「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

週明けが本番

2015年01月31日 | 今日のお仕事 
今日は定期テスト対策授業につき、久しぶりに8コマ授業でした。
疲れた~~。

英語の教科書は、似た意味の単語や表現が難易度と学年に関係なく出てくるので
教科書のどのあたりに出てきた単語か把握した上で
授業を進めたり生徒の質問に答えたりしているのですが
今日は3学年入れ替わり立ち替わりだったこともあり
後半の授業になってくると、だんだん混乱してしまい。
中1クラスで、まだ習っていない単語との違いを説明してポカーンとさせてしまいました。

生徒たちの方も長時間授業にお疲れ気味。
後半は「腰が痛い」だの「肩が痛い」だの、若いのに情けない…。
まあ、私も今、肩凝りと眼精疲労による頭痛のダブルパンチに苦しんでいますが
これは年のせい。

帰り際に
「もう少し家で勉強するけど、わからないところがあったら電話します!」と
宣言して帰った中1生がいました。
最後の追い込みをかけられるようなるなんて、成長したなあ。
週明けのテスト結果も楽しみですが、来年度以降もどれだけ伸びるか楽しみです。

人数半分、元気は2倍

2015年01月30日 |   小学生 
小学生クラスでは、とうとう半分近くが病欠。 そのうちの約半分がインフルエンザ。
出席しているといっても、病み上がりもいるし、ひき始めもいるしで
健康状態万全という生徒は数えるほどしかいませんでした。

しかし、さすが小学生。少しくらい咳が出ても鼻水が出ても元気いっぱい。
「こんな漢字まだ習ってない~!!」とか「10問中8問合ってた!!すごくな~い?」とか
いちいちテンションアップして、いつもより人数が少ないのに、いつも以上に騒がしかったです。

少し黙らせようという意図もあって
咳をしている生徒や大きい声を出す生徒にマスクを渡そうとしたら
「苦しいからいりません。 」と拒否。そんな~。

それにしても、これ以上病欠が増えないといいなあ。

ブーンとプーン

2015年01月29日 |   中3 
中3国語の漢字の書き取り問題での鳴くような声」というのがありました。
半数くらいの生徒が「どうだったっけ?」と困っていたので
「むしへんにブ~ンだよ。」とヒント。
だいたいの生徒が思い出せたようで「なるほど!」「学校の友達にも教えてあげたい!」と盛り上がる中
「“ブ~ン”て何?なんのこと?」と、まだ蚊帳の外にいる生徒が。

「蚊の鳴く音です。ブ~ンってうるさいでしょ。」と説明したら
「蚊は~ン”でしょ。」と言い返されました。それだとヒントにならないんだよなあ。
すると、すかさず他の生徒が
「“プ~ン”だと、なんか臭ってるみたい。蚊じゃなくてハエになりそう。」とナイスフォロー。

結局、黒板に と答えを書いて、やっとヒントの意味を理解してくれました。
「“ブ~ン”ってそれ!?ていうか『文』って『ブ~ン』て読むの!?」とだいぶパニクっていましたが。
おかげで、みんなの記憶にはしっかり残りそう。

雇われの身ですから

2015年01月28日 | 今日のお仕事 
このところ少し時間に余裕があると会議をしています。
内容は入試対策や定期テスト対策授業についてではなく
新年度のカリキュラムについて。
春のチラシの原稿締め切りが近づいているので…。

生徒数が減少しているため、ここで何か目新しいことを始めて一発逆転を狙いたいところですが
新しいことを始める若さやエネルギーが不足しているんだよなあ。
たいしたアイデアも出てこないし。

とりあえず、私は担当教科の国語と英語で
目玉になりそうなコンセプトを考えるという指令が出ました。
何に重点を置き、どんな授業をするのか。
特に「小学生クラスの英語を強化しよう」と言われてちょっと違和感を感じています。
小学生にとって英語学習の優先順位はかなり下の方だと思っているので。

「政府の方針がそういう流れなんだから!」「時勢の波に乗るべきだ!」と
押し切られましたが、どうなのなかな~。
私としては、英語でゲームをしている時間があったら
もっと本をたくさん読んで、正しい日本語を使えるようにするほうが
大事だと思うんですけどね。
書き言葉を知らない、使いこなせない子供たちが増えているのを実感しているのでなおさら。

そうはいっても商売ですので、需要にマッチしたサービスを提供できるように
さしあたっては、経営者が納得するような企画書を書くしかないんだなあ。

見張ってないとダメなんて

2015年01月27日 |   中3 
ここ数日、中3クラスの男子3人が「空いている教室で自習させてくれ」というので
授業の都合で監督や質疑応答はできないけど、それでよければ、と開放していました。

今日、たまたま別クラスの自習監督中に、気になったので様子を見に行ったら
サボってました。
1人は近くの自販機までジュースを買いに行って不在。しかし机の上には閉じられた問題集の上に携帯ゲーム機が。
もう1人は理科の教科書と社会の問題集とその別冊解答すべて表紙を閉じた状態で3冊並べたまま微動だにせず。
残りの1人はかろうじて数学のワークと格闘していましたが、10分後にもう一度見に行ったときも
同じ問題と闘っているあたり…。
これが、(いちおう)自習を始めて2時間後の姿。入試本番まであと40日だというのに、これ。

以前から集中力がなく、それゆえ成績もよくなくて志望校のボーダーラインを割っている生徒たちだったので
こういう事態を想定しつつも、「自宅では勉強できない」という訴えに耳を傾け教室を提供したのにな。
がっかりしました。

勉強しに来た割には、今やるべき問題集やプリントを持ってきていなかったり
持ってきていても全く手がつけられていなかったり。
そのくせ「夕飯用」の菓子パンとジュースは必要以上にしっかり用意しているという。

「家にいるとおうちのひとがウルサイから逃げてきただけなんでしょ。」と言ったら
「その通りです。」とあっさり認めていました。
逃げてきたっていいけど、塾に来たからには、ちゃんと勉強してよね。
そもそも、なんで周りの大人がそろって「勉強しろ」って言うかわかってる?
このままだと合格できないからです!
そして、合格できなくて困るのは私たち大人ではなく、アナタなんですからね!
…と言ってやりましたが、きっと変わらないんだろうな~。
ひょっとしたら、これでも彼らにとっては最大限に頑張っている姿なのかもしれない…。

とりあえず、彼らに対する自習用教室の開放はとりやめになりました。
自習監督(見張り)がいないと勉強できないなんて、受験生として情けない。

波除神社

2015年01月26日 | 今日の出来事 
昨日の続きです。

今回の観劇ついでの御朱印巡りは、築地の波除神社
こちらには、鳥居をくぐってすぐ左右に大きな獅子頭が拝殿に鎮座していて迫力がありました。

厄除天井大獅子


お歯黒獅子

それから「すし塚」「海老塚」「活魚塚」「玉子塚」などもありました。
築地という場所ならではという感じ。

トップの写真は左馬(ヒダリウマ)の絵馬です。
神社に掛けるのではなく、自宅に置く絵馬なのだそうです。
字面がよくて、つい購入してしまいました。
金運がアップするといいなあ。

御朱印はコチラ。

右上に小さな獅子の印が押されています。
これより一回り大きいサイズの印が絵馬を入れてもらった袋にも押されていて
「厄除天井井獅子」と印字されていました。

そして観劇後、帰りがけについ目にしてしまって買ってしまったドーナツ。

バレンタインフェア中ということでハート型のドーナツ2種類ゲット。
もう1つは抹茶オールドファッション。
ドーナツはオールドファッションがいちばん好きなので。
すみからすみまで鮮やかな緑でした。
ハート型の方は、温めると中のチョコがとろけるフォンダンショコラ。
ちなみに「ベルギー産クーベルチョコ入りのビタークリームチョコ」だそうです。
おいしかった!
観劇帰りにドーナツを買うのもクセになりそうだわ。

『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』

2015年01月25日 | 今日の1作 
今日は、今年1つ目の観劇のため上京。
『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』を観てきました。

以下、多少ネタバレありの感想です。

雪深い貸別荘を訪れた2組の夫婦(藤沢夫妻/榊夫妻)が
あるきっかけから貸別荘オーナー夫婦とバイト君を巻き込んで
「結婚相手はこの人でよかったのか?」「この人と今後も結婚生活を続けていくのか?」
と悩んで結論を出すという内容のコメディ。
(まあ、結論は題名を見ればバレバレな気がしますが。

とにかく、気弱な榊(夫)を演じる勝村政信さんの
セリフが多い上に、早口で一気に言うところがある上に、動きもスゴイ!
勢い余ってステージから3回は落ちたし、1回靴が飛んだ!!
(靴を拾って履き直すまでの「少し時間をください。」はさすがにアドリブだろうと思う

それから、気弱な藤沢(妻)を演じるミムラさんも、いろんな意味で怖くてすごかった!!
彼女の趣味である「気持ち悪いモノ画像コレクション」の中の「デコ弁」のインパクトが強烈。
写真を撮るために1度は本当に作ったんだろうけど、撮影後は食べたのかなー。
なんか食べたら呪われそうなデコ弁でした。

ばばりょ(馬場良馬さん)目当ての観劇だったのですが
予想通り、出番はそんなになかったです。
でも、ずっと舞台端に待機していたので、背筋まっすぐの美しい姿勢や
舞台中央で繰り広げられるアクシデントに笑いをこらえる姿が見られました。

そんなばばりょの見せ場は、やはりバク転?
最初のはちょっと危なっかしくてヒヤッとしたけど(手首を痛がっていたし)
後方でんぐり返しはちょっと可愛かったし(あんなに背が高くていい年した男性なのに)
残りはしっかり決まってた…かな。
出演メンバーの中ではいちばんの若手だし役も「バイト」ということで
とても初々しい感じでした。
最後の方で「妖怪アクロバティック(!!)」に絡まれている(襲われている?)ところは
なかなかシュールでした。こっちの方が見せ場かも。

テンポが良くて、細かいギャグや時事ネタが随所に入っていて
最初から最後までずいぶん笑いましが、最後の方はジーンとくる場面もあり。
大いに笑って、泣かされたという感じで、既婚者向けの内容とはいえ、とても楽しめました。
私にとっては未知の世界だけど、夫婦ってそういうものなのね。

公演はこの後さまざまな都市で2月11日まで上演されます。詳しくはこちら

そして、観劇記念のパンフがこちら。↓↓↓

右は、同じ場所で販売されていたばばりょのDVD。
通販してくれないかな~と思っていたものだったので、思いがけず買えてラッキーでした。

そして、今回の観劇ついでの御朱印は…(次記事に続く)

遅刻ゼロ

2015年01月24日 | 今日のお仕事 
今日は定期テスト対策授業につき、いつもよりも少し早い時間から授業スタート。
あんまりいい天気だし、道路の雪はほぼ消えたので
調子に乗って完全防水のブーツではなく靴で出勤したら、帰りは雪。
いくら暖冬とはいえ、雪国の1月をなめたらいかんなあ。

いつも遅刻者が多いクラスで、前回の授業終わりに
「時間通りに来ている人のジャマになるので
 次回は開始時間過ぎたら教室の鍵をかけるかも。
 もしそうなったら、遅れた人は次の休憩時間に入室してね。」
と伝えたら、今日は遅刻者ゼロでした。
やればできるじゃな~い。

「鍵をかける」というのはちょっとやり過ぎの気もしますが
脅しではなくボスはかなり本気でした。
実際は全員時間通り着席したので鍵をかけずにすんだわけですが。

結局、「自分1人くらいならいいだろう」「数分くらいならいいだろう」
「自分たちはお客なんだし、本気で怒られたりしないだろう」という甘えなんだよな。
社会に出たら、そんな甘えは通用しない!というか、そもそも入試本番には通用しない!

甘やかされて育っているのが顕著だからこそ、甘やかす必要のないところでは
ビシッと厳格でありたいと思います。それが彼らのためでもあると思うので。
甘やかす方がラクだし、波風立たせない方がラクなんだけどね~。

成長見守り中

2015年01月23日 | 今日のお仕事 
定期テストが近づいているため、今週はずっと残業続き。 来週も毎日残業の予定…。
それでも、今回は各中学校でテスト日程が少しずつずれていたり
中3だけ別日程の中学校があったりするので、日曜日だけはなんとか休めそうです。

残業の内容は主に居残り自習の監督なのですが
春の頃に比べると、個人差があるにしろ、どの生徒もだいぶ(それなりに?)集中力がついてきたなあと思います。
中1クラスでも夜10時過ぎても睡魔と戦う生徒がほとんどいなくなったし
5分や10分で飽きて別の教科に変えようとする生徒もかなり少なくなったし
わからないところを積極的に質問する生徒も以前より増えました。

外見だけでなく、中身もどんどん成長していく様子を、こんなに近くで実感を持って見守ることができるなんて
なんだか役得な仕事だなあと改めて感じています。
たどたどしくアルファベットを書いていたのが、今では進行形だの過去形だのを書けるようになるんだもんなあ…。

ここ数年、いつもこの時期になると
「来年の中3は今年の中3と違って手がかかりそうだから覚悟しとかないと!」と思います。
「今年の3年は手がかかったけど、来年の3年は優秀だから安心。」なんてことは滅多にありません。
結局、どんなにヒドイ!と思った学年も、「少なくとも来年の中3もこのくらいのレベルにはなってほしい」という
レベルに到達しているわけで、こちらの想像以上に立派に成長しているんだよな。

短期間で結果を出すことを求められる仕事ゆえに
マイペースな生徒たちにイライラしたりカリカリしたりすることが多いですが
マイペースなりに成長しているということを心に留めて、長い目で見ることも必要だなと思いました。

第1号

2015年01月22日 | 今日のお仕事 
私立高校の専願・併願の合格発表が終わり、当塾でも合格者1号が出ました。
専願の生徒は晴れて卒塾となります。
試験前日まで不安げで言葉も少なかった生徒が、電話口での合格報告は
ものすごくしっかりした声でトーンも明るくて、こちらも嬉しくなりました。
他の生徒も、ぜひこれに続いてほしいです。

さて、今日は定期テスト対策授業の準備の合間に今後のスケジュール確認会議をしました。
このあと、私立高校の2月入試、高専、県立高校…と続くわけですが
入試対策授業の内容とコマ数をはじめ、特別特訓や最後の模擬テスト&面談をいつするか
など、残り時間にどれだけのことをするのか細かい予定をつめていきました。
今年度は入試制度が変わって、推薦入試がなくなったため最後まで生徒数が減らないし
2日目に独自試験が行われるしで、どれだけきめ細かい指導ができるのか…
不安な点がなくもないですが、とにかく早めに準備をして、空きコマを最大限活用して
出来る限りのことをしよう、ということで話がまとまりました。

まあ、ボスのアタマの中は、入試対策授業はさておき
すでに春のチラシの構想でいっぱいのようでしたが。
チラシにでっかく「全員合格」と書けるといいなあ。