら、最近、一部の女子生徒たちが事務室の入り口のドアの向こうから
ドアのガラス越しに覗いてくるようになりました。
一生懸命手を振ってみたり、ボスの行動を実況中継してみたり。
コチラからもバッチリ見えているのに、気づいてなさそうなのが不思議で仕方ない。
たまに目があって手を振り返したりすると「キャー!!」と大喜び。
いったい何が楽しいんだか…。

今日は1コマ目が終わって教室から事務室に向かう途中、彼女たちに
「センセー、だるまさんがころんだ一緒にやろう!」と誘われました。
やりません。

事務室に向かう私についてきて
「ねえ、やろうよ~。さっき塾長も参加してくれたよ。」なんて言うもんだから
私の前を歩いていたボスが
「参加してないし!」と反論する場面も。

「さっき『だるまさんがころんだ!』って言ったら立ち止まったじゃん。
「楽しそうに笑ってたじゃん!
という女子の口撃にタジタジとなりつつ
「君たちが立ち止まったから進めなかったんでしょ~。」と言い返していましたが
女子相手だと強く言えないボスのこと。誘われ続けたら参加しちゃうかも!?

やっぱり野球部

2015年04月29日 |   中1 
今日は祝日でしたが、フツウに仕事。
生徒たちは、部活動はあったようですが学校が休みだったためか元気いっぱい。
中1も仮入部からそろそろ本入部になったみたいで
嬉しそうに「陸上部に入りました!!」と報告してくれる生徒もいました。

中には「センセー、僕たち何部に入ったと思う?」とクイズを出してくる少年たちがいたのですが
小学生の頃から野球に打ち込んでいた上に、今週から急に丸刈りになった時点でバレバレよ。

学校にも慣れてきて、部活動も始まって、これからが本当の意味での中学生活のスタート。
体力勝負の毎日になると思うけど、部活と勉強しっかり両立してほしいな。

変われるチャンス

2015年04月28日 |   中2 
週末に、今学期最初の英単語テストがあるというので
希望者を集めて居残り自習を実施し、練習に付き合いました。
去年度の実績では、このクラスの塾生のほとんどが合格点(80点)を越えているのですが
1人だけ中1の夏から連続不合格記録を更新している生徒(A君)がいるのです。

この英単語テストは、出題範囲が50個で、出題問題が50問。
つまり、覚えた単語×2が得点という単純な仕組み。
今日学校でやったというプレテストでは、A君だけは68点だったそうですが
あとの塾生はみんな80~90点台だったようです。
なんとか100点をとりたい!と頑張っている様子が頼もしかった。

合格点突破を目指すA君も、去年とは違ってだいぶ意欲的で、かなり期待できそうな感じ。
聞くと、先に行われた漢字テストで90点をとったため
クラス替えで新しくクラスメートになった子たちに
「バカがバレてない!っていうか、頭がいいと思われてるみたい。」だから
英単語テストも高得点を取りたいのだそう。

これは是非とも協力したい!!
去年もずっとなんとかしてあげたいと思っていたのですが
本人に意欲がない上、なかなかタイミングが悪くて特別なことが何もできなかったので
なおさらコチラもやる気になりました。

自習の最後にお試しテスト50問をやってみたら堂々の90点
本人もだいぶ自信をつけたみたいだし、明日も家で練習を続けてもらって
本番で合格点を勝ち取ってほしいです。
そして、新しい友達から「頭がいい」と思われていることが
誤解ではなく真実になってくれると嬉しいなあ。

今からナーバス

2015年04月27日 |   中3 
今週後半に中3クラスの第1回目の面談を実施します。
早い生徒は次回のなので、時間と持ち物の確認をお願いしました。
すると、「ヒドイこと言われたらどうしよう!!」「志望校変えようかな…。」などと騒ぎ出す女子が。
ちょっとビビりすぎ!!

小学生クラスのときから今まで3年以上のつきあいで、三者面談も何度か経験しているんだから
どんな雰囲気かはわかってるでしょ。
模試データ1枚増えるだけだし、そんなに怖がらなくても…。というのはやっぱりムリか。

「ヒドイことなんて言いませんよ。結果が悪くても、初回は励ましますから!」と言ってなだめましたが
「でも、塾長が面談で生徒を泣かせたことがあるって…。」と
以前ボスが何気なく言った言葉をしっかり覚えていて、さらに不安を募らせている様子。

よく覚えていたなあ。
だいたい、それは泣かせたわけじゃなくて、泣いちゃったの!
思うような結果が出なくて、悔しかったり不安だったりしたのが我慢できなかったんだと思うよ~。
…などと釈明し、そんなに怖がらなくてもいいということを訴えたのですが、あんまり効果はなかったようです。
「ヤダー」「どうしよ~」と言いながら帰っていきました。

まあ、実際ヒドイ結果だった生徒が多かったから、保護者にどう納得してもらうか、
私だって憂鬱なんだけどさ。


雪国の花見

2015年04月26日 | 今日の出来事 
今日は友達と花見に行ってきました。

目的地は「上の原公園 お松の池」
すぐ近くに菖蒲園があって、そちらは去年も行ったし知っているのですが
こちらは全くのノーマーク。
「桜がキレイで人が少ない」という友達の兄情報により、初めて訪れました。
写真は「お松の池」の名前の由来が書かれた立て札です。

池にはまだたくさん雪があったし
池の周りの遊歩道もまだ雪があって通れないところがありましたが
桜は今がちょうど見頃。
しかも、お昼前に駐車場に着いたときには私たち以外に2、3組程度しか人がいなくて
落ち着いて花を見るのに絶好のスポットでした。

池中央の島へ渡る橋から駐車場を見ると…↓↓↓


雪のため池のまわり1周はできませんでしたが、少し散策してから
桜の木の下のベンチで、手作りのおにぎりを食べました。
友達と会うのが久しぶりだったこともあって、おしゃべりがはずんだなあ~。
お昼頃になると、私たちと同じように花の下で昼食を食べる人、写真を撮る人、
犬を散歩させる人(釣りをする人もいました)でにぎわってきましたが
混雑ということはなく、ちょうどいいくらいの人出だったと思います。

しばらく日光浴をしながらおしゃべり(メインはどっちだろ?)をしたあと
最近オープンしたというお菓子屋さんへ行ったり、流行りの塩パンを買いに行ったり。
塩パンを初めて食べたけど、焼きたては香ばしくて、飽きのこない味で美味しかったです。

話がはずみすぎて曲がり角を曲がり忘れるというハプニングがあったりもしましたが
それも込みで、とても楽しい1日でした。

アキです

2015年04月25日 |   誤・迷答!
中1英語は、今日で4回目の授業でした。
さすがにアルファベットや挨拶文の練習を続けるのはどうかと思うし
なんといってもネタ切れ…。 ということで本文に入りました。

生徒たちに、「学校では教科書のどのあたりをやってるの?」と聞いてみたら
まだ目次の次のページ(←本文ではない)あたりをやっているらしく
今年度も、レッスン1に入るのはゴールデンウィーク後になりそうです。

最初が肝心とはいえ、なんで導入にこんなに時間がかかっているのか
彼らにとって初めて英語を勉強するわけでもないのに…
小学校で英語を勉強したことが全く反映されていない気がして、なんかモヤっとくるんだよなあ…。

それはともかく。
レッスン1の最初のページは、英文の書き方とI am~.の文。
たいして難しくないと思うんですけど、意外と手こずりました。
まず、説明を聞かない生徒が多すぎる。

順番に説明しているのに、勝手に先走って「わかんない!とアピールする生徒なんて
まだいいほうで、「例文を見てください。」と言っているのにを見ていたり、
1番から順番にやってみましょう。」と言っているのに隣のページの3番あたりをやっていたり。
他にも、例文をマネして書くだけなのに、それができない生徒が何人もいて、一瞬途方に暮れました。

小テストもやってみたけど、こんな感じ。↓↓↓

初めて習った文法はカンペキですが、ローマ字が読めてない。

しかも、1人じゃないんです。↓↓↓


どーいうこと!?
そんなに難しくも珍しくもない名前だと思うんだけどなあ。
(ちなみに、ケンとクミは教科書登場人物です)
この調子だから、学校の先生も手こずってるのかも。


テレビっ子

2015年04月24日 | 今日のお仕事 
今日は、授業が終わってからの生徒たちの帰り支度が早かった~。
授業終了の数分前から準備を始める生徒までいました。
たぶんテレビ番組のせいだろうけど。
「寄生獣」と「ラプンツェル」、どっち目当てだったんだろうな~?

「録画してるから大丈夫~」とのんびり帰り支度をしながら
「10時からのドラマは、ほぼ毎日見てる!!」と言っていた女子がいました。
スマホやゲームに夢中な子が増えている中、こういう子は少なくなっている気がします。
しかし、勉強そっちのけという意味では同じなので、どっちにしろアタマのいたい存在です。
その時間の何割かを勉強に振り分けてくれないかなあ。

今年も苦戦中

2015年04月23日 |   誤・迷答!
小6クラスの国語では、今年度もまた
6年分の漢字を総復習できるテキストを使っています。
とりあえず、小1レベルから順番に。
まだ簡単なので、生徒たちも喜んで競い合いながら進めています。
「あわてなくていいから、字を丁寧に!しっかり問題を読んで書いてね!」
と声をかけているのですが、特に男子は競争心が強く、仲間に負けたくなくて仕事が雑。
どうしたらもう少し落ち着いて取り組んでくれるかなあ…。

丸付けしてみたら、この調子。↓↓↓
漢字の読みを書く問題です。


明らかに「ほね」に見えるんですけど?のばしますか、骨?

他にも

しろくろじゃ、意味不明なんですけど。

どちらもきっと、あわてて書いた結果で、本当は読めたと思うので、きちんと見直しをしてほしいです。

ちなみに、こんなのもありました。↓↓↓

「まる」って書きたかったんだろうけど、どう見ても「まろ」。
まあ、正しく書けても不正解ですが。
そもそも、「砲丸」を知ってるのかなあ。






まるで別人

2015年04月22日 |   中1 
今月は、春なので(?)空きコマに数学の丸付け要員として活躍中です。

数学はどの学年も教科書のはじめは計算分野なので、この時期は
手が空いている講師やバイトさんは、数学授業で丸付けの補助にかり出されるのです。

生徒たちは、私が英語・国語担当だとわかっているので
「なんでいるのー?」とか「また来たのー?」と、いちいち反応するので
そばにいって「前見て!説明ちゃんと聞きなさいよ!」と声をかけるのも仕事のうち。

今日は、ある中1クラスの数学に始めて顔を出したのですが
英語・国語の授業のときとは生徒の様子が全然違ってビックリしました。

小学生クラスのからみていた生徒で、漢字が苦手で英語が苦手で
いつも隣の子に答えを聞いたり時計を見つめていたりして最後までテキストが終わらなかった子が
ものすごいスピードで計算問題を解き、率先して次にどのページをするか質問していたのは
本当に別人かと思いました。

逆に、国語も英語も、説明も聞かずに「我先に」問題をどんどん進めていた子が
プラスとマイナスの混じった計算の初歩の問題で足踏み状態になったり
簡単な計算ミスを連発していたりしたのにも驚きました。

今までも、教科によって様子が違う生徒はけっこういましたが、極端な生徒が増えてきた印象があります。
好き嫌いが激しかったり、あきらめが早くなったりしているのかな。

1年生は、まだ中学校の授業が始まったばかり。
今までの得意不得意と関係なく、
どの教科も苦手意識を持たず積極的に進めていけるようになってくれるといいな。

全国学力テスト

2015年04月21日 |   中3 
今日は全国的に小6と中3を対象とした国語・算数(数学)・理科の学力テストが実施されました。

このような通知票の評価に含まれないテストに対する姿勢は学校によって様々で
少しでも平均点が上がるように(あるいは下げないように?)事前に基礎的な練習問題をやったという学校もあるようだし
まったく何の準備もなく、むしろどんな問題が出るのかまったく知らせないままテストに臨んだ学校もあるようです。
毎年問題が新聞発表されているのに「A問題とB問題があるらしい」という風のうわさレベルの前情報で挑ませるのも
ちょっと可哀相な気がしますが…。 彼らが日頃受けているテストとはだいぶ出題傾向が違うから戸惑っただろうなあ。
新潟県の高校入試でこの春から始まった「筆頭検査A/筆頭検査B」と対応していると勘違いしている生徒もいたし。

何の準備もなく受けた中学校の生徒に「どうだった?」と聞いたら
「通知票に関係ないって言うから、早く終わらせて寝てた」だそうです。
わからない問題、面倒くさそうな問題は全部とばしたらしい。
あからさまに寝ていると先生に注意されるので、工夫してバレないように寝てた!と自慢してくれました。

こんなふうにして受けたテストの結果は、「正確」なのか「不正確」なのか、よくわからないわ。


全国学力テスト、222万6千人が問題に臨む(読売新聞) - goo ニュース